- 身長165cmなら、ネクタイの長さは140~145cm程度
- 身長170cmなら、ネクタイの長さは145~155cm程度
- 身長175cmなら、ネクタイの長さは155~165cm程度
- 身長180~185cmなら、ネクタイの長さは160~170cm程度
- ネクタイの大剣が上、小剣が下になるようにクロスさせる。
- そのまま大剣を小剣のまわりで2周させる。
- 大剣を喉元から通したら、ループになった部分に通す。
- 結び目の形を整え、小剣を引いて結び目を上げたら完成。
- ネクタイの大剣が上、小剣が下になるようにクロスさせたら、大剣を後ろから前に通す。
- 大剣を小剣の前に横切らせ、反対側に持ってくる。
- 大剣を喉元から通したら、ループになった部分に通す。
- 結び目のくぼみを三角形に整え、小剣を引いて結び目を上げたら完成。
1. ネクタイの適切な長さ
はじめに、ネクタイの適切な長さから確認していこう。オシャレなスーツスタイルを目指すことにおいて、高級なスーツを着用したり、きれいに磨かれた革靴を履いたりすることに、こだわる方は少なくないだろう。しかしいくらアイテム選びが完璧でも、不自然に長いネクタイを着用していると、それだけでコーデ全体のバランスが崩れ、印象が悪くなってしまうものだ。自分の身長に合ったネクタイの長さを知ることは、オシャレなスーツスタイルの基本といえるだろう。
身長とネクタイの長さの目安
身長とネクタイの長さの目安は、以下の通り。
このように、高身長になるほど長いネクタイを選ぶことで、バランスが合うことがわかる。ただし、首まわりのサイズなどにより個人差が出るため、あくまで目安として捉えておこう。
2. ネクタイの長さが与える印象
続いて、ネクタイの長さが与える印象も知っておきたい。ネクタイが長い場合と、短い場合それぞれが与える印象について、解説していこう。
ネクタイが長い場合
ネクタイが長い場合、剣先がベルトのバックルの下までかかってしまうため、相手にだらしなく見えてしまい、与える印象が悪くなってしまう。また、ほかのデメリットとして、ネクタイが長いと、食事の際に料理と接触しやすく、汚れの原因を作りやすくなってしまうことも挙げられる。
ネクタイが短い場合
ネクタイが短い場合、ラフな雰囲気が強調されてしまう点が特徴。カジュアルシーンには合うものの、かっちりとしたネクタイの着用が求められる、ビジネスシーンにはふさわしくないといえる。また、剣先がベルトのバックルまで届かないことから、太っていなくてもお腹が出ているように見えたりと、相手にどこか窮屈な印象を与えてしまうこともある。
3. ネクタイを丁度よい長さに結ぶコツ
ここまでの解説で、長いネクタイには使い道がないのかというと、実は上手に活用する方法はある。本項では、ネクタイを丁度よい長さに結ぶコツを紹介していこう。
その1.裏にある縫い目を目安にする
長いネクタイを丁度よく調整するには、ネクタイの裏の縫い目を活用するのがおすすめ。ネクタイの裏地にある、生地をつないだ縫い目は、実は丁度よい長さで結ぶ基準として使えることを、知ってもらいたい。まずネクタイを首にかけ、シャツの第3ボタンと第4ボタンの間に裏地の縫い目を持ってくる。この場所でネクタイを結ぶだけで、丁度よい長さに調整できるのだ。ただし、ネクタイのデザインによっては、縫い目が隠れている種類もあるので、注意しておこう。
その2.大剣側を2倍くらい長めにする
ネクタイを結ぶ際の目安としては、大剣がベルトのバックルに、半分程度かかるくらいの長さに調整してから結んでいけば、上手くいきやすい。しかし長時間ネクタイを着用しているうちに、小剣が長くなってしまい、時間が経つごとに見た目のバランスが悪くなってしまうことも。
そんなときの対策法として、ネクタイを首にかけて結ぶ際に、小剣よりも大剣の長さが2倍くらい長くなるように調整すれば、長さのバランスがよくなりやすい。長いネクタイといわれるのは、大剣の長さが決め手となるので、しっかり意識しておきたいポイントだ。
4. 長いネクタイを調整できる結び方
最後に、長いネクタイを調整できる結び方を、2パターン紹介する。長いネクタイの場合、一般的な結び方では、なかなか上手に長さを調整できないこともある。ネクタイの結び方のバリエーションを知り、シーンに応じて応用してみてほしい。
その1.ダブルノット
ダブルノットは、結び目にボリュームが出ることが特徴だ。とくにフォーマルシーンにおすすめの結び方であり、冠婚葬祭をはじめ、重要なプレゼンや商談時にも取り入れられることが多い。結び方は以下の通り。
その2.セミウィンザーノット
セミウィンザーノットは、左右対称の三角形に近い結び目が特徴だ。あらゆるシャツの襟型と相性がよく、とくにビジネスシーンにぴったりである。結び方は以下の通り。
結論
これまで日々のスーツスタイルにおいて、ネクタイの長さはあまり意識していなかった方もいるだろうが、実は長いネクタイでは、相手によい印象は与えられないことが多い。自分に合った長さのネクタイを揃えるのがベターだが、もし手持ちに長いネクタイしかなくても、結び方次第で十分対策はできる。デキる男性をアピールするためにも、ネクタイの長さには気をつけておこう。