目次
- 両足で立ち、かかととつま先を揃えたら、片足を外側に少し出してつま先をつける。
- 外側に出した方の足を、ゆっくりと反対のももの付け根まで持っていく。この際、補助として手を使ってもOK。
- 背筋を伸ばしてバランスをとり、両手を胸の前で合わせる。
- 合わせた手を上に上げ、呼吸を繰り返す。
- 数回呼吸を行ったら、反対の足に変えて動作を繰り返す。
- あぐらの状態で座り、右足を伸ばす。
- 右手を地面につき、左手はまっすぐ上に伸ばす。
- 上に向けた手を遠くへと伸ばすイメージで、上体を右へ倒し、ゆっくりと呼吸を繰り返す。この際、背中が丸くならないように注意。
- 反対の足に変えて動作を繰り返す。
- 正座になり、両足を左にずらし、右のお尻を地面につける。
- 左足を右足の外側へ持っていき、息を吸いながら両手を肩の高さまで上げ、ゆっくりと身体を左へねじる。
- 右の肘を右の膝にかけ、両手を合わせてゆっくりと呼吸を繰り返す。
- 反対の足に変えて動作を繰り返す。
- 両足を腰幅まで開いて立ち、息を吐きながらゆっくり膝を曲げる。
- 息を吸いながら両手を上げ、指先も天井へ向かって伸ばす。
- 仰向けになり、両膝を立てる。
- 息を吐きながらゆっくりお尻を上げていく。
- 両手を組み、浮かせた背中の下に置く。
1. ヨガでダイエットできる?

ヨガにはハードな身体の動作などはないため、そもそもダイエット効果が得られるのかという点は疑問に思いやすい部分だろう。まずはヨガで痩せる仕組みや、ダイエットにヨガを取り入れるメリットから知っていこう。
ヨガで痩せる仕組み
ヨガを行うことには、ストレッチ・筋トレ・有酸素運動・メンタルケアの、4つの要素があるとされている。これらの要素はどれもダイエット効果の高いものであり、それぞれ分けて行うのが一般的である。しかしヨガの場合、4つの要素がすべて詰まっているため、高いダイエット効果に期待できるといえるのだ。
ヨガでダイエットするメリット
ヨガでダイエットを行うメリットとして、運動初心者でも難なく続けられることや、リラックス効果によりダイエット中にストレスを感じにくいことが挙げられる。また、ヨガマットが敷けるだけのスペースがあればどこでも実践できるという手軽さも魅力的である。
2. ヨガのダイエット効果

続いて、ヨガのダイエット効果について解説する。一般的なダイエットでは得られない、ヨガならではの効果をチェックしよう。
有酸素運動と同じ効果が得られる
ヨガはポーズと呼吸法を組み合わせたものなので、有酸素運動と同じ効果を得られるとされている。有酸素運動を代表するものには、ジョギングやウォーキング、サイクリングなどがある。また、ポーズの種類によっては全身の筋肉を使うものもあり、この場合は筋トレ効果にも期待できる。筋肉量が増加すると基礎代謝の向上にもつながり、より高いダイエット効果に期待できるのだ。
新陳代謝が促進される
ヨガでは腹式呼吸を行うため、血流がよくなり、新陳代謝が促進される。決して激しい運動ではないものの、深い呼吸を行いながら全身の筋肉を使い、インナーマッスルを鍛えながら脂肪を燃焼させていけるのだ。
デトックスや腸内環境を正常化できる
腸内環境がよくないと、脂肪を溜め込みやすい体質になりやすいので、デトックスにより腸内環境を正常化させ、老廃物を体内に残さないことが重要である。デトックスヨガのプログラムを代表するポーズには、お腹をねじっていく動きも含まれており、腸を刺激することで便通の改善にも期待できるだろう。
3. ヨガのダイエット以外の効果

ヨガを行うことで期待できる効果は、ダイエット以外にもさまざまなものがある。その一例として、主な効果を紹介していこう。
ボディメイク効果
ヨガは筋トレのように、外部から負荷をかけて筋肉を鍛えるものではなく、自分の体重やポーズによって、インナーマッスルを鍛えるものである。そのため、ヨガで付く筋肉はがっちりとしておらず、しなやかで引き締まっていることが特徴だ。このことから、ヨガはボディメイクとして身体を引き締めたい際にも、おすすめできる。
体質改善効果
ヨガを行うと、全身の血流の促進や、リンパの流れの改善にも期待できる。これらが改善されると免疫力の向上につながり、アレルギーの改善や整腸作用をはじめ、冷え性やむくみの解消など、さまざまな体質改善効果にも期待できるのだ。
美肌効果
ヨガを行い、全身の血流がよくなると、栄養素や酸素が滞りなく運ばれるようになるため、肌荒れやニキビの予防にもなり、美肌効果にも期待できる。お肌の悩みがある方にも、ヨガはぴったりといえるだろう。
4. ヨガのダイエット効果を高めるコツ

ヨガのポーズを紹介する前に、ヨガのダイエット効果を高めるコツも押さえておきたい。より効率的にヨガでダイエットを行うために、頭に入れておこう。
楽しみながら行う
ヨガに限らず、何事にも共通する点だが、とにかく楽しみながら行うことは基本である。正しい呼吸やポーズをマスターするまでは、ある程度の時間はかかるものと理解したうえで、あまり難しく考えずに、肩の力を抜いて取り組むようにしたい。
習慣化させる
1日に10分でもよいので、ヨガを習慣化できれば、ダイエット効果は大きく高まる。できる日にまとめて長時間行ったとしても、高い効果を得られるものではない。重要なポイントは、毎日の習慣として継続できるかということなのだ。
5. ダイエットにおすすめのヨガポーズ

本項では、ダイエットにおすすめのヨガポーズを一挙に紹介する。それぞれの方法を確認して、自分に合ったポーズを取り入れてみよう。
木のポーズ
木のポーズでは、血流の促進やむくみの改善にも効果が期待できる。バランスをとることにより、集中力の向上にも効果的だ。方法は以下の通り。
扇のポーズ
扇のポーズは、血流の促進をはじめ、消化機能の改善や骨盤の歪みを整える効果にも期待できる。方法は以下の通り。
ねじりのポーズ
ねじりのポーズは、身体をねじる動作により筋肉がほぐれ、血流を促進させることに加え、腸をダイレクトに刺激するので、整腸作用にも高い効果が期待できる。方法は以下の通り。
椅子のポーズ
椅子のポーズは、下半身を重点的に引き締めたい方におすすめ。方法は以下の通り。
かかとで地面を押すイメージで力を入れるのがコツ。背中が丸くならないように注意しよう。
橋のポーズ
橋のポーズは、ヒップアップを目指したい方にぴったりである。方法は以下の通り。
シンプルな動作なので、フォームが崩れないようにゆっくりと行うのがポイント。
結論
ヨガはダイエット効果を含め、さまざまな健康効果に期待できることを解説した。すぐに効果が出ないからと焦る必要はなく、ゆっくりとしたペースで日々継続していくことが重要である。ヨガを習慣化できた頃には、確かなダイエット効果を実感できているだろう。