目次
- あぐらをかいた状態で座る。
- 左右の足の裏をあわせ、背筋を伸ばす。
- 息を吐きながら、上半身を前に倒していく。背筋はまっすぐに伸ばしたままにしよう。
- 両手で膝を下に押し込み、さらに筋肉を伸ばす。
- 両手を頭の上に伸ばした状態で、仰向けになる。
- 手と足が上下に引っ張られるようなイメージで、全身をストレッチする。
- 30秒キープする。
- 仰向けになる。
- 両手と両足を天井に向かって持ち上げる。
- 両手と両足をぶらぶらと揺らす。力を抜き、ゆったりと筋肉をほぐすイメージで行う。
1. 睡眠とダイエットの関係性

ダイエット中は、食事や運動へ意識を向ける方が多いだろう。しかし、睡眠も食事や運動と同様にダイエットの重要なポイントである。
なぜなら、睡眠時間が不足すると食欲が増すといわれているからだ。睡眠時間が減ると食欲を抑制するホルモンの分泌が抑えられ、逆に食欲を増進させるホルモンの分泌を高めるという研究結果がある。そのため、睡眠が十分にとれていないと、ダイエットによくない影響があると考えられているのだ。ダイエットをしたい方は、食事や運動とあわせて睡眠の質にも気を配ってほしい。
2. ストレッチは睡眠の質アップに役立つ?

一般的に、夜寝る前にストレッチを行うと眠りにつきやすくなるといわれている。ストレッチを行うことで、日中に緊張した身体をほぐし、血流を促す効果が期待できるからだ。また、深く呼吸をくり返しながら身体を伸ばすと、ゆったりした気分になれるだろう。頑張って身体を動かすと逆に目が覚めてしまうので、自分のペースでストレッチをしてほしい。
3. ダイエットにも役立つ夜用のストレッチ

ここでは、ダイエットをしたい方におすすめな夜ストレッチのメニューを紹介していこう。リラックスした状態で、ゆったりと身体を動かしてほしい。無理に筋肉を伸ばそうとすると逆効果になるので、気持ちよく感じる程度の力加減を意識しよう。また、部屋の照明は暗めに設定し、スマホやパソコンの明るい画面は見ないことをおすすめする。
その1.股関節のストレッチ
股関節を伸ばすストレッチだ。座っている時間が長いと股関節の筋肉が硬くなりやすいといわれているので、デスクワークの方におすすめである。
その2.背伸びのストレッチ
全身をゆったりと伸ばせる背伸びのストレッチである。寝転んだ状態で行えるので、夜寝る前に行うストレッチにぴったりだ。
その3.手足の力を抜くストレッチ
手足をぶらぶらと動かし、脱力させるストレッチだ。手足の力を抜いて、身体の緊張をほぐそう。
4. ストレッチを行う際のポイント

夜ストレッチをするときに気をつけてほしいことがいくつかある。ストレッチを行う際に意識すべきポイントを紹介していこう。また、これらの注意点は、日中行うストレッチにも共通するものである。
その1.反動をつけないで行う
ストレッチの動作は、反動をつけないで行う。反動をつけて急に体を動かすと、反射的に筋肉が収縮して、十分なストレッチ効果が得られないからだ。さらに、筋肉を傷つけてしまう可能性もあるので注意しよう。ストレッチをするときは、伸ばす筋肉を意識しながら、ゆっくりと身体を動かしてほしい。
その2.呼吸を止めないで行う
ストレッチをしていると、思わず呼吸を止めそうになるだろう。しかし、呼吸を止めると筋肉が収縮して、十分なストレッチ効果が得られなくなってしまう。そのため、ストレッチの動作中は自然な呼吸を意識しよう。
その3.気持ちいい範囲で行う
ストレッチは気持ちいいと感じる範囲で行ってほしい。強い痛みを感じるほど筋肉を伸ばすと筋繊維を傷める可能性があるからである。ストレッチの効果も得にくくなるため、ゆったりと無理のない範囲で筋肉を伸ばそう。
結論
寝る前に行う夜ストレッチは、ダイエットをしたい方におすすめだ。身体と心をリラックスモードに切り替えるイメージで、ゆったりと筋肉を伸ばしていこう。また、動作中は決して無理をせず、自然な呼吸を繰り返しながらストレッチするとよい。今回は簡単に行えるものを紹介したので、ダイエットをしたい方はぜひ参考にしてほしい。食事や運動の管理とあわせて夜ストレッチを行って、より健やかな毎日を目指そう。