目次
1. そもそもスニーカーとは?

スニーカーとは、底がゴム素材で作られている運動靴の総称だ。足の甲を覆うアッパー部分には、革やキャンバスなど、さまざまな素材が使用されている。
スニーカーの語源は、こっそり歩くことを指すSneakだといわれている。1916年に発売された商品に、足音が立ちにくく、静かに歩ける靴としてスニーカーと名付けられたことがはじまりだ。
スニーカーについての定義は詳しく決まっていないため、ソールの厚みやデザイン、丈などは商品によってさまざまだ。そのため、自分が好きな種類は、スニーカーの中でもどのタイプなのかを知っておくと、商品選びがしやすくなるだろう。
2. 代表的なスニーカーの種類

ここからは、代表的なスニーカーの種類を5つ見ていこう。それぞれの特徴や向いているシチュエーションを解説していく。
その1.ランニングタイプ
その名の通り、ランニングシューズに似た形をした種類だ。国内のスニーカー人気の火付け役といわれている。プロ向けの本格的なものから、日常使いしやすいよう工夫されたものまで、幅広い商品がラインナップされている。そのため、運動をする方はもちろん、スポーティーなコーディネートを楽しみたい方にもおすすめである。
その2.コートタイプ
テニスをするときに履く、スポーツ用のスニーカーをもとにデザインされた種類だ。清潔感のある見た目の商品が多く、キレイめなコーディネートにもマッチするだろう。また、オフィスの服装にスニーカーを取り入れたい方からも人気がある。さらに、底がフラットなので、歩きやすいのもうれしいポイントだ。
その3.デッキタイプ
デッキタイプは、ヨットの甲板の上で履く靴をもとに作られた種類だ。滑りにくい底を使用したものが多く、雨の日でも快適に使えるだろう。また、カジュアルな雰囲気になるので、普段使いもしやすいタイプである。
その4.バスケットタイプ
その名の通りバスケットボールをするときに履く靴を元に作られているため、クッション性やグリップ力が高い。また、トレンドを取り入れたオシャレなデザインのアイテムが多く、コーディネートのアクセントとして役立つだろう。
その5.アウトドアタイプ
凸凹した山道でも快適に歩けるように設計されている種類である。実際に、登山やアウトドアで使用している方も多い。さらに、野外の過酷な環境にも耐えられるように、タフな素材で作られたものや防水加工が施されているものが多く揃っている。
3. そのほかのスニーカーの種類

スニーカーの種類は、全体のデザインだけでなく、丈や搭載されている技術、靴紐の有無などによっても異なる。それぞれの違いを見ていこう。
その1.丈の高さによる違い
スニーカーは、丈の高さによって大きくローカット・ミッドカット・ハイカットの3つにわかれる。
くるぶしが見えるほど丈が短いローカットは、着脱がしやすく、さまざまなアイテムとあわせやすい。くるぶしあたりまで丈があるミッドカットは、ほどよい存在感があり、コーディネートのアクセントにも使える種類だ。足首をしっかりと隠せるほどの丈があるハイカットは、ボリューム感があり、足元に視線を集めたいときに使える。
自分が使いやすいスニーカーの丈を把握しておくと、アイテム選びに迷わないだろう。
その2.靴の技術による違い
スニーカーに搭載されている技術によっても、種類が変わる。ハイテクは、防水性やクッション性といった快適さをアップする機能を多く搭載したものを指す。一方、シンプルでクラシカルな設計を採用しているものは、ローテクと呼ばれる。
その3.靴紐の有無による違い
靴紐の有無によっても、見た目の印象が大きく変わる。靴紐がある種類が一般的だが、最近では靴紐がないスリッポンにも人気が集まっている。靴紐がないぶん、シンプルな印象に仕上がるだろう。また、靴紐がほどける心配がないのも魅力である。
結論
一言でスニーカーといっても、さまざまな種類が販売されている。自分が好きな洋服のテイストにあうものを把握しておくと、コーディネートしやすいアイテムに出会えるだろう。また、あえて普段ははかない種類のスニーカーにチャレンジしてみるのもおすすめだ。スニーカーの種類を把握して、よりオシャレに磨きをかけてほしい。