ビジネス向けのジャケパンスタイルを紹介！春夏秋冬のシーズン別に！

ジャケパンスタイルは、セットアップでない上下を組み合わせることで、自分らしいコーディネート楽しむためのメンズファッションのひとつだ。仕事着をオシャレに着こなしたい人をはじめ、30～40代など、年齢を問わず広がりを見せている。ジャケパンスタイルに明確な決まりはないが、上下異なる色味でコーディネートすることが基本だ。パンツかジャケットどちらかに柄物を取り入れ、無地×柄物で組み合わせることでもオシャレなジャケパンスタイルが完成する。

また、ジャケパンスタイルのメリットは、上下それぞれを自分の体型に合ったサイズで選ぶことができる点だ。ジャケットは、お尻が隠れるか隠れないか程度の着丈、ジャケットの袖から1cm～1.5cmワイシャツが出る長さの袖丈、前ボタンを留めた際にこぶしが入る程度のゆとりがある状態で合わせるといいだろう。

パンツは、手のひらがウエストに入るサイズで、やや短めの丈になるよう調節する。ジャケパンスタイルの基本的なポイントを押さえたうえで、まずは初心者でも試しやすい定番のジャケパンスタイルから紹介する。

定番のジャケパンスタイルでいえば、ネイビージャケットとグレーパンツで合わせるコーディネートがある。スタンダードなジャケパンスタイルだが、挑戦しやすくオシャレに着こなせる組み合わせだ。濃い紺色ジャケットと無地のパンツを選んでおくことで、着まわしもしやすくなる。

春のジャケパンスタイルには、少し明るめの色を取り入れてみよう。色味だけでなく、リネン素材を選ぶことで、素材からも春らしさをアピールできる。

ベージュジャケットは、春らしいさわやかな印象を与えるアイテムのひとつだ。グレーのスラックスを合わせることで、引き締まったコーディネートのジャケパンスタイルとなる。

パンツにベージュを取り入れるジャケパンスタイルも、春のコーディネートにはおすすめだ。季節に関係なく使いやすいネイビーのジャケットと合わせることができ、好印象な大人スタイルが完成する。

半袖のシャツにノーネクタイとなる夏は、ジャケパンスタイルも涼しげな印象を与えるコーディネートに変えてみよう。シャツは、ボタンダウンのものやポロシャツを合わせることで、夏らしく清潔感のあるジャケパンスタイルが実現できる。ジャケットには、通気性のよい素材であるシアサッカーを選ぶと暑さ対策としても万全だ。

グレーのジャケットから涼しげな印象を与えることができる、暑い夏におすすめのジャケパンスタイル。ネイビーのパンツを合わせることで、スタイル全体が引き締まり、大人っぽくスマートなコーディネートが完成する。

カーキを取り入れることで、よりラフなコーディネートのジャケパンスタイルとなる。色の濃いカーキに、薄い色味のトップスを合わせるスタイルは、夏らしさのあるジャケパンスタイルだといえる。

スモーキーカラーやダークカラーを使ったジャケパンスタイルは、秋らしく落ち着いた印象を与えることができる。また、英国伝統の柄であるグレンチェックやウィンドウ・ペンチェックなどの柄物を取り入れることで、オシャレなジャケパンスタイルが完成するだろう。

ジャケット、パンツどちらも深めの色味をチョイスすることで、秋らしいジャケパンスタイルとなる。コーデュロイやツイードといった厚みのある素材のジャケットに、ウール素材のパンツを合わせることで秋らしさを出してみてもいいだろう。

よりカジュアルなジャケパンスタイルを目指すなら、デニムジャケットを取り入れたコーディネートに挑戦してみよう。カジュアルかつ清潔感を出すために、光沢感のあるテーラードジャケットから試してみることをおすすめする。

冬のジャケパンスタイルは、タートルネックやケーブルニットを取り入れるなど、あたたかみのあるコーディネートを意識しよう。

ブラックのジャケットを取り入れたスタイルは、シンプルかつスマートな印象のジャケパンスタイルとなる。グレーパンツで抜け感を出した、大人の余裕を感じるコーディネートだ。

基本の組み合わせだが、明るめのグレージャケットにチャコールグレーのニットやタートルネックを合わせるなど、濃淡をつけたコーディネートもおすすめのジャケパンスタイルだ。ネイビーのパンツはチェック柄などにすると、アクセントになるためおすすめだ。

ビジネス向けのジャケパンスタイルを季節ごとに分けて紹介した。難易度が高いように思われがちなジャケパンスタイルだが、ポイントをおさえてコーディネートすることで、誰でもオシャレなスタイリングができる。まずは、定番スタイルであるネイビージャケット×グレーパンツの組み合わせから試してみよう。