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ウィンザーカラーシャツとは?着こなし方を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年1月11日

襟が大きく開いた形が特徴のウィンザーカラーシャツ。首回りがすっきりと見え、クラシックな印象になるのが魅力だが、ほかの襟型との違いを意識せず着用している方も意外と多いのではないだろうか。今回は、ウィンザーカラーシャツのおすすめ着用シーンやおしゃれに見せるコツを解説する。同時にシャツの代表的な襟型の種類についても紹介しているので、併せて確認してみてほしい。

  

1. ウィンザーカラーシャツとは?

シャツ
ウィンザーカラーシャツとは、襟羽の開きが100~140度ほどと広いシャツのことだ。ビジネスでもフォーマルでも着用できる定番のドレスシャツのひとつである。襟の開きが狭いレギュラーカラーに比べると襟が大きく横に広がっているため、小顔効果や首元をすっきり見せる効果があるのが特徴だ。
ウィンザーカラーシャツの名前の由来は、20世紀前半に英国のウィンザー公がこの襟型のシャツを好んで着ていたことだという。ネクタイの結び目が大きいウィンザーノットと相性がよく、クラシカルで力強い印象を作れるのも魅力だ。別名ワイドカラーシャツとも呼ばれている。

2. ウィンザーカラーシャツの着用シーン

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スタンダードなドレスシャツであるウィンザーカラーシャツは、さまざまなシーンで着用が可能だ。ウィンザーカラーシャツのおすすめの着用シーンや与える印象を見ていこう。

ビジネスシーン

ウィンザーカラーシャツはスーツと合わせても見栄えがよく、ビジネスシーンでは基本のシャツとして使える。襟がきれいに開くためノーネクタイにも向いており、定番のレギュラーカラー・セミワイドカラーのシャツとともに1枚は持っておきたいアイテムだ。また、ウィンザーノットでネクタイの存在感を高めることで、ビジネスマンらしい大人っぽさや迫力ある雰囲気をアピールできる。

フォーマルシーン

首元を華やかな印象にしてくれるウィンザーカラーシャツは、フォーマルシーンにもおすすめだ。結婚式やパーティーなどいつもよりドレスアップする場面でも積極的に着用してみるとよいだろう。葬儀や通夜などでもウィンザーカラーのシャツは問題なく使えるが、無地・白のシンプルなものを選ぶのが鉄則である。

カジュアルシーン

カジュアルシーンでも、もちろんウィンザーカラーシャツは活用できる。レギュラーカラーに比べ襟が開くことで、さりげなく大人の色気のある着こなしを演出できるだろう。またノーネクタイのジャケットスタイルなども、ウィンザーカラーであれば首元がさわやかに見えやすい。

3. ウィンザーカラーシャツの着こなし方

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ウィンザーカラーシャツをよりオシャレに着こなすために、以下のようなコツも意識してみよう。

ネクタイの結び方はウィンザーノットがおすすめ

襟が開いたウィンザーカラーシャツは、ネクタイのノット(結び目)がよく目立つ。そのため、前述のとおりネクタイの結び方はノットが横に広いウィンザーノットかセミウィンザーノットがおすすめだ。ウィンザーノットで結ぶことでネクタイの存在感が際立つため、Vゾーンをより華やかに見せられる。

ノーネクタイのときは体型に合ったものを着る

ウィンザーカラーシャツは第一ボタンを開けても襟の形が崩れにくいことから、ノーネクタイのスタイルにもおすすめだ。ただしサイズが大きいと襟元がブカブカでだらしなく見えてしまうため、サイズ感には注意しよう。ウィンザーカラーシャツをノーネクタイで着る際は、とくに体型にジャストフィットしたものを選ぶのがポイントだ。

4. ウィンザーカラー以外の主な襟型の種類

シャツ
ドレスシャツの襟型にはさまざまな種類があり、襟の形によって印象や着用できるシーンも異なる。ウィンザーカラー以外の主な襟型の種類についても知っておこう。

レギュラーカラー

定番の襟型のひとつで、襟羽の開きが75~90度と狭いのが特徴だ。近年ではワイドカラーやセミワイドカラーが人気となり、レギュラーカラーはビジネスシーン専用といったイメージもあるが、ビジネス・フォーマル・カジュアルと着回せる万能の襟型である。

セミワイドカラー

襟羽の開きが90~100度と、ウィンザーカラーとレギュラーカラーの中間なのがセミワイドカラーだ。適度に広がった襟はどんなスタイルにも合わせやすく、ビジネスからフォーマルまであらゆるシーンで使いやすいデザインとされる。

ボタンダウンカラー

ボタンダウンは襟先がボタンで留められているシャツのことだ。ポロ競技のユニフォームが起源であり、ややカジュアル・スポーティな印象になるのが特徴である。フォーマルやビジネスの大事な場面には向かないが、ノーネクタイやクールビズスタイルには適している。

ホリゾンタルカラー

ホリゾンタルカラーは襟羽が180度(水平)まで開いたデザインで、襟がほぼ真横に広がっている。ワイドカラー同様ウィンザーノットや太めのネクタイと相性がよく、ビジネス・フォーマルともに着用可能である。首元がすっきり見えるのもメリットだ。

ウイングカラー

襟が首に沿って立ち上がり、襟先だけが小さく前に折れているのがウイングカラーだ。主にモーニングやタキシードなどを着用するフォーマルシーンで用いられ、蝶ネクタイやアスコットタイと相性がよい。

スタンドカラー

襟羽がなく首回りがやや立ち上がっている襟型で、ノーカラーとも呼ばれる。襟が詰まっているため、首が太い方などは窮屈に見えてしまうこともある。シャツの中では最もカジュアルな部類で、スーツスタイルなどには着用しない。

結論

ウィンザーカラーシャツには、首元がすっきり見える、ネクタイを強調できる、ノーネクタイでも形よく決まるなどさまざまなメリットがある。定番の襟型のひとつなので、ビジネス・フォーマルシーンを問わずぜひ取り入れてみてほしい。シーンに合わせてほかの襟型とも使い分けながら、ちょっとしたVゾーンのオシャレを楽しもう。
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  • 更新日:

    2023年1月11日

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