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ドレスコード

ドレスコードとは?シーン別の服装や注意すべきポイントを解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年1月22日

パーティーに招かれたときや、高級レストランで食事をする際に、ドレスコードという言葉を見聞きしたことはあるだろう。ドレスコードとは、日常生活ではあまり意識する言葉ではないが、かしこまったシーンでは常識ともいえる。デキる大人の男性をアピールするためにも、ドレスコードのふさわしい服装の選び方などについては、よく理解を深めておきたい。

  

1. ドレスコードとは?

疑問
はじめに、ドレスコードとは一体何なのか、その基本から解説する。ドレスコードとは、服装指定のことであり、シーンの格式に応じた服装のエチケットを指す。わかりやすいドレスコードの具体例として、冠婚葬祭における礼服や平服の着用をはじめ、一流ホテルや高級レストランでの、ノーネクタイやハーフパンツ禁止などが挙げられる。また、パーティーなどの招待状に記載される、カジュアルな服装指定があった場合も、一種のドレスコードに含まれる。

2. ドレスコードの主な種類と服装例

パーティ
では、ドレスコードの主な種類と服装例を紹介していこう。場の雰囲気を壊さないためにも、シーンに合った服装を選ぶことが重要だ。

その1.フォーマル(正礼装)

フォーマルとは、ドレスコードのなかでも最も格式高い服装であり、正礼装とも呼ばれる。フォーマルのドレスコードとは、モーニングコートや燕尾服を指す。これらの服装は、結婚式では主に新郎や新郎新婦の父親が着用するものと覚えておこう。モーニングコートは昼の正礼装、燕尾服は夜の正礼装となっており、時間によってふさわしい服装が変わるので注意。

その2.セミフォーマル(準礼装)

セミフォーマルとは、フォーマルに次いで格式高い服装であり、準礼装とも呼ばれる。セミフォーマルのドレスコードとは、ディレクターズスーツやタキシードを指す。これらの服装は、結婚式や披露宴で主賓やゲストが着用するのが一般的だ。こちらもフォーマルと同じく、昼と夜で使い分ける必要があり、ディレクターズスーツは昼の準礼装、タキシードは夜の準礼装として着用するのが正式である。
また、準礼装の場合、ブラックスーツであれば昼夜を問わず着用してもOK。この場合のブラックスーツは礼服を指し、光沢のない深い黒が使われていることが特徴だ。一般的なビジネススーツとは似て非なるものなので注意しよう。

その3.インフォーマル(略礼装)

インフォーマルとは、フォーマルのなかでも自由度が高く、略礼装や平服とも呼ばれる。インフォーマルのドレスコードとは、フォーマルとカジュアルのちょうど中間にあたり、友人や同僚として結婚式や披露宴に参加する場合や、同窓会などで着用することが多い。昼と夜の使い分けなどはなく、堅苦しさがないので、好みのコーデを楽しみやすい。基本的には、一般的なブラックスーツや、ダークスーツを選んでおけば間違いないだろう。

3. そのほかのドレスコードの種類と服装例

スーツ
フォーマルなシーンを代表するドレスコードとは、前項で挙げた3種類となるが、本項では、よりカジュアル度の高いドレスコードの種類と服装例を、いくつか紹介する。アレンジが利きやすく、オシャレも楽しめるので、ドレスコードのバリエーションとして覚えておこう。

その1.スマートエレガンス

スマートエレガンスとは、カジュアルな装いの中でも、最もフォーマルに近いドレスコードである。定義があるわけではないが、華やかにドレスアップしたスタイルがこれにあたり、主に結婚式の二次会やパーティーなどのシーンで適している。カジュアルになりすぎないよう、ベースはブラックやネイビーなどのダークスーツを選ぶようにしたい。柄は無地、もしくは光沢のあるシャドーストライプがおすすめだ。

その2.カジュアルエレガンス

カジュアルエレガンスとは、スマートエレガンスよりも、もう少しカジュアルなドレスコードである。ただし、ここでのカジュアルは、デニムやスニーカーはNG。あくまでスマートエレガンスをベースに、カジュアルな着こなしを意識したい。こちらも同じく、主に結婚式の二次会や、パーティーなどのシーンで着用するのが一般的だ。

その3.ビジネスアタイア

ビジネスアタイアとは、会社や企業主催のレセプションや、パーティーで設定されることが多いドレスコードである。上下セットアップのスーツスタイルで問題ないが、シャツやネクタイは、あまりカジュアルな色柄を選ばないように注意しよう。

その4.スマートカジュアル

スマートカジュアルとは、いわゆるキレイめのカジュアルコーデを意識すればよい。この場合のドレスコードとは、きちんとした印象を与えられるかという部分がポイントだ。基本のジャケットとパンツのスタイルをベースに、場の雰囲気に合わせてネクタイやチーフの使用を考えよう。こちらはパーティーというよりは、ホテルやレストランでの食事の際におすすめだ。

4. ドレスコードで注意すべきポイント

スーツ
ドレスコードの種類や服装について知ってもらったが、加えて注意すべきポイントも押さえておけば、失敗することはないだろう。意外と見落としがちな部分なので、確認しておいてほしい。

その1.シーンに合った小物を身につける

フォーマルな服装では、小物をコーデのアクセントとして使う方は多いだろうが、シーンに合った小物を身につけることが大切である。たとえば、結婚式に出席する際は、黒や動物柄のネクタイはマナー違反となる。黒は喪服を連想させ、動物柄は殺生を連想させることから、お祝いの席にはふさわしくないのだ。
さりげないアクセントがほしい場合は、ネクタイピンやポケットチーフを活用してみよう。上手く活用すれば、シンプルなコーデを華やかに演出できる。ただし、あまりに目立ちすぎると失礼になる場合もあるので、注意しよう。

その2.ブーツや白い靴下なども避ける

ドレスコードが設定されているシーンでは、避けるべきアイテムもあることを知っておこう。デニムやスニーカーなど、カジュアルなアイテムはイメージしやすいが、ブーツや白い靴下などもまた、カジュアルな印象が高いので、控えるべきである。靴は基本的には黒やブラウンの革靴を選び、靴下は黒、もしくはネイビーやダークグレーなど、ダークトーンのものを選ぶようにしたい。

5. ドレスコードが決まっていない場合は?

パーティ
恒例の行事であったり、常連のメンバーが多いパーティーなどでは、ドレスコードの指定がないケースも見られる。その際は、念のため主催者やほかの参加者に、事前に問い合わせておくことをおすすめしたい。自分で判断する場合は、インフォーマルやスマートエレガンスなど、シーンに沿った服装を心がければマナー違反にはならないだろう。Tシャツやデニムなど、ひとりだけカジュアルな服装で、当日になって浮いてしまわないように、十分気をつけよう。

結論

ドレスコードとは、シーンによって選ぶ服装が異なることに加え、ふさわしい服装を選ばないと、マナー違反になってしまうことも知ってもらった。ドレスコードが設定されているシーンに出席する際は、内容を見て、どの服装を選ぶかすぐに考えられたら、オシャレの上級者である。本記事を参考に、ドレスコードについて理解を深め、着こなしをマスターしてほしい。
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  • 更新日:

    2023年1月22日

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