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髪の毛がバサバサになる原因とは?パサパサ髪を直す方法も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年3月28日

男女を問わず、髪の毛がバサバサで傷んで見えるという悩みを持つ方は少なくない。髪がバサバサ・パサパサだと清潔感がない印象になるが、一度乾燥してバサバサになってしまった髪は放っておいても健康な状態には戻らないため、正しいケアが必要だ。今回は髪の毛がバサバサになる原因と、バサバサ髪を直す方法について解説しよう。

  

1. 髪の毛がバサバサの状態とは?

毛根の画像
髪の毛は、内側からメデュラ・コルテックス・キューティクルという順番で3層構造になっている。髪の潤いを守る役割をしているのが、一番外側にありウロコ状に重なっているキューティクルだ。健康な髪はキューティクルが閉じて内部に水分やたんぱく質が閉じ込められているが、何らかの原因でキューティクルが開いたり剥がれたりすると、内部の成分が流れ出て髪はスカスカに乾燥してしまう。
髪の毛がバサバサの状態とは、このキューティクルが剥がれて髪の毛の栄養が抜けてしまった状態のことである。また、表面のキューティクルが乱れるとツヤが失われパサついて見えるなど、髪のツヤや潤いは表層のキューティクルの状態によって左右されている。

2. 髪の毛がバサバサになる原因

髪の毛を触る
キューティクルが傷み、髪の毛がバサバサになってしまう具体的な原因について詳しく見ていこう。

シャンプーの洗浄力が高すぎる

洗浄力の高すぎるシャンプーは髪や頭皮に必要な油分まで奪ってしまい、髪の乾燥を招く。キューティクルには水に濡れると開く性質があるため、その状態で強力なシャンプーでごしごし洗うことで髪はさらにダメージを受けやすくなる。髪の毛がパサつく方は、洗浄力がマイルドなシャンプーを選んだり、トリートメントなどで髪に潤いを与えるケアも必要だ。

紫外線によるダメージを受けている

紫外線を多く浴びると、髪表面の脂質が損なわれることでキューティクルが傷ついたり剥がれやすくなったりするという。髪は紫外線を浴びやすい場所なので、気付かぬうちに乾燥を進ませバサバサ髪の原因となっているケースも多い。

パーマやカラーで傷んでいる

パーマやカラーも髪の毛にダメージを与え、傷みや乾燥を引き起こす一因だ。繰り返すほどに水分やたんぱく質が流出しやすくなり、ツヤやコシのない髪になってしまう。

熱によるダメージを受けている

キューティクルは熱にも弱いため、ドライヤーやアイロンなどの使い過ぎも問題である。ドライヤーを至近距離で当てたり、アイロンを長時間同じ場所に使えば傷みの原因になる。

髪を自然乾燥させている

髪を自然乾燥させると、髪が乾くまでの間に水分やたんぱく質がどんどん流出してしまう。濡れたまま眠ったりすると、枕との摩擦などによりさらにダメージは加速する。

加齢によって髪質が変化している

加齢やホルモンバランスの乱れで、髪質が変化してしまうこともある。加齢とともに髪が細くなったり弱ったりすることで、どうしてもパサついた印象に見えてしまう。

頭皮環境が正常でない

乾燥やベタつきなど頭皮環境の悪化によっても、健康な髪は生えにくくなる。過剰に油分を奪っていたり、逆に汚れや皮脂が残りすぎたりするのも要注意だ。頭皮環境が悪いと、外側からケアしても髪をよい状態にするのは難しい。

3. 髪の毛のバサバサを直す方法

髪を洗う
ここからは、水分やたんぱく質が失われバサバサになってしまった髪の毛を直す方法について紹介しよう。

自分に合ったシャンプーに変える

洗浄力の強すぎるシャンプーは、髪や頭皮を乾燥させバサバサ髪の原因となる。シャンプー後に髪がキシキシしたり頭皮に痒みがあるなら、低刺激のシャンプーやトリートメントに変えてみると髪質が改善する可能性もあるだろう。汚れを落としつつ潤いを守りたいなら、適度な洗浄力と保湿力を兼ね備えたアミノ酸系シャンプーなどを試すのもおすすめだ。

シャンプー前にブラッシングする

シャンプーによる摩擦は、キューティクルが傷つき髪がパサつく原因のひとつだ。シャンプー前にブラッシングで髪の絡まりをといておくと摩擦によるダメージを軽減でき、キューティクルの損傷も防ぎやすい。汚れ落ちをよくする効果も期待できる。

シャンプーを泡立てて頭皮を洗う

シャンプーによる摩擦を抑えるには、シャンプーをしっかり泡立てることも大切だ。髪をこすりながら洗うのではなく、頭皮をマッサージするように洗うことでダメージを最小限にできる。

トリートメントやヘアパックをする

コンディショナーやリンスは基本的に髪の毛の表面にのみ留まるため、乾燥が進んだ髪には髪の内部にまで浸透するトリートメントやヘアパックがおすすめだ。とくにバサバサがひどい場合は、より補修力の高いヘアパックが効果を発揮するだろう。

ヘアオイルで髪の毛を保護する

ヘアオイルをお手入れの最後に使うことで、髪の毛がコーティングされて潤いや栄養を閉じ込める効果が期待できる。ドライヤーの熱や外部の刺激から髪を保護すると同時に、髪をしっとりとまとまりやすい状態に導いてくれる。

ドライヤーを正しく使う

髪を濡れた状態で放置していると、開いたキューティクルから水分がどんどん失われてしまうため、洗髪後はドライヤーでなるべく早く乾かすことが大切だ。まず少し上の位置から温風を当てて根元をしっかり乾かし、その後毛先を乾かすと効率がよい。また最後に冷風をあてるとキューティクルが閉じるため、潤いが持続しやすくなる。

4. 髪の毛がバサバサになる前の予防ケア

キャップを被った男性
髪の毛がバサバサにならないためには、日頃から髪の乾燥や栄養不足を予防するケアを心がけることが重要だ。

定期的にヘッドスパをする

ヘッドスパには、マッサージによって頭皮の血行を促進したり、毛穴をクレンジングする効果などがある。定期的に行うことで毛根に十分な栄養が届くようになり、頭皮環境が改善して徐々に髪の健康状態がよくなると期待できるだろう。ヘアマッサージャーなどを使って、自宅でヘッドスパを行うのもおすすめだ。

紫外線対策をする

紫外線は髪のダメージを加速させるため、外出時には髪にも紫外線対策をしよう。髪用の日焼け止めスプレーや帽子、日傘などを使って直接日光を浴びないことが大切だ。

食事で栄養をしっかり摂取する

健康で潤った髪を生やすには、髪に必要な栄養をバランスよく摂ることも考えたい。髪の原料となるたんぱく質や、たんぱく質を髪の主成分・ケラチンに変換させる亜鉛、また頭皮や髪の成長をサポートするビタミン類を積極的に摂るとよいとされている。

睡眠時間を確保する

睡眠不足になると血行が悪くなるため、頭皮や髪に栄養が行き渡らなくなり髪にツヤやハリがなくなるケースもある。できれば6~7時間、質のよい睡眠をとることも髪の健康につながる。

お酒やタバコを控える

お酒やタバコは、頭皮の血行を阻害したり髪に必要な栄養を消費してしまったりと髪にとってマイナス面が多い。髪をケアしてもバサバサが直らない場合は、飲酒や喫煙を控えてみることで変化が現れる可能性もあるだろう。

結論

バサバサの髪の毛は、適切なケアを行いさえすれば潤ってツヤのある状態に直すことが可能だ。髪質だからと諦めている方も、まずシャンプーやトリートメントを見直すなど手軽なところからケアに取り組んでみてはいかがだろう。また自然乾燥させない、紫外線を浴びすぎないなど、ちょっとした工夫も髪を傷ませないためのポイントである。
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  • 更新日:

    2023年3月28日

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