目次
1. 眼鏡の鼻あての正しい位置とは?

さっそく、眼鏡の鼻あての正しい位置を見ていこう。眼鏡をしている方は、自分のつけている鼻あてがどこに当たっているか確認してほしい。
鼻あてが鼻骨の上にくるようにする
鼻あての正しい位置は、鼻骨の上だ。鼻骨とは、目頭の下にある凹んだ部分を指す。この場所に鼻あてがくると、眼鏡が安定しやすいだろう。
鼻あてが正しい位置にないことで起こる弊害
鼻あてが正しい位置に当たらず、眼鏡がズレているとさまざまな弊害が起こる可能性がある。例えば、見え方に影響が出て目が疲れやすくなったり、顔に上手くフィットせず痛みが出たりすることも。さらに、眼鏡が頻繁にズレると何度も位置を直さなければならず、集中力が切れやすくなるだろう。
2. 鼻あて以外の眼鏡の正しい位置

眼鏡を正しくかけられているか確認するときは、鼻あて以外の位置もチェックしよう。鏡を見ながら、どのように眼鏡がかかっているか確認してほしい。
眼鏡横と顔の位置関係
眼鏡をかけたときに、フレームの外側がフェイスラインに接しているのが正しい位置だ。フレームが顔にかかっていたり、はみ出たりしていると、サイズがあっていない状態である。
レンズと黒目の位置関係
眼鏡をかけたときに、黒目がレンズの中央にきている状態がベストだ。眼鏡のサイズや鼻あて調節して、正しい位置にフィッティングしよう。
眼鏡と耳の位置関係
左右の耳は高さが違う場合があるので、眼鏡を調節してレンズがまっすぐになるようにしよう。また、耳にかける部分の調整があっていないと、下を向くと眼鏡がズレたり耳が痛くなったりする原因になるだろう。
3. 眼鏡のズレを防ぐには?

ここからは、眼鏡のズレを防ぐ方法を紹介していこう。
正しい使い方をすればズレを防止できる
頻繁に調整を行っても眼鏡がズレるのは、日頃の扱いが間違っている可能性がある。間違った方法で眼鏡を扱っていると、フレームが歪んでズレやすくなるからだ。眼鏡の正しい使い方を見ていこう。
【両手で眼鏡を外す】
眼鏡を片手でつけたり外したりしていないだろうか。眼鏡を片手で扱うと、片方だけに負担がかかって形が歪みやすくなる。そのため、眼鏡は両手を使って丁寧に扱おう。とくに、眼鏡を外すときは左右のテンプルを両手で持ち、優しく外すとよい。
【保管するときはケースに入れる】
眼鏡をしていないときにうっかり物を置いてしまったり落としたりして、フレームが歪むことも考えられる。眼鏡を保管するときは、眼鏡ケースに入れておくとよい。一時的に眼鏡をはずして置いておく場合は、レンズを上に向けて平坦な場所に保管しよう。
【鼻あてはこまめに掃除する】
鼻あてに汚れがついていると、正しい位置につけていても眼鏡がズレる原因になる。鼻あては顔の皮脂や汗がついて汚れやすいので、こまめに掃除をしてほしい。やさしく水洗いをしてから、専用の眼鏡クロスを使って丁寧に拭き掃除をするのがおすすめである。
【蒸気や熱をなるべく当てない】
プラスチックや金属で作られている眼鏡は、蒸気や熱に弱く、変形の原因になるだろう。そのため、風呂やドライヤー、ストーブの前といった蒸気や熱が当たる場所では外すのがベストだ。
結論
眼鏡がズレてきたり装着感が悪かったりする場合は、眼鏡を正しい位置にかけられていない可能性がある。そのため、鼻あてやフレームの位置を確認して、眼鏡のかかり具合をチェックしよう。また、眼鏡の扱いが間違っていると、フレームが歪んでズレの原因になる。日頃の眼鏡の扱いも見直してほしい。眼鏡を正しく装着して、より快適な眼鏡ライフを送ろう。