このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
スーツ

『あの長さ』のネクタイはビジネスシーンにふさわしくないってほんと!?実は知らない【ネクタイの適切な長さ】とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年10月21日

日頃スーツを着用している方であれば、ネクタイも合わせて着用するのが一般的である。スーツを着用した際の印象を決めるのは、スーツやネクタイの色柄だと思うかもしれない。しかし、ネクタイの長さも、スーツスタイルの印象を決める重要な部分になることをご存じだろうか。本記事では、ネクタイの長さにスポットを当て、ネクタイが長いときの対処法などについて、詳しく解説する。

  

1. ネクタイの適切な長さ

ネクタイ
はじめに、ネクタイの適切な長さから確認していこう。オシャレなスーツスタイルを目指すことにおいて、高級なスーツを着用したり、きれいに磨かれた革靴を履いたりすることに、こだわる方は少なくないだろう。しかしいくらアイテム選びが完璧でも、不自然に長いネクタイを着用していると、それだけでコーデ全体のバランスが崩れ、印象が悪くなってしまうものだ。自分の身長に合ったネクタイの長さを知ることは、オシャレなスーツスタイルの基本といえるだろう。

身長とネクタイの長さの目安

身長とネクタイの長さの目安は、以下の通り。
  • 身長165cmなら、ネクタイの長さは140~145cm程度
  • 身長170cmなら、ネクタイの長さは145~155cm程度
  • 身長175cmなら、ネクタイの長さは155~165cm程度
  • 身長180~185cmなら、ネクタイの長さは160~170cm程度
このように、高身長になるほど長いネクタイを選ぶことで、バランスが合うことがわかる。ただし、首まわりのサイズなどにより個人差が出るため、あくまで目安として捉えておこう。

2. ネクタイの長さが与える印象

ネクタイ
続いて、ネクタイの長さが与える印象も知っておきたい。ネクタイが長い場合と、短い場合それぞれが与える印象について、解説していこう。

ネクタイが長い場合

ネクタイが長い場合、剣先がベルトのバックルの下までかかってしまうため、相手にだらしなく見えてしまい、与える印象が悪くなってしまう。また、ほかのデメリットとして、ネクタイが長いと、食事の際に料理と接触しやすく、汚れの原因を作りやすくなってしまうことも挙げられる。

ネクタイが短い場合

ネクタイが短い場合、ラフな雰囲気が強調されてしまう点が特徴。カジュアルシーンには合うものの、かっちりとしたネクタイの着用が求められる、ビジネスシーンにはふさわしくないといえる。また、剣先がベルトのバックルまで届かないことから、太っていなくてもお腹が出ているように見えたりと、相手にどこか窮屈な印象を与えてしまうこともある。

3. ネクタイを丁度よい長さに結ぶコツ

ネクタイ
ここまでの解説で、長いネクタイには使い道がないのかというと、実は上手に活用する方法はある。本項では、ネクタイを丁度よい長さに結ぶコツを紹介していこう。

その1.裏にある縫い目を目安にする

長いネクタイを丁度よく調整するには、ネクタイの裏の縫い目を活用するのがおすすめ。ネクタイの裏地にある、生地をつないだ縫い目は、実は丁度よい長さで結ぶ基準として使えることを、知ってもらいたい。まずネクタイを首にかけ、シャツの第3ボタンと第4ボタンの間に裏地の縫い目を持ってくる。この場所でネクタイを結ぶだけで、丁度よい長さに調整できるのだ。ただし、ネクタイのデザインによっては、縫い目が隠れている種類もあるので、注意しておこう。

その2.大剣側を2倍くらい長めにする

ネクタイを結ぶ際の目安としては、大剣がベルトのバックルに、半分程度かかるくらいの長さに調整してから結んでいけば、上手くいきやすい。しかし長時間ネクタイを着用しているうちに、小剣が長くなってしまい、時間が経つごとに見た目のバランスが悪くなってしまうことも。
そんなときの対策法として、ネクタイを首にかけて結ぶ際に、小剣よりも大剣の長さが2倍くらい長くなるように調整すれば、長さのバランスがよくなりやすい。長いネクタイといわれるのは、大剣の長さが決め手となるので、しっかり意識しておきたいポイントだ。

4. 長いネクタイを調整できる結び方

ネクタイ
最後に、長いネクタイを調整できる結び方を、2パターン紹介する。長いネクタイの場合、一般的な結び方では、なかなか上手に長さを調整できないこともある。ネクタイの結び方のバリエーションを知り、シーンに応じて応用してみてほしい。

その1.ダブルノット

ダブルノットは、結び目にボリュームが出ることが特徴だ。とくにフォーマルシーンにおすすめの結び方であり、冠婚葬祭をはじめ、重要なプレゼンや商談時にも取り入れられることが多い。結び方は以下の通り。
  • ネクタイの大剣が上、小剣が下になるようにクロスさせる。
  • そのまま大剣を小剣のまわりで2周させる。
  • 大剣を喉元から通したら、ループになった部分に通す。
  • 結び目の形を整え、小剣を引いて結び目を上げたら完成。

その2.セミウィンザーノット

セミウィンザーノットは、左右対称の三角形に近い結び目が特徴だ。あらゆるシャツの襟型と相性がよく、とくにビジネスシーンにぴったりである。結び方は以下の通り。
  • ネクタイの大剣が上、小剣が下になるようにクロスさせたら、大剣を後ろから前に通す。
  • 大剣を小剣の前に横切らせ、反対側に持ってくる。
  • 大剣を喉元から通したら、ループになった部分に通す。
  • 結び目のくぼみを三角形に整え、小剣を引いて結び目を上げたら完成。

結論

これまで日々のスーツスタイルにおいて、ネクタイの長さはあまり意識していなかった方もいるだろうが、実は長いネクタイでは、相手によい印象は与えられないことが多い。自分に合った長さのネクタイを揃えるのがベターだが、もし手持ちに長いネクタイしかなくても、結び方次第で十分対策はできる。デキる男性をアピールするためにも、ネクタイの長さには気をつけておこう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2022年10月21日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧