ジャケパンのビジネス向けコーデを紹介！オシャレに着こなすコツも！

1. ジャケパンスタイルの基本をおさらい

ジャケパンスタイルと聞いてもピンとこない方のために、まずは基本からおさらいしておこう。ジャケパンとは、ジャケットとパンツの略であり、上下で異なるデザインの、ジャケットとパンツを組み合わせたコーデの総称を指す。セットアップではジャケパンスタイルにならないので注意したい。

ジャケパンスタイルは、スーツスタイルに比べてオシャレの自由度が高く、コーデの幅が広がることが特徴。近年では、ビジネススーツのカジュアル化も進んだことから、日本でもジャケパンスタイルの人気が広まり、ビジネスカジュアルとして、スーツの代わりに着用される機会が多くなった。

ただし、どのようなジャケパンスタイルでも、ビジネスシーンに合うのかというと、それは違う。ビジネス向けのジャケパンスタイルとはどのようなものなのか、次項から確認していこう。

2. ビジネス向けのジャケパンスタイルの基本

ビジネス向けのジャケパンスタイルの基本として、最初に選ぶべきジャケットの色や、パンツの種類については、しっかり押さえておきたい。ビジネスシーンでも失礼がないように、よく覚えておこう。

その1.ネイビーやグレーのジャケットが無難

これからビジネスシーンで、ジャケパンスタイルを実践したい方は、まずはネイビーやグレーのジャケットを選ぶのが無難といえるだろう。ネイビーやグレーは、ビジネススーツでも定番色であることに加え、あらゆる色のシャツやパンツとも合わせやすく、着回しが利くアイテムである。

その2.ジャケットと異なる色味のパンツを履く

ジャケパンスタイルでは、ジャケットと異なる色味のパンツを履くことが基本。カジュアルシーンでは、明るい色のチノパンや、ジーンズも人気のスタイルだが、ビジネスシーンの場合は、なるべく落ち着いた色味のパンツがおすすめ。カジュアルダウンしすぎないように注意したい。

3. ビジネス向けのジャケパンスタイルの着こなし方

ビジネス向けのジャケパンスタイルは、ジャケットとパンツの組み合わせ方以外にも、着こなし方も重要なポイントになる。サイズ感や季節感、コーデの色使いのコツをもとに、正しい着こなし方をチェックしていこう。

その1.ジャストサイズのアイテムを選ぶ

ビジネス向けのジャケパンスタイルでは、オーバーサイズの着こなしはおすすめできない。全体のシルエットが崩れて見えると、いくら基本を押さえたコーデが実践できていても、だらしない印象を与える原因になってしまうことも。相手によい印象を与えるためにも、自分の体型に合ったジャストサイズのアイテムを選ぶことを心がけたい。

その2.春夏秋冬の季節感に合わせて選ぶ

ジャケパンスタイルのオシャレな着こなしは、色選びだけでなく、素材選びも重要なポイントである。たとえば、春夏であれば、清涼感のあるリネンや、シアサッカーなどがぴったり。秋冬であれば、厚手であたたかみのあるウールなど、柔らかい素材がおすすめだ。季節感のある着こなしを意識してみよう。

その3.コーディネートは3色以内に抑える

ジャケパンスタイルをよりバランスよく、統一感のある着こなしに仕上げたい場合は、3色以内に抑えたコーデを心がけたい。組み合わせのバリエーションが豊富な色として、ネイビーやグレー、ブラックやベージュ、ブラウンなどが挙げられる。あまり浮いた色ばかりで揃えないように注意しながら、好みの色使いを楽しんでほしい。

4. ビジネス向けのジャケパンスタイルのコーデ例

最後に、ビジネス向けのジャケパンスタイルのコーデ例を、いくつか紹介する。いずれもジャケパンスタイルの定番なので、使い勝手のよさが特徴だ。

その1.ネイビージャケット×グレーパンツ

ネイビージャケットとグレーパンツの組み合わせは、ベーシックなビジネススタイルといえる。インナーは、ビジネス用のワイシャツやネクタイを着用してもよいが、代わりにポロシャツと合わせても、さわやかな着こなしに仕上がる。ポロシャツにはほどよいカジュアルさがあり、コーデをオシャレに演出できるだろう。

その2.グレージャケット×ネイビーパンツ

グレージャケットとネイビーパンツの組み合わせもまた、ビジネススタイルに適している。ネイビーパンツは色味の深いものを選び、インナーのワイシャツに白を選ぶと、王道のモノトーンの着こなしに仕上がる。

その3.黒ジャケット×白パンツ

黒ジャケットと白パンツの組み合わせは、それぞれ対照的な色になるが、相性はバツグンだ。黒ジャケットのシックで落ち着いたイメージに、白パンツの明るさでさわやかさもプラス。ビジネス向けでも、違和感のない仕上がりになる。

結論

ビジネス向けのジャケパンスタイルの基本から応用まで、よく理解してもらえただろうか。普段スーツスタイルで出勤している方は、ビジネスシーンではあまり着用の機会がないかもしれない。しかしジャケパンスタイルは、ドレスコードのひとつ、スマートカジュアルが求められる場面でも使えるので、揃えておくときっと役に立つだろう。デキる男性の身だしなみとして、ぜひ頭に入れておいてほしい。