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シワにならないシャツの基礎知識!ノーアイロンシャツってどんな物?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年3月12日

ワイシャツを常に美しい状態で着用するには、洗濯後のアイロンがけなどのケアは必須となる。しかし、いくら丁寧にケアをしたとしても、クリーニングに出したときほど、仕上がりに満足がいかないこともあるだろう。そんな方におすすめしたいのが、ノーアイロンシャツである。本記事では、シワにならないシャツの基礎知識として、選び方やおすすめ品の紹介など、さまざまなポイントを解説していこう。

  

1. シワにならないシャツとは?

疑問
はじめに、シワにならないシャツとはそもそも何なのか、その基本的な特徴から確認していこう。シワにならないシャツとは、つまりノーアイロンシャツのことを指す。その名前の通りアイロンがけが不要で、日々のワイシャツのケアが簡単であることから、高い人気を誇っている。形態安定加工など、生地に特殊な加工が施されているため、普通の衣類のように洗濯した後に干しても、シワが残りにくいことが特徴だ。

シワになりにくさを表す「W&W性」とは?

ノーアイロンシャツのシワになりにくさは、JIS規格の数値で示される。これはW&W(ウォッシュ・アンド・ウェア)性と呼ばれており、1.0~5.0級までの数値で、シワになりにくさを表している。等級の数字が大きくなるほどシワカット率が高くなるので、シワになりにくいシャツの目安として、覚えておこう。

2. シワにならないシャツの基本的な選び方

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シワにならないシャツにもさまざまな種類があるので、何を基準に選ぶべきか悩んでしまうこともあるだろう。そこで本項では、シワにならないシャツの基本的な選び方について解説する。

その1.防シワ性の高さで選ぶ

防シワ性の高さでシワにならないシャツを選ぶなら、前項で述べたW&W性の等級の数字が大きい種類がおすすめ。アイロンがけの手間を省きたい方であれば、W&W性が3.2級以上のものを選ぼう。また、アイロンを仕上げに軽くかけるくらいは、面倒に思わないという方は、W&W性が2.5級程度のイージーケアタイプを選べばOKだ。

その2.シャツの素材で選ぶ

ワイシャツは日々着用するものなので、好みの素材で選ぶことも重要だ。シワにならないシャツも同じく、素材のバリエーションがあるので、その特徴を知っておこう。まず、肌触りや風合いのよさを求めるなら綿100%のものを、動きやすさや速乾性など機能性を重視したいなら、ポリエステルを代表とする化学繊維のものを選ぶのがおすすめ。ただし化学繊維のワイシャツは、綿より見た目で劣ってしまうので、それぞれ着用シーンによって使い分けるようにしたい。

その3.襟のデザインで選ぶ

襟のデザインでシワにならないシャツを選ぶなら、どの襟型が着用シーンに適しているのか、よく考えたうえで選びたい。主にビジネスシーンで着用するなら、レギュラーカラーやワイドカラーなどが基本。カジュアルシーンやクールビズスタイルには、ボタンダウンがぴったりだ。

3. シワにならないシャツのおすすめ品

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本項では、シワにならないシャツのおすすめ品を、3種類に絞って紹介する。いずれも優れた機能性を持ちながら、リーズナブルな価格が魅力的だ。

その1.はるやま「i-Shirts」

はるやまの「i-Shirts」は、大手紳士服専門店が手がける、完全ノーアイロンシャツシリーズである。業界では唯一のW&W性5.0級を獲得しており、一切のアイロンがけが不要。日々の洗濯ルーティンを行うだけで、常に美しいワイシャツが着用できる優れものだ。
生地はポリエステル100%なので、スポーティー感は否めないが、高い吸水・速乾性や抗菌・防臭機能、ストレッチの効いた着心地などが特徴。ワイシャツのケアに時間を取れない方に、とくにぴったりである。

その2.UNIQLO「スーパーノンアイロンシャツ」

UNIQLOの「スーパーノンアイロンシャツ」は、コストパフォーマンスが魅力の、ノーアイロンシャツである。W&W性は4.0級を獲得した経歴があり、優れた防シワ性が特徴だ。素材は綿100%で、高い機能性に加え、上質な見た目も兼ね備えている。

その3.無印良品「アイロンがけのいらないシャツ」

無印良品の「アイロンがけのいらないシャツ」は、発売以来進化を続けるノーアイロンシャツである。素材や仕様は常にアップデートされており、優れた防シワ性に加え、従来よりも厚みのある生地を採用して、サイズにゆとりを出したり、シャツインがしやすいように着丈を長めに設定したりと、トレンドも意識した作りが特徴だ。素材はオーガニックコットンを100%使用、シンプルで上品な見た目に仕上がっている。

4. シワになりにくいシャツの手入れポイント

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最後に、シワになりにくいシャツの手入れポイントも解説していこう。いくらシワにならないシャツとはいえ、間違った洗濯方法や干し方を続けていると、せっかくの防シワ性が発揮できないことも。これらも基本として頭に入れておいてほしい。

その1.洗濯ネットを使う

ワイシャツはそのまま洗濯機に入れるのではなく、ある程度キレイにたたんで、洗濯ネットを使って洗うのがベター。こうすることで、洗濯時のシワや型崩れを対策できる。また、シワ防止の洗剤や、柔軟剤を併用するのもおすすめの方法だ。

その2.脱水時間を短くする

ワイシャツのシワ残り対策には、濡れ干しが効果的である。脱水時間は短く設定して、終了後に水滴が滴るくらいでもOK。水の重みによりシワが伸びやすくなるので、ワイシャツの干し方のテクニックとして覚えておこう。

その3.シワを伸ばして干す

ワイシャツを干す前は、生地を軽く引っ張り、襟袖の形を整えておくことがポイント。また、シワが見える場合は、軽く手で叩いてシワを伸ばすのも有効だ。

結論

シワにならないシャツとは、つまりアイロンがけのいらないシャツであることを、知ってもらえただろう。アイロンがけの手間を省けることは、大きな家事の時短にもつながる。お手入れのことを気にせずに、ワイシャツを着回したい方には、ぜひノーアイロンシャツをおすすめしたい。
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  • 更新日:

    2023年3月12日

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