目次
1. 夏用オフィスカジュアルの基本知識

オフィスカジュアルとは、カジュアルでありながらも、ビジネスの場に相応しいキレイめな服装を指す。そのため、周りの方を不快にさせない清潔感や、オフィスにマッチするカッチリした雰囲気が必須である。また、どのくらいカジュアルダウンしたコーディネートが許容されるかは、職種や会社によって異なる。不要なトラブルを避けるために、あらかじめルールを確認しておこう。
2. 夏用オフィスカジュアルの基本的なポイント

ここでは、夏用のオフィスカジュアルを選ぶときに気を付けてほしいポイントを紹介していこう。
その1.色味
オフィスカジュアルの服装は、ビジネスシーンになじむ落ち着いた色合いのものを選ぼう。たとえば、パンツであればブラックやネイビー、濃いグレー、ベージュ、ブラウンなどがおすすめだ。また、濃い色のトップスに濃い色のパンツをあわせると暗いイメージになりやすいので、全体のバランスを見てコーディネートすることも重要である。
その2.素材
服装の素材もチェックしてほしいポイントだ。ウールやシルクでできた洋服はフォーマル度が高く、オフィスカジュアルに向いている。また、夏を快適に過ごしたい方は、吸水性が高いリネンや、触るとひんやりする接触冷感生地もおすすめである。一方、ナイロンのようなカジュアルな印象が強い生地は、避けるのが無難だろう。
その3.露出度合い
オフィスカジュアルでは、露出度が高い服装はおすすめできない。そのため、短パンやタンクトップは避けよう。
3. 夏用オフィスカジュアルの基本的な選び方

ここからは、ジャケットとトップス、パンツなど、アイテム別の選び方を解説していこう。
その1.ジャケット
夏のクールビズ期間では基本的にジャケットを着用しないが、商談や面接のようなかしこまった場では必要になる場合がある。そのため、夏用のジャケットを1着用意しておくと安心だ。夏に着るジャケットは、ライトグレーやネイビーのようなさわやかなカラーがおすすめである。また、生地が薄く通気性に優れた素材のものを選ぼう。
その2.トップス
オフィスカジュアルのトップスは、ワイシャツやカットソー、ポロシャツを使うことが多い。明るいイメージになる白やパステルカラーのアイテムがおすすめだ。
その3.パンツ
キレイめなデザインのパンツも、夏のオフィスカジュアルコーディネートに欠かせないアイテムだ。明るい色味のアイテムを選ぶと、さわやかな印象に近づけるだろう。
その4.シューズ
足元は、案外周りの方に見られているポイントだ。カッチリした雰囲気に仕上げたい場合は、革製のビジネスシューズが向いている。黒や濃い茶色のアイテムを選ぶと、コーディネートを引き締めてくれるだろう。一方、ラフなイメージにまとめたい場合は、スニーカーをあわせるのも手だ。ビジネスシーンで浮かないように、キレイめなデザインのものをセレクトしてほしい。
4. 夏用オフィスカジュアルのコーデ例

夏用オフィスカジュアルのコーディネート例をチェックしていこう。暑い季節に着る服装の参考にしてほしい。
その1.ネイビーポロシャツ×ベージュチノパン
ネイビーのポロシャツは、大人っぽさとラフさを両立した便利なアイテムだ。全体が暗くならないように、ボトムスにはベージュチノパンをあわせよう。
その2.グレーカーディガン×黒デニムパンツ
露出度を下げたり夏の冷房対策をしたりするときにおすすめなのが、グレーのカーディガンである。ジャケットよりやわらかく、落ち着いた雰囲気が魅力だ。ボトムスには黒のパンツをあわせると全体がまとまる。カジュアルな服装が許容されている職場であれば、デニム生地でもよいだろう。
その3.黒シャツ×グレーパンツ
黒シャツにグレーパンツをあわせると、メリハリのあるオシャレなコーディネートが完成する。重たい印象にならないように、半袖の黒シャツがおすすめだ。
結論
夏のオフィスカジュアルは、清潔感やビジネスシーンで浮かないフォーマルさをおさえつつ、快適性もある服装選びが重要だ。夏の服装に悩んだら、今回紹介したアイテムの選び方やコーディネート方法を参考にしてほしい。夏のビジネスシーンに相応しい服装を選んで、オシャレで快適な毎日を送ろう。