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ネクタイ

ラペルの種類や幅とは?スーツの印象を左右する下襟の選び方も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年11月11日

ラペルとは、スーツの襟を指す言葉であり、スーツスタイルの印象に関わる重要な部分である。ラペルと聞いても、あまり聞きなじみのない方は、本記事で紹介するラペルの種類や選び方のポイントを知り、普段のスーツコーデの参考にしてみてはいかがだろうか。

  

1. スーツのラペルとは?

疑問
スーツのラペルとは、上襟に続く折り返しの部分を指し、別称では下襟とも呼ばれている。スーツのディティールでも、よく目立つ部分なので、オシャレなスーツコーデを目指したい方は、とくに意識しておきたいポイントだ。ラペルは幅の広さや形状によって細かく種類が分かれているので、次項より紹介するラペルの種類のバリエーションを知り、自分に合ったものを選んでみよう。

2. スーツのラペルが与える印象 | 幅別

スーツ
まずはスーツのラペルの幅別に、与える印象から確認していこう。ラペルは幅の広さによって種類がそれぞれ異なるので、特徴を押さえておきたい。

レギュラーラペル

レギュラーラペルとは、一般的なラペルであり、幅の広さは平均して7.5~8.5cmあたりとなっている。とくにベーシックなタイプは、ラペルの幅が8.0cmのものと覚えておこう。万人受けしやすく、無難な種類のラペルである。

ナローラペル

ナローラペルとは、細身が特徴のラペルであり、幅の広さは平均して5.0~7.0cmあたりとなっている。スタイリッシュな印象を与えやすく、主にモード系のタイトスーツなどに使われることが多い。

ワイドラペル

ワイドラペルとは、ナローラベルとは対照的に、幅の広いラペルであり、幅の広さは平均して9.0~10.0cmあたりとなっている。スーツの存在感をアップさせ、クラシックな雰囲気を演出できることが特徴だ。

3. スーツのラペルが与える印象 | 種類別

スーツ
続いて、スーツのラペルの種類別に、与える印象について解説する。着用シーンが限定される場合もあるので、自分の目的に合ったラベル選びを心がけよう。

ノッチドラペル

ノッチドラペルは、スーツの定番として認知されているラペルである。ビジネスシーンをはじめ、冠婚葬祭などのフォーマルシーンでも使える汎用性の高さが特徴であり、トレンドに左右されない点も含め、持っておくと便利な種類といえるだろう。すっきりとした見た目で、シャープな印象を与えられる。

ピークドラペル

ピークドラペルは、下襟の先が上に向かって尖った形が特徴だ。主にフォーマルシーンに対応したスーツジャケットに多く採用されており、力強く華やかな印象を与えられる。スーツスタイルに個性を加えたい方におすすめだ。

セミピークドラペル

セミピークドラペルは、ピークドラペルに比べて、襟先部分が少し丸みを帯びており、下襟の角度もほぼ水平にカットされている。スタイリッシュでフォーマルな印象を与えられ、フォーマルシーンだけでなく、ビジネスシーンでも活用できる点が特徴だ。

フィッシュマウスラペル

フィッシュマウスラペルは、襟先の形が魚の口のように見えることから、こう名付けられている。一見するとノッチドラペルに似ているが、フィッシュマウスラペルの場合は、下襟の先が横になっており、切れ込みが浅いことも特徴だ。優雅な印象を与えられ、3つボタンタイプのスーツと好相性である。

クローバーリーフラペル

クローバーリーフラペルは、上襟と下襟の角が、クローバーの葉のように丸くカットされている。角がなく、やわらかい印象を与えられ、カジュアルシーンをはじめ、ビジネスシーンでも使える。また、レディーススーツに用いられることも多い。

ローリングダウンラペル

ローリングダウンラペルは、スーツのジャケットの第1ボタン部分が反り返った形が特徴だ。段返りボタンとも呼ばれている。かしこまりすぎないものの、上品な印象を与えられ、ビジネス・カジュアルともに、シーンを選ばず使いやすい。また、トラッドスーツのなかでは主流のラペルとして認知されている。

ショールカラー

ショールカラーは、上襟と下襟がつながったデザインで、まるで首にショールをかけたような形が特徴だ。格式高く上品な、フォーマルなラペルであり、タキシードなどにも用いられている。

ノーカラー

ノーカラーは、その名の通り、ラペルのない種類である。カーディガンのようにも着用できるので、Tシャツなどのカジュアルなファッションにも合わせやすい。また、トレンドを意識した、オシャレな印象もアピールできる。

4. スーツのラペルの選び方

スーツ
最後に、スーツのラペルの選び方のポイントを解説する。まず、ラペルの幅にはトレンドがあることを知っておけば、選び方のヒントになるはずだ。トレンドを意識して選ぶなら、近年ではワイドラペルが人気だが、ラペルのデザインには流行りすたりがあることも事実である。トレンドに左右されずラペルを選びたい方は、レギュラーラペルが定番といえるだろう。
また、自分がメインでスーツを着用するシーンも考えたうえで、ラペルを選ぶようにすれば、購入後の失敗を避けることもできる。普段使いなのか、フォーマルシーンで使うのか、事前にイメージしておくことをおすすめしたい。

結論

これまでスーツ選びにおいて、ラペルの幅や形状を意識したことがなかった方は、ラペルにはスーツの見た目を決める重要な役割があることを、知ってもらえただろう。スーツの色柄だけでなく、ラペルにもこだわれば、よりオシャレなスーツスタイルを演出できるので、ぜひ頭に入れておいてほしい。
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  • 更新日:

    2022年11月11日

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