目次
1. 口臭のチェック方法|簡単な確認方法

まずは簡単な口臭のチェック方法から紹介していこう。口臭が気になるタイミングで素早くチェックできるので、日々の習慣として覚えておきたい。
その1.唾液のニオイを嗅ぐ
唾液のニオイを嗅ぐ方法は、指で舌の上や歯と歯茎の溝部分などを触り、指先についた唾液のニオイをチェックすればOK。唾液のニオイが気になると、口が乾燥した際に口臭の原因になるため、十分注意したい。また、このチェック方法を行う場合は、前後の手洗いはしっかり行うことを忘れずに。
その2.コップに息を溜める
指を唾液に直接つけるのは抵抗があるという方も多いだろう。そんな場合は、コップを使っても口臭をチェックできる。方法は簡単で、コップの中に息を吹き、密閉したうえでニオイをチェックすればよい。また、同様にビニール袋で行えば、より多くの息を吹き込めるので、こちらもおすすめだ。
その3.ベロの状態を確認する
口臭の原因の多くには、舌の表面についた「舌苔(ぜったい)」と呼ばれる白っぽい部分が関係している。舌苔は口臭のない方にもあり、とくに空腹時や起床時は量が多くなりやすいが、普段よりも色が濃い場合は、口臭が強くなっている可能性もあることを知っておきたい。
2. 口臭のチェック方法|口臭チェッカーを使う

前述した口臭のチェック方法に加え、市販の口臭チェッカーを使うのも有効な手段である。口臭チェッカーは、口臭の有無を手軽にセルフチェックできるだけでなく、口臭をレベル化・数値化できるので、目で確認できるのがポイントだ。その使い方や手順を押さえておこう。
口臭チェッカーの使い方・手順
口臭チェッカーの使い方は簡単で、まず電源を入れて測定の準備が整ったら、口を大きく開けてセンサーに息を吹きかけるだけでOK。数秒後にはランプやディスプレイで口臭レベルをチェックできる。測定前にマウスウォッシュなどで口臭ケアを行うと、正しく反応が表れないことがあるため、この点は注意しておきたい。
3. 市販のおすすめ口臭チェッカー

本項では、市販のおすすめ口臭チェッカーをいくつか紹介する。それぞれ1,000~2,000円台と、購入しやすい価格帯で販売されているので、日々の口臭チェックに役立ててみよう。
その1.オーム電機「口臭チェッカー」
オーム電機の「口臭チェッカー」は、測定結果が数字とイラストで見やすく表示されるのがポイント。持ち運び用の専用ポーチも付属しているので、衛生面でもおすすめだ。口臭の測定精度は高く、専門家の臭気評価とほぼ同様の結果が出るので、安定して自分の口臭をチェックできる。ただし、喫煙直後など、あまりに強いニオイがある場合は、エラーが起こる可能性もあるため注意したい。
その2.タニタ「ブレスチェッカー」
タニタの「ブレスチェッカー」は、持ち運びしやすい体温計のような形が特徴だ。コンパクトながら細かく測定でき、口臭レベルを6段階で表示する。わずか9秒という短時間で測定結果が出るので、素早く口臭チェックを行える点がメリットである。
タニタの口臭チェッカーは、こちらのブレスチェッカーのほかにも、LEDと振動で口臭レベルを知らせるものや、手のひらサイズでよりコンパクトなものなど、豊富なラインナップで販売されている。自分の好みの種類の口臭チェッカーを手にとってみよう。
その3.MIRACLE「口臭チェッカー」
MIRACLEの「口臭チェッカー」は、口臭レベルをかわいいイラストで知らせてくれるのが特徴だ。簡易的な口臭チェッカーだが、コスパのよさはバツグン。現在の口臭をサッとチェックしたい方におすすめだ。
結論
口臭のチェック方法には、気になったタイミングですぐに実践できる方法をはじめ、口臭チェッカーを使った方法もあることを知ってもらった。食後やお酒を飲んだ後、喫煙後や口内が乾燥しているときなど、口臭が気になるタイミングは日常生活の中に多くある。強い口臭はマスク越しでも相手にわかってしまうので、本記事で紹介した口臭のチェック方法を押さえ、日々の習慣としてみることをおすすめしたい。