目次
1. ウォーキングと散歩の違いとは?

さっそく、ウォーキングと散歩の違いを見ていこう。
ウォーキングと散歩は目的が違う
ウォーキングと散歩の違いは、歩く目的である。それぞれの目的を詳しく見ていこう。
【ウォーキングの目的】
ウォーキングは、健康維持や体力アップといった目的をもって歩くことが多い。その効果を高めるために、歩き方やウェアなどを工夫することも可能だ。
【散歩の目的】
散歩は、気の向くままにぶらぶらと歩くことが多く、歩き方にも決まりはない。気分転換やリラックス、複数人で歩く場合はコミュニケーションなどを目的として行われることが多いだろう。
2. ウォーキングや散歩の効果とは?

ウォーキングと散歩の目的に違いはあるが、どちらも「歩く」ことによって身体によい効果が期待されている。ここでは、ウォーキングや散歩の効果を見ていこう。
気分をリフレッシュできる
外を歩いて身体を動かすと、気分をリフレッシュする効果が期待できる。仕事が行き詰ったときや気分を変えたいときに、ウォーキングや散歩はおすすめだ。とくに、少し早めのスピードで歩くと、身体を動かすことに集中しやすく、よりリフレッシュできるだろう。
健康な身体づくりができる
ウォーキングや散歩で身体を動かすと、体力維持や心肺機能の向上を狙える。少し息があがり、汗ばむ程度のスピードで歩くのがおすすめである。
3. ウォーキングや散歩を効果的に行うコツ

歩き方やコース選びなどにこだわると、ウォーキングや散歩の効果をより得やすくなるだろう。ここからは、ウォーキングや散歩をするときのコツを見ていこう。
ウォーキングのコツ
ウォーキングをするときは、正しい歩き方を意識しよう。背筋をまっすぐに伸ばし、目線はやや遠くを見た状態で歩くとよい。つま先で蹴るように踏み出し、かかとから着地するのが正しい足の動かし方だ。歩くスピードは、やや息が切れる程度を目安とし、しっかりと呼吸をしながら身体を動かそう。(※1)
また、動きやすい靴やウェアを着用するのもポイントだ。とくに、靴はサイズ調整がしやすく、ほどよいクッション性のあるものを選んでほしい。
散歩のコツ
今まであまり身体を動かす習慣がなかった場合、できるだけ散歩に出かけるハードルを下げて継続しやすい状態を作ることが大切だ。散歩をする時間を決めるのではなく、自分が出掛けやすい時間に散歩をするとよい。また、散歩をする時間が取れない方は、仕事帰りに一駅歩いてみるのもおすすめだ。
加えて、お気に入りの散歩コースを見つけておくのも散歩を継続するポイントである。同じコースであったとしても、季節や天候による違いが楽しめるコースだとよいだろう。
結論
ウォーキングと散歩の違いは、目的にある。自分の目的にあった方法で身体を動かすとよい。ただし、どちらであっても「歩く」ことによる効果は得られるだろう。また、継続できないと効果が十分に得られないため、続けやすい方法で身体を動かすとよい。ウォーキングや散歩を習慣化して、より健やかな毎日を目指そう。
(参考文献)
※1 桐生市「効果的なウォーキングのコツ」