目次
- ネクタイの太いほう(大剣)は左、細いほう(小剣)は右にくるように首にかける
- 大剣を小剣の上に交差させよう
- 小剣の下側に大剣を通して、左身頃を持ってくる
- もう一度大剣を反対側に交差させよう
- 首周りのループへ、大剣を上から通す
- 大剣を手前のループに通し、下に向かって引っ張ろう
- 小剣を引きながらノットを上げていき、形を整えたらウィンザーノットの完成だ
- ネクタイをウィンザーノットなど好きな結び方で結び始める
- ループに大剣を通そう
- 大剣を引く際、大剣の上辺が平らになるよう意識しながらノットの上に指を一本横に通す
- 大剣の真ん中付近にくぼみを作ろう
- 大剣を下へと引っ張り、ノットを締めていく
- ネクタイの上辺を平らに保つよう意識しながら指を抜こう
- ノットをゆっくり小さく締め上げるとともに、くぼみを押さえながら下に向かって大剣を引く
- 7の動作を数回繰り返して整えよう
- ネクタイをシャツの首元まで締め上げたら完成だ
1. ウィンザーノットとは?

ウィンザーノットとは、イギリス式のオーソドックスなネクタイの結び方だ。左右均等なボリュームのある逆三角形のノット(結び目)が特徴的である。襟の角度が広いホリゾンタルカラーやワイドカラーのようなシャツと好相性だ。ノットが大きい結び方のため、胸元に物足りなさを感じる場合や、Vゾーンを強調したい場合に活用するとよいだろう。
セミウィンザーノットとの違いは?
セミウィンザーノットは、ウィンザーノットの結び方を簡略化したものだ。ウィンザーノットに比べて小さく、キレイな正三角形のノットを作れる。さらに、結んだときに左右対称のノットが作りやすく斜めにも曲がりにくいため、初心者におすすめの結び方だ。
2. ウィンザーノットがおすすめなのは?

ここでは、ウィンザーノットにおすすめのシーンや、似合いやすい人を紹介していく。
その1.面接や商談などのシーン
ウィンザーノットはしっかりと胸元を強調する結び方であるため、面接や重要な商談、プレゼンなどのビジネスシーンにおすすめだ。また、清潔感とエレガントさを演出できるので、フォーマルやセミフォーマルといったドレスアップしたいときにも活用できるだろう。
その2.顔の形が面長タイプの人
顔の形によっても似合うネクタイの結び方は異なる。ウィンザーノットのようなノットの大きな結び方が似合うのは、顔の形が面長タイプの人だ。ノットが大きいため、小顔効果が期待できて全身のバランスも取りやすいだろう。
3. ウィンザーノットの基本的なやり方

ここでは、ウィンザーノットの基本的なやり方を解説していく。
ウィンザーノットのやり方・手順
ウィンザーノットはほかの結び方に比べて工程が多いので、ネクタイが交差しているところがずれないようにしっかりと押さえておくことが、キレイに結ぶポイントである。
4. ディンプルの基本的な作り方

ウィンザーノットをよりオシャレに見せたいのであれば、「ディンプル」を作ってみてはいかがだろうか。ディンプルとは、ネクタイのノットの下へ入れるくぼみのことである。完璧なディンプルを作るためには練習が必要になるが、ネクタイに立体感が出てエレガントさを演出できる。ウィンザーノットのやり方と併せてぜひ習得してほしい。
ディンプルの作り方・手順
結論
ウィンザーノットはイギリス式のオーソドックスなネクタイの結び方であり、面接や大切な商談などさまざまなビジネスシーンに対応可能だ。また、ノットが大きいため顔の形が面長な人であれば小顔効果も期待できる。よりかっこいいネクタイスタイルを追求したいのであれば、ウィンザーノットに一手間加えてディンプルを作るのもおすすめだ。みなさんもこの記事を参考に、ぜひチャレンジしてみてほしい。