目次
1. レイヤードスタイルとは?

レイヤードスタイルとは、複数の洋服を重ねて着るコーディネート方法のことだ。たとえば、Tシャツの上にシャツを重ね、裾からチラ見せするコーディネートなどがレイヤードスタイルにあたる。同じ洋服であっても雰囲気ががらりと変わるので、着こなしの幅を広げられるだろう。
レイヤードスタイルの種類
レイヤードスタイルといっても、さまざまな着こなし方がある。Yシャツの上にカーディガンやセーターを重ねたスタイルや、長袖シャツの上に半袖シャツを重ねたスタイルなどが一般的だ。
2. レイヤードスタイルのメリット

レイヤードスタイルを上手に組み立てると、さまざまなメリットが得られる。ここでは、レイヤードスタイルのメリットを見ていこう。
コーデにメリハリ感が出る
下に着た洋服を裾からチラ見せさせるようなスタイルの場合、コーディネートにメリハリをもたせることが可能だ。トップスとボトムスを同系色でまとめたファッションでも、トップスの裾から別の色が見えるとよりオシャレに見えるだろう。
コーデにアクセントが加わる
レイヤードスタイルを取り入れるとコーディネートのアクセントになる。洋服を着てみて物足りないと感じたら、トップスを重ねると雰囲気がガラッと変わるだろう。
コーデに明るさが出る
明るいカラーのアイテムは、レイヤードスタイルのさし色にぴったりだ。白や赤、黄色といった目立つ色のアイテムは単品だと使いにくいが、上に落ち着いた色の洋服を重ねてチラ見せすれば派手になりすぎないだろう。
3. レイヤードスタイルの着こなし方

レイヤードスタイルは、洋服の組み合わせによって印象が大きく変わる。レイヤードスタイルの着こなし方を見ていこう。
レイヤードスタイルのポイント
レイヤードスタイルを組むときは、洋服の色や丈の長さ、素材に着目しよう。それぞれの着こなし方のポイントを紹介する。
色は2種類までにする
コーディネートで使う色は、2種類までにするとまとめやすい。どちらかの色は黒やグレーなどの落ち着いた色にすると大人っぽく仕上がるだろう。冬のように多くのアイテムを使う場合は、3色でまとめるか全体を同系色で揃えるのがおすすめだ。
適切な丈の長さにする
レイヤードスタイルを取り入れるときは、洋服の丈の長さにも注意が必要だ。下に着た洋服を見せようとして、丈を長くしすぎるとだらしない印象になりやすい。組み合わせに悩んだら、下に着た洋服の裾が2~3cm程度見える状態を目安にしよう。
素材に注意する
重ねる洋服の素材にも注意してほしい。もこもこしたニットのようなボリューム感のある素材や、光沢感のある素材を2枚重ねると、やりすぎなコーディネートになってしまうことも。全体のバランスを確認しつつ、主張が強い素材同士は重ねないように注意しよう。
4. レイヤードスタイルの着こなしコーデ例

最後に、レイヤードスタイルの着こなし方を具体的なコーディネートを見ながら解説していこう。
レイヤードスタイルのメンズコーデ
パーカー×Tシャツ
パーカーの衿ぐりと裾から、Tシャツをチラ見せすると、カジュアルでオシャレなコーディネートができあがる。トップスとボトムスを同系色で揃え、差し色として明るいカラーのTシャツを入れるのがおすすめだ。また、パーカーをスウェットにしてアレンジしてもよいだろう。
Vネックセーター×Tシャツ
深めのVネックセーターの中にTシャツを着ると、こなれ感抜群の着こなしに。セーターとTシャツの色を変えると、メリハリのあるコーディネートになるだろう。インナーをタートルネックにするのもおすすめである。
結論
レイヤードスタイルは、手軽にオシャレなコーディネートが組め、着回しの幅を広げられるテクニックだ。難しいイメージがあるかもしれないが、ポイントを押さえれば手持ちの洋服を使ってチャレンジできるだろう。レイヤードスタイルの着こなし方をマスターして、ワンランク上のオシャレを楽しんでほしい。