目次
1. グランパシャツとは?

グランパシャツのグランパとは、グランドファザーの略称である。つまり「おじいちゃんが着ているようなシャツ」という意味合いを持つ。ヨーロッパ発祥とされており、1930年代頃よりワークウェアとして使われていたほか、パジャマや下着兼用として使われていたという説もある。
グランパシャツの特徴
グランパシャツの大きな特徴は、お尻が隠れるくらいの長い着丈である。ワイシャツなどとは異なりプルオーバータイプで、ゆったりとしたシルエットが好みの方におすすめ。近年のトレンドであるビッグシルエットとも好相性なので、若い世代からも支持されている。
2. グランパシャツの着こなし方

グランパシャツのような特徴的なシャツを取り入れるなら、着こなしのポイントはしっかり押さえておく必要がある。おしゃれな着こなしを目指してもらいたい。
アウターとして着る
春秋の暖かいシーズンであれば、グランパシャツはアウターとして着るのがおすすめだ。グランパシャツのゆったりとしたシルエットは、合わせ方次第ではフェミニンな雰囲気が出てしまうため、サイズ感のバランスはしっかり意識しよう。
インナーとしてコートと合わせる
インナーとしてグランパシャツを着るのであれば、コートと合わせてみよう。着丈はミドル丈くらいである程度合わせればOKだ。グランパシャツは基本的にリラックスフィットなので、中に少し着込んでもあまり窮屈感がないのも特徴。おしゃれをしながら防寒対策をしたい方にもぴったりである。
3. グランパシャツのメンズコーデ特集

ここではグランパシャツのメンズコーデ特集として、無地・柄それぞれのグランパシャツのコーデ例を紹介する。コーデに迷ったらぜひ参考にしてもらいたい。
無地のグランパシャツのコーデ例
無地のグランパシャツは、さまざまなコーデに応用できるのがポイント。グランパシャツのサイズ感に合わせ、太めのデニムやパンツと合わせるのはもちろん、ショートパンツとも好相性だ。ショートパンツと組み合わせる場合は、パンツの丈を短めにするのがコツ。上下でメリハリのあるおしゃれな着こなしに仕上がる。また、グランパシャツの長い着丈を、あえて重ね着でトップスの下から見せるのも、着こなしテクニックとしておすすめだ。
柄のグランパシャツのコーデ例
柄のグランパシャツも太めのボトムスとの相性がバツグン。カジュアル度を抑えたい場合は、革靴と合わせてみよう。コーデに統一感を加えたいなら、ボトムスと色を合わせるのがポイントだ。普段使いの難易度が高いフィッシングベストとも相性がよいなど、こちらも無地同様、バリエーション豊富なコーデが楽しめる。
4. グランパシャツの購入方法は?

グランパシャツは、どの衣料品店でも販売されているようなシャツではないため、ファッションに取り入れたい場合、購入方法もチェックしておこう。
古着屋や通販で購入可能
グランパシャツは、主に古着屋や通販で購入できる。基本的にはヴィンテージシャツなので、とくにヨーロッパヴィンテージを多く取り扱う古着屋であれば、見つかることが多いだろう。近所に古着屋がない場合は、ネット通販を利用するのがおすすめ。グランパシャツはジャストフィットでもゆったり着られるため、サイズ感を間違えないよう注意したい。
結論
ヴィンテージシャツのことを知らない方は、グランパシャツと聞いてもピンとこなかったかもしれない。しかし本記事の内容を通して、グランパシャツは普段のファッションにも取り入れやすいアイテムであることを、理解してもらえただろう。イメージもがらりと変わるので、新たな着こなしを求める方はぜひトライしてみてほしい。