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シャツの襟のデザインを解説!選ぶ時のポイントやお手入れのコツも!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年10月26日

シャツは色や柄といったデザインだけではなく、襟のデザインもバリュエーションが豊富であることをご存知だろうか。シャツの襟が変わると、シャツを着ている人の印象も大きく異なる。本記事では、シャツ襟のデザインごとに異なる特徴やシーン別の襟の選び方、襟のお手入れ方法までじっくりと解説していこう。

  

1. シャツの襟のデザイン

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はじめに、シャツの襟のデザインにはどのような種類があるのか、代表的なものをいくつか紹介する。デザインの特徴や、与える印象などについて、理解を深めておこう。

その1.レギュラーカラー

レギュラーカラーとは、シャツの襟のなかでも、最も一般的なデザインである。襟の開きの角度は65度が標準だが、その年のトレンドなどにより多少の変化はある。ビジネスシーンをはじめ、冠婚葬祭などのフォーマルシーンでも、レギュラーカラーが基本となる。

その2.ワイドカラー

ワイドカラーとは、大きく広がった襟のデザインが特徴で、襟の開きの角度は100~140度あたりとなっている。Vゾーンをすっきりとした印象にさせ、力強さもアピールできる。ネクタイの結び目を大きくすると、より見た目がよい。ビジネスシーンに限らず、フォーマルシーンやカジュアルシーンでも使えるなど、幅広く着用できる。

その3.ボタンダウンカラー

ボタンダウンカラーとは、襟の先端にボタンが付いており、身頃に留められるようになった形が特徴だ。ノーネクタイスタイルでも襟の形を美しく保てるので、クールビズなどでも人気が高い。ただし、ややカジュアルな印象を与えるデザインのため、冠婚葬祭など格式高い場面には向かないので注意したい。

その4.ホリゾンタルワイドカラー

ホリゾンタルワイドカラーとは、水平という意味を持つように、襟の開きの角度がほぼ180度になっている。ネクタイを目立たせる効果があり、ジャケットレスのコーデでも、全体をすっきりと見せられることが特徴だ。

その5.ナローショートカラー

ナローショートカラーとは、別称ではショートポイントカラーとも呼ばれるデザインで、一般的なシャツに比べ、襟の長さが短いことが特徴だ。着こなしに軽快な印象を与え、カジュアルシーンとも好相性である。

その6.クレリックカラー

クレリックカラーとは、シャツの襟と袖部分のみ白の無地で、身頃が色付きの無地や、ストライプ柄になったデザインが特徴だ。襟と袖の白がドレッシーな印象を与え、上品でクラシカルな雰囲気を演出できる。

その7.その他のカラー

襟のデザインは、ここまで紹介した種類だけでなく、ほかにもバラエティ豊かなデザインがある。こちらも含めて頭に入れておこう。
  • セミワイドカラー / レギュラーカラーとワイドカラーの中間的な位置付けのデザインで、襟の開きの角度は90度前後。とくにビジネスシーンで着用される。
  • ウィングカラー / 襟が立ち上がり、先端が鳥の羽のように折り返されたデザインが特徴。主にフォーマルシーンで着用される。
  • ラウンドカラー / 襟の先端が尖っておらず、丸くなった形が特徴。カジュアル向きで、全体的にやわらかい印象を与える。

2. シーン別のシャツの襟の選び方

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続いて、シーン別のシャツの襟の選び方について解説する。ビジネス・ビジネスカジュアル・フォーマルそれぞれにふさわしい、シャツの襟の種類を確認していこう。

その1.ビジネスシーン

ビジネスシーンでは、主にネクタイを着用するため、定番のレギュラーカラーやワイドカラーと好相性だ。これらのシャツの襟は、ジャケットやネクタイの種類を選ばないので、コーデも簡単に行えることが特徴。着回すことも考えて、複数枚揃えておけば便利だろう。

その2.ビジネスカジュアル

ビジネスカジュアルでは、ノーネクタイのスタイルという人も多いのではないだろうか。だからこそネクタイを着用していなくても、シャツの襟の形が崩れにくい種類を選ぶのがベター。ボタンダウンカラーや、ホリゾンタルワイドカラーがおすすめだ。

その3.フォーマルシーン

冠婚葬祭などのフォーマルシーンでは、白の無地のレギュラーカラーや、ワイドカラーが基本である。ボタンダウンカラーなどの、カジュアルなシャツの襟は、マナー違反になる場合もあるので注意したい。

3. シャツの襟のおすすめお手入れ方法

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最後に、シャツの襟のおすすめお手入れ方法を、簡単な汚れと頑固な汚れのふたつのパターンに分け紹介する。シャツの襟汚れに悩んでいる方は、参考にしてもらいたい。

その1.簡単な汚れの落とし方

軽い黄ばみや黒ずみといった、簡単な汚れを落とすには、食器用洗剤がおすすめ。皮脂とはつまり脂汚れなので、食器用洗剤は高い効果に期待できるのだ。まず、汚れが気になる部分を軽く濡らし、食器用洗剤をぬり込んだら、古くなった歯ブラシなどを使って、繊維に洗剤をなじませていく。汚れが落ちたら一度すすぎを行い、あとは普段通りに洗濯すればOKだ。
この方法で落ちない場合は、酸素系漂白剤を使うのもアリ。酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かし、シャツを30分程度浸しておく。すると皮脂の汚れが浮き出し、落ちやすい状態になるので、そのまま洗濯すれば完了だ。冷水では皮脂が落ちにくいので、必ずぬるま湯を使うことを忘れずに。

その2.頑固な汚れの落とし方

上記の方法では落ちないほどの、頑固な汚れを落とすには、セスキ炭酸ソーダを混ぜた水溶液を汚れに吹きかけたり、重曹やクエン酸を使って汚れを浮かせる方法もある。
また、酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かし、そこに重曹を混ぜたものを、直接汚れにぬり込む方法もおすすめ。ぬり込んだらスチームアイロンをあて、汚れが落ちたことを確認できたら、そのまま洗濯すれば完了だ。ただし、この方法は色落ちの可能性があるため、色柄の入ったシャツではなく、必ず白の無地のシャツで行うようにしたい。

結論

これまでシャツ選びにおいて、襟のデザインまでは、あまり気にしていなかった方は少なくないだろう。しかし実際は、襟もコーデの印象を決める重要な部分であることを、知ってもらった。着用シーンにふさわしいシャツの襟を選び、さりげないオシャレのアクセントを楽しんでもらいたい。
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  • 更新日:

    2022年10月26日

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