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【迎え酒】は二日酔いに効果なし!?正しい方法を教えます

【迎え酒】は二日酔いに効果なし!?正しい方法を教えます

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2020年4月20日

迎え酒という言葉を聞いたことがあるだろうか。二日酔いを解消するために飲む酒のことだが、その効果は怪しいどころか逆効果とまでいわれている。そこで迎え酒について詳しく解説するとともに、二日酔いを治す方法を紹介する。

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1. 迎え酒とは

迎え酒は江戸時代にはすでにあった慣習といわれている。二日酔い特有のむかつきなど不快な症状を和らげる効果があるとされてきたが、実際は逆効果ということがわかってきている。

朝から酒を飲む

迎え酒とは、飲み過ぎた日に酒を飲むことを指す。酒を飲むことによって、二日酔いによる頭痛や吐き気などが和らいだように感じるのだが、実際は改善されたわけではない。では、なぜこのような方法が広まったのだろうか。

二日酔いが治ったように感じる理由

人にもよるが、迎え酒によって二日酔いの症状がラクになることは実際にあるようだ。しかし、それはあくまでもラクになったように「感じただけ」である。アルコールが残った状態にさらにアルコールを足すことで、感覚が麻痺してしまう。つまり、麻痺しているからラクになったような気になるということだ。

2. 迎え酒のデメリット

結局、迎え酒をしても二日酔いが治るわけではない。しかもラクになったように感じるのは一瞬で、迎え酒をすることによるデメリットのほうが大きいことも知っておかなければならない。

二日酔いが長引く原因となる

摂取したアルコールは、アセトアルデヒドを経て酢酸にまで代謝される。この中間体であるアセトアルデヒドは毒性が強く、アセトアルデヒドが体内に残っていることで二日酔いの症状が出る。その状態でさらにアルコールを摂取すると、アルコールが体内に蓄積していき、毒性のあるアセトアルデヒドも蓄積していく。迎え酒をすることで、実際は二日酔いが長引くのだ。感覚が麻痺してラクになったとしても、問題が先送りにされただけで根本的な解決にはならないのである。

アルコール過剰摂取で身体に悪い

しかも迎え酒は、二日酔いが長引くだけでなくアルコールを過剰に摂取してしまうリスクもある。二日酔いを迎え酒で治そうとする習慣を作ると、やがてアルコールが手放せないアルコール依存症になってしまうかもしれない。無意識のうちに迎え酒をしてしまう人は、自覚して気を付けないと身体に大きな負担を強いることになるのである。

3. 二日酔いに効く迎え酒以外の方法

二日酔いには迎え酒はNGということはわかってもらえただろう。では、どうすれば身体に負担をかけることなく安全に二日酔いを解消することができるのだろうか。基本的には次の二つをおさえておこう。

水分補給

飲み過ぎた人にはお冷やを勧めることが多いが、これは理にかなっている。アルコールの過剰摂取で起こりやすいのが、脱水症状だ。酔い潰れて脱水症状になっているのに気付かず水分補給すらしないのは大変危険である。飲み過ぎて気分が悪いな...という朝は、まず水をたくさん飲むことを心がけるとよい。

栄養補給

水を飲んだあとは、栄養を少しずつ補いたい。主に必要なのは、糖とビタミンCだ。アルコールを摂り過ぎると低血糖になりやすく、これがフラフラする原因にもなる。そのため、ブドウ糖を摂取して効率よく血糖値をあげることをおすすめする。また、アルコールの中間代謝物であるアセドアルデヒドを分解するのにビタミンCが役立つといわれている。二日酔いを早く解消するにはアセドアルデヒドの分解を促すことが望ましいため、ビタミンCを補給することにも効果があるだろう。果物を食べるほか、ジュースやサプリなどでも気軽に補給できるため、摂取しやすいタイプを選ぶとよい。

結論

迎え酒をしても、二日酔いが治らないどころか身体を壊すリスクもあることはしっかり覚えておこう。二日酔いには酒ではなく水と栄養を摂って少しでも早く元気な身体を取り戻そう。できれば、悪酔いしない程度のたしなみ方を心がけたいところだ。

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