目次
1. お葬式でのNGな髪型とは?

はじめに、お葬式でのNGな髪型の代表例をいくつか紹介していこう。ふさわしくないヘアスタイルやカラーとはどのようなものなのか、確認しておきたい。
お葬式にふさわしくないヘアスタイルやカラー
まとまりのない長髪
結べる長さの長髪の場合、髪を下ろしていると見た目の印象があまりよくないので、ヘアゴムなどでひとつにまとめておこう。お辞儀の際に髪がたれないよう、整髪料で髪を固めておくのがおすすめだ。
長すぎる前髪
長髪まではいかなくても、前髪が目にかかるくらい長いと、お葬式ではNGな髪型となるので注意。整髪料やヘアピンで前髪を流しておくか、事前に短く切っておくようにしたい。おでこの一部が見えているか、眉毛が見えるくらいの長さが好ましいとされている。
奇抜なヘアカラー
奇抜なヘアカラーは、お葬式では必ず避けるべきNGな髪型である。暗めの茶髪程度であれば染め直す必要はないが、明るい茶髪や金髪をはじめ、赤や緑などの奇抜な髪色であれば、必ず染め直すようにしたい。染め直す時間がない場合は、市販の黒染めスプレーを使うのも有効な手段だ。
ワックスやジェルで髪がテカテカ
セットのためにワックスやジェルを使うのは問題ないが、髪がテカテカになるくらい使うとNGな髪型になってしまう。ワックスやジェルは、髪の毛のハネやふくらみを抑える程度で少量だけ使うことを忘れずに。また、香料が使われたワックスやジェルも注意が必要だ。周りに不快感を与える可能性もあるため、無香料のものを使うことをおすすめしたい。
2. お葬式にふさわしい髪型とは?

お葬式にふさわしい髪型とは、わかりやすく表現すると落ち着いた髪型を指す。ひと目でわかるほど派手だったり、個性が強いヘアスタイルはお葬式ではNGな髪型になる。周りに失礼のないよう、場にふさわしい髪型の特徴を押さえておきたい。
清潔感を意識する
お葬式は、清潔感を意識したヘアスタイルで参列するのが基本マナーである。寝ぐせが立ったままのような乱れたヘアスタイルでは清潔感がなく、NGな髪型として見られやすい。あまりラフでなく、きちんとまとまったヘアスタイルを意識しよう。
派手すぎない
お葬式はオシャレをする場面ではないため、必ず派手すぎないヘアスタイルを心がけること。一見地味すぎるように思えても、お葬式のような場面ではちょうどよい。故人に弔意を示す場ということを念頭に置き、目立ちすぎないようにしたい。
3. お葬式で髪型以外に気をつけるべきマナー

最後に、お葬式で髪型以外に気をつけるべきマナーも紹介する。思わぬ間違いから印象を悪くしないためにも、NGな髪型に加え、こちらもしっかり頭に入れておきたい。
服装のマナー
服装のマナーは、男性・女性を問わずブラックスーツで参列するのが一般的である。男性の場合は、黒のネクタイを合わせるのも必ず覚えておきたいマナーだ。お葬式でのブラックスーツは光沢のない黒が特徴。同じブラックスーツでも、ビジネススーツの場合は光沢があるため、お葬式には適していないことを知っておこう。
持ち物のマナー
お葬式の持ち物は、数珠・ハンカチ・ふくさの3点でOKだ。数珠の種類については細かい決まりはないが、ハンカチは黒の無地か白のものを用意しよう。ふくさは紫か黒のものを選べばよい。
結論
お葬式でのNGな髪型の紹介をはじめ、お葬式にふさわしい髪型や基本マナーについて解説した。ヘアスタイルは第一印象を決める重要な部分なので、とくにお葬式のようなフォーマルなシーンでは注意しておきたいポイントだ。思わぬところでマナー違反とならないためにも、本記事の内容をしっかり理解しておいてほしい。