目次
1. メンズパンツの種類一覧 | 素材別

はじめに、メンズパンツの種類を、素材別に一覧で紹介する。素材に使われる生地の種類によって名前が異なるので、それぞれ頭に入れておこう。
デニムパンツ
デニムパンツとは、メンズパンツの定番中の定番である。デニム生地が使われており、ジーンズやジーパンと呼ばれるのも一般的だ。デニムパンツと聞くと、インディゴカラーをイメージする方は多いだろうが、緑や赤などのカラーデニムや、黒や白など、同じデニムパンツでも豊富な色展開がある。
チノパンツ
チノパンツもデニムパンツ同様、メンズパンツの定番として認知されている。チノパンの略称で呼ばれることが多い。チノクロスという生地を使って作られていることから、チノパンツと名付けられている。一般的に流通するチノパンツはベージュが主流だが、こちらもカーキやネイビー、黒や白など、さまざまな色展開で販売されている。
リネンパンツ
リネンパンツとは、素材に麻を使ったパンツである。スラックスなど、キレイ目のデザインのパンツに多い。近年ではフォーマルなイメージだけでなく、カジュアルな種類も多くなったことが特徴だ。清涼感のある生地なので、とくに夏場におすすめしたい。
シアサッカーパンツ
シアサッカーパンツとは、主にパジャマとして使われることが多いパンツである。通気性のよいシアサッカー素材を使っており、近年ではイージーパンツとして、ファッションシーンでも注目されている。
コーデュロイパンツ
コーデュロイパンツとは、秋冬のコーデにぴったりのパンツである。コーデュロイとは、綿を縦にビロード織りした生地であり、表面が波打つように織られていることが特徴だ。ほかの生地に比べて保温性が高いので、とくに秋冬物など、季節感の強い衣類に使われることが多い。
スウェットパンツ
スウェットパンツとは、スポーティーなコーデの定番のパンツである。伸縮性に優れたニット生地が使われており、汗を吸収しやすい作りが特徴だ。近年では太めのシルエットだけでなく、ジョガーパンツなど、細身な種類もトレンドとなっている。
ジャージーパンツ
ジャージーパンツとは、いわゆるジャージのことを指す。多くのスポーツブランドから販売されており、スポーツシーンはもちろん、普段使いとしてもおすすめだ。ジャージー素材には、主にポリエステルなど、化学繊維が使われている。
2. メンズパンツの種類一覧 | シルエット別

続いて、メンズパンツの種類を、シルエット別に一覧で紹介する。パンツの名前によってシルエットが大きく変わるので、こちらも基本として覚えておきたい。
スキニーパンツ
スキニーパンツとは、足のラインにぴったりフィットする、細身のパンツである。オーバーサイズのトップスと合わせるなど、メリハリの付いたコーデにも使いやすい。
ストレートパンツ
ストレートパンツとは、腰から裾までが同じ幅で、まっすぐ伸びた形が特徴のパンツである。トレンドに左右されないシルエットなので、汎用性が高い。
テーパードパンツ
テーパードパンツとは、腰まわりから裾にかけて、細くなっていく形が特徴のパンツである。足をキレイに見せる効果があり、上品な印象を与えられる。
ワイドパンツ
ワイドパンツとは、全体的に幅が広くなった形が特徴のパンツである。近年のメンズパンツのトレンドとしても注目されており、リラックス感のあるコーデに仕上がる。
フレアパンツ
フレアパンツとは、膝下から裾にかけて、幅が広がっていく形が特徴のパンツである。別称でブーツカットとも呼ばれる。レトロなコーデを意識したいときにぴったりだ。
スリムパンツ
スリムパンツとは、ストレートパンツよりはスリムで、スキニーパンツよりはゆとりのあるサイズ感のパンツである。さまざまなコーデに合わせやすく、現在のメンズコーデの主流とされている。
サルエルパンツ
サルエルパンツとは、股下が深く、裾が絞られた形が特徴のパンツである。全体的にゆったりとした履き心地で、個性をアピールできる。トレンドを意識するなら、オーバーサイズのトップスと合わせて、上下ともにビッグシルエットでまとめよう。
3. メンズパンツの種類一覧 | 丈の長さ別

メンズパンツは、素材やシルエット以外に、丈の長さでも名前が異なる。本項では、メンズパンツの種類を、丈の長さ別に一覧で紹介する。
アンクルパンツ
アンクルパンツとは、くるぶし辺り、またはくるぶしよりやや上の丈の長さのパンツである。軽やかな印象を与え、足を長く見せる効果がある。春夏のコーデと相性がよい。
クロップドパンツ
クロップドパンツとは、7分丈程度の丈の長さのパンツである。ゆったりとした腰まわりと、裾にかけて細くなっていく形が特徴だ。さわやかな印象を与え、こなれ感のある着こなしを演出できる。
スラックスパンツ
スラックスとは、スーツスタイルに合わせるパンツとして認知されているが、近年トレンドのキレイ目コーデである、トラッドスタイルにも取り入れられている。丈の長さはくるぶし辺りが一般的だ。ドレッシーな種類の靴と合わせたい。
カットオフパンツ
カットオフパンツとは、裾を切り落としたデザインが特徴のパンツである。はじめからデザインとして裾を切ったもののほかに、自分で裾を切ってリメイクする方法もある。丈の長さは、フルレングスからショートまで、自由な位置を設定できる。
ハーフパンツ
ハーフパンツとは、膝丈程度の丈の長さのパンツである。ショートパンツとも呼ばれる。夏のコーデやトレーニングウェアをはじめ、近年ではクールビズの一環としても取り入れられている。
クォーターパンツ
クォーターパンツとは、足の4分の1丈程度の丈の長さのパンツである。ハーフパンツよりも丈が短く、主にランニングや筋トレなど、トレーニングウェアとして販売されることが多い。
4. メンズパンツの種類一覧 | 下着別

これまで、ボトムスとしてのメンズパンツの種類を紹介してきたが、最後に、下着としてのメンズパンツの種類を、一覧で紹介していこう。せっかくであれば下着にもこだわり、見えないオシャレを楽しんでもらいたい。
ブリーフ
ブリーフとは、股下がなく、主にY字型の種類のパンツである。伸縮性が高く、ぴったりフィットすることが特徴だ。お腹への締め付けが少なく、スキニーパンツと相性がよい。
トランクス
トランクスとは、男性下着の定番とされるパンツである。ブリーフよりも丈が長く、さまざまなボトムスと合わせても、快適にすごしやすい点が特徴だ。
ボクサーパンツ
ボクサーパンツとは、ほどよいフィット感が特徴のパンツである。ボクサーショーツやボクサーブリーフの総称であり、丈の長さによって名前が異なる。
ジョックストラップ
ジョックストラップとは、ほかの下着とは異なり、お尻全体が覆われていないパンツである。前部にはサポートポーチが付いており、ゴム素材のウエストバンドでパンツを固定する。
ミッドウェイブリーフ
ミッドウェイブリーフとは、股下が長くなった種類のボクサーパンツである。普段使いのほかに、陸上競技でも広く使われている。
ビキニ
ビキニとは、股上が浅く、腰部分が狭いパンツである。前部は、足の関節に合うように角度が付いており、前から見ると逆三角形の形が特徴だ。
ソング
ソングとは、前部はビキニに近いが、後部がT字型になったパンツである。下着のラインがボトムスに見えにくい点が特徴だ。
ストリングス
ストリングスとは、前部のサポートポーチ以外が、ひも状でデザインされたパンツである。生地は薄く、肌への高い密着感がある。
結論
メンズパンツには、素材やシルエットなど、さまざまな部分の違いにより、豊富な種類のバリエーションに分けられることを解説した。これまで何気なくパンツを選んでいた方は、パンツそれぞれの特徴を知ったうえで選び、よりオシャレな着こなしを目指してみてほしい。