目次
1. 天然パーマとは?

天然パーマとは、パーマをかけていないのに髪にカールやうねりがある髪質を指す。生まれつきクセがある方だけでなく、後天的にクセが出てくる方もいる。
髪に動きがある天然パーマの方は、髪型に悩むことも多い。しかし、クセの強さにもよるが、天然パーマを活かしたかっこいい髪型にすることも可能である。
2. 天然パーマのヘアセットのコツ

天然パーマの方は、髪型がすぐに崩れてしまうこともあるだろう。ヘアセットのときにいくつかのポイントに注意すれば、キープ力をアップすることが可能だ。ここでは、天然パーマをセットするコツを紹介していこう。
ドライヤー前にタオルドライを行う
ヘアセットをする前に、 髪を濡らして寝ぐせをリセットしよう。表面だけでなく、根元まで濡らすのがポイントだ。その後、しっかりとタオルドライしてほしい。
ドライヤーでしっかり乾かす
濡らした髪をドライヤーの温風で乾かしていく。ただ乾かすだけでなく、自分がセットしたい髪型をイメージしながら、ヘアスタイルの土台を作るのがポイントだ。髪は熱に弱いため、ドライヤーを頭から15cm以上離してほしい。
冷風で髪型を保つ
髪が乾いたら、ドライヤーの冷風を当てると髪型をキープしやすくなる。クセを伸ばすように髪を指やコームで引っ張りながら冷やしていくと、天然パーマが目立ちにくくなるだろう。
ストレートアイロンを使う
クセが強く、髪型のセットが上手くいかない方は、ストレートアイロンを活用しよう。髪をしっかり伸ばそうとして温度を上げすぎると傷みの原因になるため、適温を心がけよう。
3. 天然パーマにおすすめの髪型

ここからは、天然パーマの方におすすめな髪型を紹介していこう。
天然パーマ ✕ ツーブロック
トップに長さを残し、サイドをカットしたツーブロックは、天然パーマの動きを生かせる髪型だ。顔周りがスッキリするので、髪のボリュームが出やすい方におすすめである。
スタイリングのコツ
ヘアセットには、ハードワックスを使うとよい。トップの髪に空気を含ませるようなイメージでセットしよう。
天然パーマ ✕ マッシュ
丸みを帯びたシルエットが特徴的なマッシュも、天然パーマのメンズにおすすめな髪型だ。ふわっと動く毛先がアンニュイな雰囲気を演出してくれるだろう。
スタイリングのコツ
ブローであらかじめ形を作っておくと、キレイなシルエットに仕上がる。クセが強い方は、アイロンやドライヤーで動きを抑えておこう。
天然パーマ ✕ アップバング
前髪を上げたアップバングは、さわやかな印象になりたい方におすすめだ。短めなショートカットにすると、アップバングにしやすいだろう。
スタイリングのコツ
ブローの段階から、前髪を持ち上げてクセづけをしよう。ハードワックスを使っても前髪が落ちてくる場合は、ヘアスプレーを使って固めるのもおすすめだ。
天然パーマ ✕ ベリーショート
クセが強すぎる方やヘアセットが面倒な方は、ベリーショートにするとよい。サイドは地肌が見えるくらい短くカットし、トップは少し長さを残すとオシャレな雰囲気になるだろう。
スタイリングのコツ
トップにワックスをもみ込むだけでヘアセットが完了するので、朝の準備時間が短くて済む。
天然パーマ ✕ センターパート
前髪をセンターパートにセットすると、トレンド感バツグンの髪型が仕上がる。髪が短すぎるとセットしにくいため、美容室でセンターパートにしたいと伝えよう。
スタイリングのコツ
ブローとアイロンで天然パーマのクセを抑えて、流れるような髪の流れを再現しよう。サイドの髪が外ハネになるようにセットするとよい。
4. メンズ天然パーマの改善方法

クセの強さにもよるが、メンズの天然パーマは日々のケアで動きを抑えることが可能だ。最後に、クセを減らす方法を紹介していこう。
毎日ヘアケアを行う
乾燥や髪の痛みが原因でクセが強くなっている方は、毎日ヘアケアを行ってほしい。ヘアオイルやトリートメントを活用して、傷みの少ない髪を目指そう。
雨の日は特に保湿する
雨の日になるとボリュームが出すぎてしまう天然パーマの方も多いだろう。そのため、雨の日こそしっかり髪を保湿してほしい。
縮毛矯正する
クセが強すぎる方やサラサラのストレートヘアに憧れている方は、縮毛矯正を検討しよう。ただし、髪質によっては縮毛矯正がかけられない場合もあるので、美容師に相談してみるとよい。
結論
天然パーマの方は、髪型選びに悩むこともあるだろう。しかし、クセを活かした髪型にすれば、ストレートヘアのメンズだと再現が大変なヘアスタイルにも挑戦できる。天然パーマのクセを生かして、髪のオシャレを楽しんでほしい。