ポロシャツの着こなしをメンズ向けに解説！ビジネスシーンでも大丈夫

クールビズでのポロシャツの着用はOKとされている。現在は、クールビズの実施期間を定めず、各自体調や気温に応じた軽装への取り組みが呼びかけられていることから、今後ますますビジネスの場でのポロシャツの着用が増えるだろう。メンズ向けポロシャツは、ワイシャツと比べると少しカジュアルな印象を与える。そのためビジネスシーンに適したメンズ向けポロシャツを選ぶことが大切だ。ここからは、ビジネス向けメンズポロシャツについて詳しく見ていく。

ビジネスシーンに適したメンズポロシャツの特徴を解説していく。きちんと感を出せるメンズポロシャツの特徴について理解して、夏の暑さを乗り切ろう。

メンズ向けポロシャツには前開きタイプと頭から被るプルオーバータイプの2種類あるが、ビジネスに適しているのは前開きタイプだ。前開きタイプでは、上から下までボタンがついているためワイシャツのような着こなしができ、ネクタイを締めても違和感がない。

台襟とは、シャツの首元で襟の土台となるパーツを指す。台襟があることで、首周りに立体感が生まれ、フォーマルな印象になるのだ。ビジネス向けのメンズポロシャツを選ぶときは、台襟付きタイプのものを選ぼう。

ビジネスシーンでは、シンプルなデザインのメンズポロシャツが適している。白やブルー、グレー、ネイビーといった淡いシックな色、無地や薄いストライプのような控えめなデザインがおすすめだ。

メンズポロシャツを用意したら、キレイに着こなそう。ここではビジネス向けの4つの着こなしポイントを紹介していく。

きちんと感を出すために、ビジネスシーンではジャストサイズのメンズポロシャツを選ぼう。自分のウエストやバストサイズに対して、約10～15cmゆとりがあるとベストといわれている。着用した際に、袖口や身幅に大きなたるみがないか確認するとよい。

タックインとは、ポロシャツの裾をパンツの中に入れるスタイルである。タックインすることで、きっちりした印象になるのだ。ビジネスシーンでは、タックインが基本となるため、メンズポロシャツを選ぶときは裾が短すぎないものを選ぼう。

ボタンを開ける場合は1個までにしよう。2個以上ボタンを開けてしまうと、肌の露出が目立って、だらしない印象を与えてしまう可能性がある。第1ボタンのみ開けてさわやかに見せるか、全部閉じて落ち着いた雰囲気にしてもいいだろう。

ビジネスシーンでは、透けや汗じみなどを防止するためにインナーを着用しよう。インナーを選ぶときは深めのVカットになっているデザインや、ベージュ・白などの透けにくいカラーがおすすめだ。吸汗速乾機能のあるインナーであれば、汗をかいたときに快適に過ごせる。

最後は、おすすめのポロシャツブランドを特徴とともに紹介していく。夏に向けて、新しくメンズポロシャツを新調したい方は参考にしてほしい。

LACOSTE（ラコステ）は、緑色のワニのロゴが特徴的なフランスのブランドだ。ラコステのポロシャツは、もともとスポーツに使えるアイテムとして生み出されたもので、普段着としてだけでなくスポーツシーンでも幅広く使用されている。種類が豊富で、シンプルなデザインのため、ビジネスシーンでもコーディネートしやすい魅力があるメンズポロシャツだ。

アメリカで生まれたPOLO（ポロ）は、デザインやカラーバリエーションが豊富にあり、老若男女着こなせるポロシャツを生み出しているブランドだ。通気性に優れた鹿の子編み素材に、動きやすいように施された裾のスリットが特徴である。スリム体型の方にもおすすめのカスタムフィットシリーズも登場し、きちんと感を出したいビジネスシーンにぴったりだ。

FRED PERRY（フレッドペリー）は、テニスウエアブランドとしてイギリスで誕生した。すっきりとした丈と身体にフィットするフォルムが特徴だ。無地にロゴ入りや、襟や袖にラインが施されるなど、シンプルなデザインになっている。ビジネスシーンはもちろん、プライベートでも着まわしたいメンズポロシャツだ。

ビジネスシーンでポロシャツを着用する際は、カジュアルに見えないような着こなし方が重要になる。ビジネス向きのメンズポロシャツも販売されているので、失敗したくない方は活用するのがおすすめだ。自分に合ったポロシャツを見つけて、快適なビジネスライフを送ろう。