ブルゾンとジャンパー・ジャケットの違いは？種類や選び方も解説

1. ブルゾンとは？

ブルゾンはアウターの1種である。袖や裾が絞られ、身頃がふくらんだデザインのものが多い。フランス語で「裾が絞られた服」という意味のblousonが語源だといわれている。作業着として着る機能性に優れたものから、デザインにこだわったファッション性の高いものまで、幅広いアイテムが販売されている。

2. ブルゾンとジャンパー・ジャケットとの違い

ブルゾンと混同されやすいアウターとして、ジャンパーやジャケットが挙げられる。ブルゾンとジャンパー・ジャケットの違いを見ていこう。

ジャンパーとの違い

実は、ジャンパーとブルゾンに明確な線引きはない。ただし、日本では機能性が高くシンプルなデザインのものをジャンパー、ファッション性が高いものをブルゾンと呼ぶことが多いようだ。また、ジャンパーは会社やイベントのユニフォームとして取り入れられることも多い。

ジャケットとの違い

ジャケットとは、短めの丈で動きやすいアウター全般を指す。つまり、ブルゾンはジャケットの1種である。一般的には、丈が腰からお尻くらいまであるものをジャケットと呼び、短い丈のものをブルゾンと呼ぶことが多い。

コートとの違い

コートは、防寒のために羽織る上着を指すことが多い。そのため、ブルゾンよりも厚手で丈が長いものが一般的である。

3. ブルゾンの種類

ひとくちにブルゾンといっても、さまざまな種類がある。ここでは、ブルゾンの種類を紹介していこう。また、今回紹介する種類以外にも、素材を変えたレザーブルゾンやジージャン、特徴的なデザインのMA-1などがある。

ボアブルゾン

もこもことした素材で作られたボアブルゾンは、かわいらしい見た目が魅力だ。さらに、軽く防寒性に優れているので、アウトドアシーンでも使えるだろう。

中綿ブルゾン

生地の中に綿が入っている中綿ブルゾンは、防寒性が高く、寒い季節にぴったりだ。また、リーズナブルな価格のアイテムが多いため、気軽に取り入れられるのも特長である。

フード付きブルゾン

フードが付いているデザインのブルゾンも人気だ。生地やデザイン、フードの大きさなどによって雰囲気が変わるので、自分好みのアイテムが選べるだろう。

リバーシブルブルゾン

リバーシブルブルゾンは、表と裏で2通りの着こなしが楽しめる。その日の気分によって着こなしを変えたい方やコーディネートがマンネリしがちな方におすすめだ。

ジップアップブルゾン

ジップアップブルゾンは、ジャンパーのように、フロントにジッパーがあるタイプだ。ジッパーを開閉して、見た目の雰囲気や防寒性を変えられるのが魅力である。

4. ブルゾン選びのポイント

さまざまなブルゾンが販売されているので、どれを買えばよいのか悩んでしまうだろう。ここからは、ブルゾン選びのポイントをチェックしていこう。

色で選ぶ

ブルゾンを落ち着いた雰囲気で着こなすには、大人っぽいカラーのアイテムをセレクトしよう。また、黒やカーキのように着まわしやすい色を選ぶのもポイントである。流行に左右されにくい色なので、長く着こなせるだろう。

素材で選ぶ

ブルゾンは、化学繊維や綿、混紡素材など、さまざまな素材で作られた商品が販売されている。素材によって見た目の印象が異なるだけでなく、着心地や耐久性、メンテナンスのしやすさなどが変わるので、よく検討しよう。

5. ブルゾンのおすすめメンズブランド

最後に、ブルゾンを探している方にチェックしてほしいおすすめのメンズブランドを紹介していこう。

ナノ・ユニバース

カジュアルさとスタイリッシュな雰囲気を両立した洋服を多く揃えているブランドだ。比較的使いやすいデザインの商品が多く、コーディネートが楽だろう。

コムサイズム

モード系のアイテムが多く揃っているコムサイズム。メンズだけでなく、レディースやキッズ向けの商品も揃っている。スタイリッシュな雰囲気のブルゾンが多く、かっこよく着こなしたい方におすすめだ。

フレッドペリー

フレッドペリーは、月桂樹のワンポイントがついたポロシャツが有名なブランドだ。アウターも多く取り扱っていて、シンプルでスポーティーなデザインで人気を集めている。

結論

ブルゾンとジャンパー・ジャケットの違いや洋服の種類・選び方について解説した。ブルゾンは秋冬のアウターにぴったりなアイテムである。この記事を参考にして、お気に入りの一着を見つけてほしい。ブルゾンを活用して、寒い季節も暖かくオシャレにすごそう。