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1. ドレスシャツの基本をおさらい
礼装用のシャツを意味するドレスシャツ。見た目の清潔感や上品さ、そして着回し力のあるドレスシャツは、メンズコーデにはかかせないアイテムだ。また、ドレスシャツは素材や色、襟型などの種類も豊富で、着用するシーンや合わせるアイテムによってコーデを楽しめる。
さらに近年では、スーツスタイルやジャケットスタイルなどの礼装用以外にも、ミックススタイルとしてコーディネートにドレスシャツを取り入れる方も多い。カジュアルスタイルにドレスシャツを合わせるだけで、スマートな着こなしを実現。さまざまなバリエーションで楽しめるのが魅力だ。
そのほかにも、汎用性の高いメンズドレスシャツ市場においては、さまざまなシーンで活躍する、工夫を凝らしたドレスシャツが各ブランドから登場している。自分好みの一枚を選ぶのも、また楽しみのひとつだろう。
2. ドレスシャツの基本的な選び方
種類が豊富なメンズドレスシャツは、どれを選ぶか悩む方もいるのではないだろうか。ここでは、ドレスシャツの基本的な選び方を紹介しよう。基本をおさえてメンズコーデの参考にしていただきたい。
その1.生地で選ぶ
選ぶ生地によって見た目の印象も変わってくるメンズドレスシャツ。代表的な生地は以下の5つだ。
平織りの生地で、滑らかな質感と光沢があり、ドレスシャツの定番生地となっている。
平織りの生地で、見た目が柔らかくふっくらとした風合い。素材にコットンを使用し、夏の暑い日でも通気性がバツグンで、快適に過ごすことができる。
綾織りの生地で、生地に厚みとハリがあるしっかりとした着心地。シワになりにくいことが特徴。
平織りや綾織りの生地に細かな模様が入ったドレスシャツ。柔らかい風合いと光沢感がおしゃれ度をあげる。
綾織りの生地に、対になった斜めの線が交互に並ぶ模様のドレスシャツ。耐久性に優れ、洗濯しても変形しにくいことが特徴だ。
その2.襟型で選ぶ
メンズドレスシャツの首元を演出する襟型のデザイン。基本の襟型は以下の4つである。
ドレスシャツの定番デザインで、着用シーンを選ばない汎用性の高さが魅力である。
襟先がほどよくキレイに開いているため、首回りをすっきりと見せ、さわやかな印象を与える。
襟が180度に開いたデザインで、個性的な印象に。太めのネクタイとの相性がよい。
襟先が前に折れたデザインで、タキシードなどのスーツに蝶ネクタイがおすすめだ。また、カジュアルスタイルに合わせるのも人気である。
その3.サイズで選ぶ
メンズドレスシャツを着こなすには、自分の身体にフィットするものを選ぼう。サイズの選び方のポイントは以下の3つだ。
のどぼとけの下あたりからメジャーを使って首回りを図る。実寸プラス3cmが丁度よい。
首の後ろ中心から肩先、手のくるぶしまでの長さのこと。洗濯縮みを考えて1~2cm余裕を持たせるのがおすすめだ。
スーツとの合わせとの理想は、ジャケットから1cm程度ドレスシャツが出るくらい。見た目にも美しく着こなせるだろう。
3. ドレスシャツのおすすめブランド
ここでは、メンズドレスシャツの豊富な種類の中から、おすすめの5ブランドを紹介する。
その1.KAISER(カイザー)
ドイツ語で「帝王」という名をもつ、メンズオーダーシャツの王道ブランド。世界有数の規模と技術力の高さ、そして品質のよさで最高の着心地を実現する。
その2.MEGURO(メグロ)
有名ファッションブランドのデザイナープロデュースによる、メンズオーダーメイドシャツブランド。細部までこだわる、自分だけの特別な一枚を手にできる。
その3.FRAY(フライ)
マシンメイドシャツの最高峰といわれる、世界屈指の高級メンズシャツブランド。手縫いでは表現できない美しいステッチが魅力だ。
その4.LUIGI BORRELLI(ルイジ・ボレッリ)
ハンドメイドの最高峰、ナポリ伝統工芸によるハンドメイド仕立ての高級メンズシャツブランド。徹底的に研究された身体にフィットする立体裁断で、最高の着心地を体感できる。
その5.Brooks Brothers(ブルックスブラザーズ)
ボタンダウンシャツの生みの親、アメリカを代表する老舗高級メンズシャツブランド。著名人からも愛される確かな技術力と、時代にあわせた機能性の高いシャツで愛好家が多い。
4. ドレスシャツのコーデのポイント
自分好みのメンズドレスシャツを手に入れたら、より格好よく見せる組み合わせを考えよう。ここでは、それぞれのメンズドレスシャツに合わせたコーデのポイントを紹介する。ぜひ、参考にしていただきたい。
その1.白シャツ
シーンを選ばず着ることができる白シャツは、ネクタイで首元にさし色をもってくると相性がよい。プライベートで着るならば、ノーネクタイで足元は白スニーカーがおすすめだ。レザースニーカーなどでほどよい抜け感のメンズコーデを完成させよう。
その2.ブルーシャツ
色合いがの濃いブルーシャツには、ダーク系のスーツがおすすめ。色のメリハリがオシャレ度をあげるポイントだ。ボタンダウンの襟型であれば、ドレスシャツ1枚でもスマートに着こなすことができる。
その3.クレリックシャツ
襟元の白さがオシャレ度をアップさせるクレリックシャツ。茶系のスーツとあわせたり、ネイビーのスーツで統一感を出したりと、組み合わせのパターンも豊富だ。ボトムスをデニムなどでカジュアルダウンさせれば、プライベートでも活躍が期待できる。
結論
メンズドレスシャツは、ビジネスシーンやフォーマルシーン以外にも、日常のコーディネートのアイテムとして取り入れてほしい一着だ。今回紹介した生地や型、サイズ感など少しのこだわりが、よりスマートに着こなす最大のポイントかもしれない。