目次
1. ハイネックの基本をおさらい

ハイネックとジャケットのコーデ例を知る前に、まずはハイネックの基本からおさらいしていこう。一般的にハイネックと聞くと、ネックラインが立ち上がった襟型をイメージするかもしれないが、タートルネックやモックネックなど、似て非なる襟型も存在するため、それぞれの違いはよく理解しておきたい。
まずハイネックとタートルネックの違いだが、タートルネックとは、ネックラインが大きく立ち上がっており、伸びた襟を折り返したり、首元でたるませて着用する襟型を指す。ハイネックの場合、ネックラインが立ち上がってはいるものの、基本的には折り返しのデザインが施されていないことが特徴だ。
次にハイネックとモックネックの違いは、見た目には大きな違いはないものの、モックネックの方がハイネックに比べ、ネックが短いことが特徴である。広義ではモックネックはハイネックの一種とされてはいるが、それぞれの違いは覚えておこう。
2. 定番のハイネックアイテム

襟型にハイネックを採用した衣服の種類は、ひとつではない。本項では、定番のハイネックアイテムを紹介していこう。
その1.ニット・セータータイプ
タートルネックと同じく、ニットやセータータイプは、ハイネックでも定番である。秋冬のジャケットスタイルのインナーとしてもおすすめなので、何枚か揃えておくのもよいだろう。カラーバリエーションは豊富で、黒やネイビー、グレーなどのダークトーンをはじめ、白やピンク、赤など、季節感をアピールできる色もラインナップされており、あらゆるコーデに対応できる。
ハイネックのニットやセーターを着用すると、それだけでも大人の男性らしさを演出でき、オシャレ度もグッとアップ。普段ジャケットのインナーにスウェットを選んでいる方は、ハイネックでイメージチェンジしてみてはいかがだろうか。
その2.Tシャツ・カットソータイプ
ハイネックは、Tシャツやカットソーといった、カジュアルな衣服にも多く採用されている。季節を問わず日常的に着用する衣類だからこそ、首元を変えてオシャレのアクセントにしてみよう。もちろん夏場は、ハイネックのTシャツやカットソー1枚でOK。春や秋の涼しい季節には、ジャケットを1枚羽織るスタイルがおすすめだ。
ニットやセーターと同じく、ハイネックのTシャツやカットソーも、豊富なカラーバリエーションが特徴。また、ボーダー柄やプリントデザインが入ったものなど、よりカジュアルなタイプも多数展開しているので、好みを見つけやすいことがポイントだ。
3. ハイネック×ジャケットのコーデ例

では、ハイネックとジャケットを組み合わせた、おすすめのコーデ例をいくつか紹介していこう。ハイネックの着こなしがあまりわからない方は、ぜひ参考にしてみてほしい。
その1.黒ハイネック×グレージャケット
黒ハイネックとグレージャケットの組み合わせは、全体的にダークトーンでまとめ、グレージャケットが映えるようなコーデを意識しよう。黒ハイネックに、パンツとシューズも黒で合わせれば、グレージャケットがアクセントになり、コーデの印象が重くなりにくい。グレージャケットは、キレイめコーデの定番、テーラードジャケットがおすすめ。黒ハイネックは、ニットやセーター、Tシャツやカットソーを問わず使えるので、季節に合ったコーデが楽しめるだろう。
小物も活用してオシャレを楽しみたい方は、薄めのレンズカラーのサングラスや、シルバーネックレスを取り入れてみよう。大人らしい落ち着いたコーデに、さりげないアクセントが際立つはずだ。
その2.白ハイネック×グリーンジャケット
白ハイネックとグリーンジャケットの組み合わせは、ややゆったりとしたサイズ感で合わせるのがコツ。インナーの白ハイネックはニットやセーターを選び、こちらはジャストサイズでOKだ。グリーンジャケットは厚手で素材感のあるものを選び、思いきってオーバーサイズのものを選んでみよう。パンツは白と黒のチェック柄を選び、足のラインが出ないくらい太さで、真下にストンと落ちたタイプがおすすめ。ダークトーンになりやすい秋冬コーデを明るく演出でき、オシャレで個性もしっかりアピールできる着こなしに仕上がる。
その3.白ハイネック×グレージャケット
白ハイネックとグレージャケットの組み合わせは、すっきりとしたビジネスカジュアルスタイルがおすすめ。ジャケットとパンツはグレーのワントーンでまとめ、インナーの白ハイネックは、Tシャツやカットソーと好相性だ。
全体的にシンプルなコーデに仕上がるので、ソックスに目立つ色柄のものを選ぶのも、コーデのアクセントとして有効である。歩いたり、座ったりといった動作の際に、さりげなく足元に見えるオシャレを楽しんでみよう。
結論
本記事で紹介した内容を通して、ハイネックとジャケットの組み合わせは、好相性であることを知ってもらえただろう。オフの日のカジュアルなコーデにも、フォーマルすぎないビジネスカジュアルスタイルにも、汎用性の高いコーデが楽しめるのだ。新たなジャケットスタイルにトライしてみたい方は、ぜひハイネックを取り入れてみることをおすすめしたい。