目次
1. カミソリですね毛を剃ると濃くなる?

カミソリですね毛を剃ると、以前よりも濃くなるのではという疑問を持っている方は、少なくないだろう。まず結論から述べると、すね毛はカミソリで剃ることで濃くなるものではない。ではなぜこのような疑問が生まれるのか、ふたつの理由をもとに解説していこう。
ひとつ目の理由は、カミソリですね毛を剃ると、毛の断面が大きくなることである。通常、毛の先端はとがった円錐型になっているが、カミソリで剃ることによりとがった部分が切除され、円柱型になる。断面の面積が大きくなったぶん、毛量は変わらなくても、どうしても濃く見えてしまうという点が挙げられるのだ。
次に、カミソリの使い方によっては、実際にすね毛が濃くなってしまうというケースもある。肌を傷つけるほど力強くカミソリを入れてしまうと、生え変わった毛がより太くなってしまう可能性もあるのだ。肌への負担を抑えながらカミソリを使えば、基本的には毛が濃くなることはないので、必ず正しい方法ですね毛を剃るようにしたい。
2. メンズがすね毛を剃るメリット

メンズであれば、すね毛を含め、体毛の処理はあまり気にしていないという方もいるはずだ。しかし、メンズがすね毛を剃ることには、さまざまなメリットがある。カミソリの使い方を知る前に、まずは基本としてそれぞれのメリットを押さえておこう。
清潔感が出る
すね毛に対する印象は、人によって異なるものの、あまりに濃いすね毛では、清潔感のないイメージを与えてしまうことがある。すね毛を剃ることで足元をキレイに演出できるので、万人受けを求めるなら、進んで処理しておきたい。
すね毛が部屋に落ちない
掃除したはずなのに部屋中にすね毛が落ちている、という経験がある方はいるだろうが、すね毛は生え変わりのサイクルが早く、古い毛はすぐに抜け落ちてしまうのだ。すね毛を定期的に剃っておくことで、目立つすね毛が部屋に落ちることはなく、掃除にかける労力も軽減できる。
蒸れなくなる
すね毛を剃っておくと、ハイソックス着用時でも蒸れにくくなる。すね毛による蒸れは、かゆみや湿疹などの原因にもなりやすいので、肌トラブル対策としてもすね毛の処理をおすすめしたい。
3. カミソリを使ったすね毛の剃り方

本項では、カミソリを使ったすね毛の剃り方について解説する。準備段階からアフターケアまで、丁寧に行っていこう。
肌とすね毛を温める
カミソリを使う前に、まずはホットタオルなどを使い、肌とすね毛を温めておこう。温めることにより毛や皮膚がやわらかくなり、カミソリをあてた際の肌への負担が軽減できる。また、入浴後のタイミングもおすすめだ。
すね毛の流れに沿って剃る
すね毛を剃る際は、毛の流れに沿って剃ることを忘れずに。カミソリを持っていない側の手で、皮膚を軽く引っ張りながら剃ると毛が立ちやすい。一旦毛の流れに沿って剃った後、剃り残し部分を反対方向に剃っていけば、仕上がりがキレイになる。
力を入れすぎない
カミソリを使う際の力加減は、重要なポイントである。肌を傷つけないためにも、カミソリは肌にやさしくあて、刃を滑らせていくイメージで、軽い力で剃ることを心がけたい。
処理後は保湿する
カミソリですね毛を剃った後は、保湿をしておけば肌トラブルが起こる予防になる。いくらやさしく剃ったとしても、肌は刺激を受けた状態のため、皮膚のバリア機能が下がっているのだ。乾燥や皮膚の赤み・ブツブツなどを避けるためにも、アフターケアまでしっかり意識しよう。
4. すね毛をカミソリで剃るデメリット

すね毛をカミソリで剃るデメリットとして、肌への負担が大きく、カミソリ負けが起こる可能性が挙げられる。カミソリの使い方をしっかり守り、正しくすね毛を剃ることが重要なポイントだ。また、カミソリで繰り返しすね毛の自己処理を行っていると、毛穴や皮膚の色素沈着が起こるケースも見られる。あまり頻繁に剃りすぎないことも、肌への負担を抑えるコツだ。
5. カミソリ以外のすね毛の処理方法

最後に、カミソリ以外のすね毛の処理方法も知っておこう。カミソリが自分に合わない場合は、ほかの処理方法を試してみてはいかがだろうか。
除毛クリームで溶かす
除毛クリームとは、クリームをすね毛に塗って数分放置した後、洗い流すだけで処理が完了するという、便利アイテムである。毛を溶かすことで除毛効果を得られるので、ちくちくとした仕上がりにならない点がメリットだ。ただし、肌に刺激的な成分が含まれているため、肌が弱い方などは注意が必要である。
ブラジリアンワックスで一気に抜く
ブラジリアンワックスは、すね毛を根こそぎ処理したい方にぴったりだ。毛穴まで目立たなくなり、2~3週間ほど手入れしなくてもよい点が魅力である。ただし、ワックスをはがす際に痛みがあるため、痛みに弱い方にはあまりおすすめできない。
脱色クリームで目立たなくする
処理が面倒な方は、すね毛を脱色クリームで目立たなくするのも、有効な手段である。とくに毛が黒くなる日本人には効果的といえるだろう。ただし、脱色クリームも除毛クリーム同様、肌に刺激的な成分が含まれているため、肌が弱い方は使用を控えるべきとされている。
家庭用脱毛器を使う
家庭用脱毛器は、クリニックや脱毛サロンに通わなくても、自宅で脱毛効果を得られるアイテムである。初期費用はかかってしまうが、継続して使うほどに脱毛効果を得られるので、長い目で見て脱毛を目指したい方は、購入を検討してみてはいかがだろうか。
結論
カミソリを使ったすね毛の処理方法を、すね毛を剃るメリットなども加え、詳しく解説した。体毛は男らしさをアピールできる反面、とくにすね毛の場合、ムダ毛として捉えられやすい部分なので、処理しておけばイメージアップにもつながるだろう。カミソリ以外のすね毛の処理方法も含めて、自分に合った方法ですね毛を処理してほしい。