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夏用スーツはいつから着用する?選び方や着こなし方も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年4月18日

夏用スーツとは、夏場の暑い季節でも、快適に着用できるスーツである。夏に合わせた作りなので、ほかのスーツとは違った選び方や、着こなし方があることもポイント。本記事では、夏用スーツならではの特徴や機能性、コーデ例などにスポットを当て、その魅力を一挙紹介していこう。

  

1. 夏用スーツはいつから着用する?

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夏用スーツは、夏用と季節が指定されているとはいえ、基本的には4月頃から9月頃まで着用できる。ただし、年によって気候は変わるので、厳密に期間が決められているわけではない。少しずつ暑さを感じ始める4月頃から、徐々に夏用スーツに移行していき、涼しくなる9月頃まで使えると認識しておこう。また気温の目安としては、日中の屋外の気温が20度を超える日は、夏用スーツでちょうどよいとされている。もちろん個人差はあるので、夏用スーツで快適にすごせる季節や気温は、自分で見極めるようにしたい。

2. 夏用スーツの特徴

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では、夏用スーツの特徴を、素材・裏地・色の3つのポイントから、解説していこう。夏用スーツがなぜ暑い季節に対応できるのか、基本的な部分を知っておきたい。

素材の特徴

夏用スーツの素材には、通気性に優れ、軽量の素材が使われることが多い。主な素材としては、リネンやサマーウール、モヘアやコットンなどが挙げられる。またリネンはシワになりやすいこともあり、そのほとんどがウールとの混紡となっている。

裏地の特徴

スーツのジャケットの裏地には、着用時の滑りをよくして着脱を楽に行えたり、表地へのダメージを防ぐ役割などがある。基本的にはジャケットには裏地が付いているが、夏用スーツの場合、秋冬用とは異なり全面に裏地が付いておらず、背中部分のみ裏地が付いていない、背抜き仕様になっているのが一般的だ。

色の特徴

夏用スーツは、秋冬用に比べると、色のトーンが明るめであることが特徴だ。ブルーやライトグレーなどが代表的だが、明るい色は落ち着いた色に比べて、ややカジュアルな印象を与えることは事実である。着用シーンによっては相手に失礼になる場合もあるので、注意したい。

3. 夏用スーツに求められる機能性

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本項では、夏用スーツの選び方のポイントとして、注目しておきたい機能性を紹介する。暑い季節のスーツスタイルを快適にすごすために、よく確認しておこう。

吸汗速乾性を備えているか

吸汗速乾性を備えているかという点は、夏用スーツ選びではとくに重要なポイントである。汗をかきやすい夏場でも、汗や湿気を素早く吸い取り、乾燥できるのだ。汗による不快感が気にならず、日中でも涼しくすごせることは、夏のスーツスタイルではありがたい機能である。近年では、スポーツウェアに使われる、速乾性に優れた素材が採用されたスーツも販売されているなど、選べる幅も広い。

自宅で洗えるか

最近の夏用スーツは、自宅で洗えるウォッシャブル仕様も主流になっている。糸がほつれにくく、シワになりにくい作りになっているので、通常通り洗濯機で洗える点が大きなメリットだ。汗をかくたびに頻繁にクリーニングに出していると、クリーニング代だけでも高額になってしまう。いつでも清潔に着用できるように、自宅で洗える夏用スーツを選ぶようにしたい。

シワになりにくいか

夏用スーツとはいえ、日中の移動時はジャケットを脱ぐ方も多いはずだ。そんなときは、シワになりにくい、ポリエステルなどの素材を使ったジャケットがおすすめ。持ち歩いていても、再度美しい状態で着用できる。

芯地や肩パッドが薄いか

ジャケットの芯地や肩パッドが薄いものを選ぶと、通気性の向上に加え、スーツ内に熱がこもりにくく、快適に着用できる。芯地や肩パッドは、スーツのシルエットをよく見せる役割を持つが、より実用性を意識したいなら、押さえておきたいポイントだ。

ジャケットの袖口が開くか

ジャケットの多くは、袖口のボタンは飾りであり、実際には開かない仕様である。しかし、本切羽仕様であれば、実際に袖口が開くようになっているので、ジャケットのままでも腕まくりができるのだ。スーツスタイルのファッションアクセントとしても使えるので、覚えておこう。

4. 夏用スーツのおすすめの着こなし方

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夏用スーツの着こなしでは、さわやかで清涼感のあるコーデを心がけたい。スーツの色別のおすすめのコーデ例を、いくつか紹介していこう。

夏用ネイビースーツの場合

ビジネススーツの定番であるネイビースーツには、同系色のストライプシャツとネクタイを合わせてみよう。ネイビースーツは、一見すると無地のような、シャドーストライプがおすすめ。ネクタイはドット柄や小紋柄とも好相性だ。ネイビースーツの王道スタイルをオシャレに演出してみよう。

夏用グレースーツの場合

グレースーツは、ネイビーと同じくスーツの定番とされている。夏用スーツには、明るいトーンのライトグレーを選びたい。冷静やクールといった色のイメージがあるため、仕事ができる印象を与えられる点もポイント。シャツやネクタイを同系色でまとめるもよし、ネクタイを色柄もので合わせるもよし、さまざまな色の変化にも対応できるのが特徴だ。

夏用ブルースーツの場合

ブルースーツは、ネイビーと同系色だが明るいトーンとなり、落ち着きの中に活動的でフレッシュな印象も与えられる。ネイビー同様、さまざまな色と合わせやすく、ブラウンやグリーンなど、あらゆるネクタイとのコーデを楽しめる。年齢を問わずオシャレを演出できるので、スーツの色でイメージチェンジをしたい方にもぴったりだ。

5. 夏用スーツに関する注意点

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最後に、夏用スーツに関する注意点を解説する。夏用スーツを長持ちさせるためにも、しっかり押さえておこう。

パンツは傷みやすい

夏場は汗をかきやすいので、どうしてもスーツの生地の消耗は避けられない。また、ジャケットよりもパンツのほうが傷みやすい傾向にある。なるべく同じスーツを連続で着用しないことや、スペアパンツを用意しておくなど、対策しておきたい。また、着用後はハンガーにかけ、風通しのよい場所で保管するなど工夫も必要だ。

頻繁に洗いすぎない

夏用スーツには、ウォッシャブル仕様のものが多いとはいえ、毎日着用するたびに洗っていると、スーツの傷みがすすんでしまう。なるべくなら、洗うのは汗や汚れが目立つときだけにすれば、スーツを長持ちさせやすい。においが気になる場合は、スーツ用のスチーマーを使うのも有効な手段である。

結論

夏用スーツに関するさまざまなポイントの解説を通して、その魅力を知ってもらえただろう。いくら暑い季節だとしても、涼しげなスーツスタイルで決まっていたら、暑苦しさがなく、印象も大きくアップする。夏場のスーツ選びで悩んでいる方には、ぜひ夏用スーツをおすすめしたい。
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  • 公開日:

    2023年4月17日

  • 更新日:

    2023年4月18日

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