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アルコール度数の表現は「度」と「%」で違いがある?素朴な疑問を解決

アルコール度数の表現は「度」と「%」で違いがある?素朴な疑問を解決

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 池田絵美(いけだえみ)

2020年4月 9日

アルコール度数とは日本酒や焼酎など、さまざまな酒に含まれているアルコールの割合のことだ。日本酒や焼酎は「××度」という表記がしっくりくる一方で、ビールやワインは「××度」とはいわず「××%」というほうがイメージに合う。ここで気になるのが、「度」と「%」とは何が違うのだろうかという疑問だ。今回はその答えを確認しつつ、いろいろな酒のアルコール度数について紹介しよう。

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1. アルコール度数とは

アルコール度数とは焼酎や日本酒など、それぞれの酒に含まれているアルコールの割合のことをいう。たとえば一般的なビールであれば100mm中に含まれているアルコールの割合は4~5%と表示されている。焼酎や日本酒のアルコール度数は「××度」と表記されることが多いが、ビールやワインは「××%」と表現される。ここで気になるのが、「度」と「%」で意味に違いはあるのだろうか?という疑問だ。
結論から言えば、これは表現が違うだけで意味は全く同じだ。アルコール度数15度の日本酒もアルコール15%のワインも、全体に対して含まれるアルコール量(百分率)を表す指標であり、酒の強さは同じということだ。一般的に、日本酒や焼酎など日本で生まれたお酒は「度」で表記されることが多く、ワインやビールなど海外生まれのお酒は「%」で表記されることが多いが、特段の決まりはない。おそらく、古くから日本でなじみのあるお酒には「度」が、近年になって人気が高まってきたお酒には外来語である「%」が当てられるようになり、このような表記の差が生まれたのだろう。

ちなみに、人それぞれの体質や好み、その日の体調により酔い方は異なるため、アルコール度数が同じだからといって同じ量を飲んでも同じように酔うとは限らない。アルコール度数はあくまでひとつの目安と考えた方がよさそうだ。

2. 酒の種類でアルコール度数が異なるのはなぜか

酒の種類によりアルコール度数が異なるのはなぜだろう。それは酒の造り方が違うからだ。酒に含まれるエチルアルコールはアルコール発酵という科学反応から生まれている。アルコール発酵には糖分が必要でビールのように原料が穀物の場合、アミラーゼなどの酵素がデンプン質を糖化しアルコール発酵を起こしているのだ。
アルコール度数を高める方法は大きく分けて2つあり、ひとつは発酵をどんどん進めること。ただしあまり進めると原料の旨みが薄れてしまい、ビールでたとえるなら麦の風味がなくなってしまうようだ。ウイスキーの原料もビールと同じ麦だがビールのような風味がないのは蒸留酒だからで、この蒸留酒の造り方も酒の度数を高める方法のひとつである。
アルコールの沸点は水より低く、醸造酒を加熱するとアルコールが真っ先に蒸発する。蒸発したアルコールの蒸気を集めて冷やし、再び液体にすると元の酒よりアルコール度数の高い蒸留酒という酒が造れるのだ。

3. さまざまな酒の種類のアルコール度数

次にさまざまな種類の酒のアルコール度数を紹介しよう。比較しやすくするため、以下では酒の種類にかかわらずすべて「%」という表記に統一する。

一般的にビール・発泡酒・チューハイのアルコール度数は5%くらいだ。ハイボールは7%、ワインは12%、清酒は15%、焼酎は25%、ウイスキー・ブランデーは40%くらいのものが多い。ただし、ある飲料メーカーで販売されているビールのアルコール度数を調べてみると、4.5%・5.5%・6.5%・8%といった商品があり、一口にビールと言ってもそのアルコール度数は幅広いことが分かる。また、同じメーカーが販売するチューハイやサワー、ハイボール、カクテルのアルコール度数を調べてみると、3%~9%のものが多く、中には12%といった非常に高アルコール度数のチューハイもある。

このことからも、アルコール度数は同じ種類の酒の中でも多種多様だということがわかるだろう。酒の種類によって一概に判断せず、購入時にきちんとアルコール度数は確認するようにしよう。
ちなみに酒を飲むとなぜ酔うのかを皆さんはご存知だろうか。それは血液に入ったアルコールが循環し脳に到達すると、脳の神経細胞に作用し麻痺させてしまい、結果酔った状態になるようだ。アルコールの摂取量の基準といわれる酒の1単位は、純アルコールに換算すると20gで、ビールでは中びん1本(500ml)・日本酒1合(180ml)・ウイスキーダブル1杯(60ml)・焼酎0.6合(110ml)が目安になる。酔いがさめるまでの時間は、体重60kgくらいの人が1単位のお酒を30分以内に飲むと、アルコールが3~4時間ほど体内にとどまるという。

結論

さまざまな種類の酒のアルコール度数について紹介した。酔いがさめるまでの時間についても紹介したが、個人差があるため女性や体質的に酒に弱い人はもう少し長い時間がかかるという。また深夜まで飲むと翌朝の起床後まで体内にアルコールが残っており、二日酔いになりやすい。自分が飲むお酒のアルコール度数をきちんと理解したうえで、適度にお酒を楽しむようにしてはいかがだろうか。

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