2023年5月20日目次
1. マナー違反となる話の聞き方とは？
最初に、マナー違反となる話の聞き方を見ていこう。
ビジネスでやってはいけない話の聞き方
話の聞き方によっては、相手に不快な思いをさせている可能性がある。無意識に自分が行っていないか、普段の聞き方を思い出しながらチェックしていこう。
聞く態度が悪い
聞く態度が悪いと、相手に不快感を与えてしまうだろう。腕組みをする・頬杖をつくといった姿勢は、マナー違反になるので注意が必要だ。また、相手の目を見ずに、ほかの場所に目を向けているのもNGである。
話を先読みする
相手の話を聞いていて、話の先がわかってしまうこともあるだろう。ただし、そこでオチを先にいってしまうのはマナー違反だ。相手に気持ちよく話してもらえるように、最後まで話を聞く姿勢をとろう。
失礼な相槌をする
相槌の仕方にも注意が必要だ。相槌のタイミングやトーンによっては、相手の話のペースが乱れてしまうこともあるだろう。また、「たしかに」「なるほど」などの相槌は、多用すると軽い印象をもたれることも。「なるほど、おっしゃる通りです」といったように、一言そえたほうが丁寧な印象になるだろう。
2. 話の聞き方に関するビジネスマナー
ここでは、話の聞き方に関するビジネスマナーを紹介していこう。ビジネスシーンで会話をする際に心がけてほしい。
正しい姿勢で聞く
話を聞くときは、相手の目を見ながら少し前のめりになるとよい。相手の話に興味があることを態度で示せるとベストである。ただし、ずっと目を見続けていると違和感があるため、時折目線を下にずらしながら聞くのがおすすめだ。
肯定する相槌を入れる
話のあいだに「はい」「おっしゃる通りです」といった、肯定の相槌を入れよう。笑顔で肯定の相槌をすれば、相手は安心して話ができるだろう。
メモを取りながら最後まで聞く
仕事の話をするときは、メモを取りながら聞くのがおすすめだ。話を最後まで聞き、要点を忘れないように記録しておこう。
オウム返しや要約をする
よいタイミングでオウム返しをすると、聞き上手な人だと思ってもらいやすい。また、話がひと段落したら「～という理解でよろしいでしょうか？」と要約と確認をするのもおすすめである。
3. 話し方に関するビジネスマナー
話の聞き方に関するマナーを解説してきたが、ここからは話し方に関するビジネスマナーを紹介していこう。
好印象を与える話し方のコツ
ビジネスシーンでは、相手によく思ってもらえる話し方を意識することが大切だ。好印象を与える話し方のコツを見ていこう。
相手が理解しやすいように伝える
相手が理解しやすいように使えるのが、話し方の基本だ。話の結論から先に伝え、簡単な言葉を使って説明するのがポイントである。たとえ話や具体的な数値を提示してもよいだろう。また、結論へ至る理由をしっかりと説明すると、相手の理解も深まりやすい。
聞き取りやすいように話す
話の内容だけでなく、丁度よい音量ではっきりと発音することも大切なポイントだ。とくに、プレゼンや会議などで大勢に向かって話をするときは、いつも以上にゆっくりと発音するとよいだろう。
最後まで丁寧に話す
話し始めはよくても、尻すぼみに声が小さくなってしまってはもったいない。話の最後まで気を抜かず、丁寧に話すように心がけよう。また、最後に前向きな言葉を付け加えると好感度がアップする。「丁寧なのはいいけど、仕事が遅い」と表現するのと、「仕事が遅いけど、丁寧だ」と表現するのでは、相手に与える印象が異なる。できるだけ前向きな言葉で伝えると、相手に不快感を与えにくいだろう。
結論
コミュニケーションはビジネスの基本だ。聞き方や話し方が間違っていると、仕事が上手くいかなくなってしまうことも考えられる。今回紹介した話の聞き方や話し方のマナーをおさえて、よりよい社会人生活を目指してほしい。
オリひとを楽しむための注意事項はこちらこの記事をシェアする
