目次
1. ビーニーとは?

まず、そもそもビーニーとは何なのか、その基本的な特徴から解説する。ビーニーとは、カテゴリーに分けるとニットキャップの一種であり、基本的には折り返しの付いていないニットキャップを総称して、ビーニーと呼ぶ。ビーニーは秋冬のコーデでかぶるイメージが強いアイテムだが、使われている素材によっては、夏場でも涼しくかぶれるサマービーニーなどの種類もあり、オールシーズンで使えるファッションアクセントとして高い人気を誇っている。
ワッチキャップとの違い
ニットキャップの中でも細かく種類が分けられているが、中でもとくに混同して考えられやすい、ビーニーとワッチキャップとの違いについて知っておこう。折り返しの付いていないビーニーとは異なり、ワッチキャップの場合は、折り返しが付いていることが特徴だ。
見た目の印象としては、ビーニーは丸みが出にくいことから、スポーティーなスタイルと相性がよく、ワッチキャップは厚みや丸みが出やすいので、カジュアルなスタイルにぴったり合う。その日のコーデに合わせて、ビーニーとワッチキャップを使い分けてみるのもよいだろう。ちなみに、つば付きのニットキャップはオスロと呼び、耳付きのニットキャップはガイドと呼ばれる。ニットキャップの豆知識として、頭に入れておこう。
2. ビーニーのかぶり方のポイント

ビーニーのかぶり方はひとつではなく、浅めにかぶる場合と、深めにかぶる場合の2つのパターンで、それぞれかぶり方がある。かぶり方のポイントを押さえ、よりオシャレなビーニーの着こなしを目指してみよう。
浅めにかぶる場合
ビーニーを浅めにかぶると、ほどよい抜け感や着こなし感がアピールできる。まずは普通にビーニーをかぶり、後ろから引っ張り、浅めに調整すればOK。前髪の生え際が少し残るくらいの位置を目安にしてみよう。ただし、額の大きさや生え際の位置には個人差があるので、鏡を見ながら位置の調整をすることを心がけたい。横から見たときに、ビーニーから眉尻の幅と、ビーニーから耳たぶの部分の幅が同じになるように意識すれば、とくに見た目のバランスがよくなる。
深めにかぶる場合
ビーニーとは、防寒具としても効果のあるアイテムなので、深めにかぶることもできる。スノーボードやスキーなど、ウィンタースポーツを行う際にもおすすめのかぶり方だ。長めのビーニーを選び、耳がすべて隠れるくらいで調整すればよいが、普段使いの場合は表情が見えづらく、少し暗めの印象を与えてしまうことは事実。普段のコーデとして、自分を明るく見せたい場合には、深めにかぶることはあまりおすすめできない。
3. ビーニーのおすすめブランド3選

最後に、ビーニーのおすすめブランドを3つ紹介する。ブランドごとの特徴を把握して自分に合ったビーニーを見つけてもらいたい。
その1.パタゴニア
パタゴニアは、主にアウトドア用品や登山用品を取り扱うブランドとして有名だが、ビーニーなどのカジュアルウェアの展開も豊富である。代表する種類のビーニーとは、速乾性と耐久性を兼ね備えたラインドビーニーをはじめ、吸湿発散性と速乾性のバランスがよく、軽いかぶり心地が特徴のスロープスタイルビーニーなどがある。いずれも頭にぴったりフィットしやすい設計となっており、フードの下や、ヘルメットの下にかぶってもズレにくいことが特徴だ。
その2.ロンハーマン
ロンハーマンは、ファッションは自由で楽しいものであるというコンセプトをもとにした、アパレルブランドである。ベーシックなビーニーは、ロゴタグはアメリカ星条旗とブランドタグが裏表で付いており、折り返しても伸ばしても、どちらでも使える種類になっている。軽量ながら厚手で保温性が高く、冬場の防寒対策にもぴったりだ。ほかには、コットンとナイロンの混紡素材を使った、カシミアビーニーなどがラインナップされている。セレクトショップのアイテムならではの特別感があり、プレゼントとしても喜ばれるビーニーだろう。
その3.チャンピオン
チャンピオンは、アメリカのスポーツカジュアルブランドの老舗である。チャンピオンのビーニーとは、ブランドロゴがししゅうされたものが定番であり、どれも肌触りがよく、普段使いはもちろんスポーツ時にもおすすめだ。あらゆるコーデとも好相性なのもポイントである。リーズナブルな価格なので、コーデに合わせて使い分けられるように、色違いで揃えておくのもよいだろう。
結論
ビーニーとはどのような帽子なのか、着こなしのコツやおすすめのブランドも含めて、詳しく知ってもらえただろう。コーデに気軽に取り入れられるからこそ、かぶり方など細かい部分には、しっかりこだわりたいものだ。これから新たなビーニーの購入を考えている方は、ぜひ本記事も参考に、お気に入りの1枚を見つけてほしい。