1. 腕時計をつけるのは右手?それとも左手?
腕時計をつけるのは右手と左手のどちらがよいのだろうか。一般的に多いほうを見ていこう。
一般的には左手につける人が多い
一般的に、腕時計を左手につけている方が多い。日本人には右利きが多いため、左手につける場合が多いようだ。また、周りの人が腕時計を左手につけているから、といった理由でなんとなく左手にしている方もいるだろう。
どちらの手につけるかは自由
腕時計を右手と左手のどちらにつけるかは自由だ。マナーで決まっているものではないので、自分が使いやすいほうにつければよいだろう。ただし、利き手側に腕時計をつけると、文字を書くときに邪魔になってしまうかもしれない。また、どちらかの手につけることを想定して作られたデザインの腕時計も販売されている。右手と左手それぞれのメリットは、次項から紹介していこう。
2. 腕時計を左手につける意味やメリットは?
ここからは、腕時計を左手につける意味やメリットを紹介していこう。
昔は懐中時計を左手首につけていた
腕時計が市民に浸透する前、多くの人は懐中時計を持ち歩いていた。兵士などは、素早く時間を確認できるように懐中時計を左手首につけていたといわれている。この習慣から腕時計も左手につけることが多くなった、という説がある。
右利きの人が多い
約90%の方が右利きだといわれている。右利きが多い理由には諸説あるが、進化の過程で割合が変わっていったのではないかという説がある。右利きの方が右手に腕時計をつけていると、文字を書くときに邪魔になったり周りの物にぶつけやすくなったりする。また、左手につけておけば、右手で腕時計の着脱もしやすいだろう。そのため、左手につける方が比較的多いようだ。
リューズ位置は右利き用に設計されている
時計の側面についていることが多いリューズは、回転させて時間や日付を調整するつまみである。日本で販売されている腕時計の多くが、リューズを右側に設置している。実際に腕時計を操作してみるとわかりやすいが、リューズが右側にあると左手に腕時計をつけていないと調整しにくい。そのため、リューズの位置は、右利き用に設計されているものが多いといえるだろう。
3. 腕時計を右手につける意味やメリットは?
腕時計を右手につけるのは少数派といえるが、右手につけることにもメリットがある。腕時計を右手につける意味やメリットをチェックしていこう。
左利き用のレフトハンドモデル
左利きの方が操作しやすいように設計されたレフトハンドモデルも販売されている。レフトハンドモデルはリューズの位置が通常とは逆の左側についている。そのため、腕時計を右手につけると、リューズを左手で操作しやすい設計になっているのだ。通常設計の腕時計を左利きの方が使用するとかなり使いにくいので、レフトハンドモデルを活用するとよいだろう。
平和の象徴
腕時計を右手につけるのは、平和の象徴という説もある。その内容は「スナイパーが左手に腕時計をつけていたら時間を計りながら銃を撃てるが、右手につけていれば時間を計ってから銃に手をかけるためタイミングが遅れる。つまり、右手に腕時計をつけていたら人が死ななくて済む可能性があるので、平和である」というものだ。この説はとある芸能人がラジオで話をしていたもので、世界的に知られている話ではない。そのため、ひとつの説としてとらえてほしい。
ファッション性
ファッション性を重視して右手につけている方もいるようだ。右利きの方は右手をよく動かすため、腕時計をつけていると周りの目に入りやすい。そのため、右手につけていれば、お気に入り腕時計をより目立たせられるだろう。また、周りの人と違うつけ方をしたい場合にも、右手につけるのがおすすめである。
結論
腕時計は、右手と左手のどちらにつけても問題ない。基本的に、利き腕と違うほうにつける方が多いようだ。また、腕時計のデザインにあわせて、腕を変える方もいるだろう。自分が使いやすく、オシャレだと思うほうの腕に装着するとよい。その日の気分で、右手と左手のどちらにするか決めても楽しいかもしれない。