目次
1. 梅酒のアルコール度数はどれくらい?

さっそく梅酒のアルコール度数について見ていこう。市販と自家製があるが、先に市販の梅酒から解説する。
市販の梅酒のアルコール度数
商品にもよるが、一般的に梅酒のアルコール度数は「8〜15度」程度とされている。爽やかな飲み心地でジュースのような味わいであることから、アルコール度数を気にしない方もいるかもしれないが、実は意外と高い。強いお酒が苦手な方はストレートで飲むと酔いが回ってしまうおそれがあるため気をつけよう。どの程度「高い」のか、ほかのお酒と比較してみよう。
ビールやワインなどのアルコール度数は?
- ビール:5度前後
- ワイン:14度前後
- 日本酒:16度前後
- 梅酒:8〜15度
目安としてビールが5度、ワインが14度、日本酒が16度といったところになるが、梅酒はビールよりも高く、ワインや日本酒より高いものもあるということが分かる。なおアルコール度数を示す単位に用いられる「度」と「%」は同義である。
梅酒はカロリーも高い?
梅酒はアルコール度数も高めだが、カロリーも100mlあたり約160kcalと意外に高い。梅酒を作る際、ホワイトリカーや氷砂糖が使われることが主な原因と考えられる。
2. 自家製梅酒のほうがアルコール度数が高い

ご家庭で梅酒を作っている方もいるだろう。自家製の場合、市販の梅酒よりもアルコール度数が高くなる傾向にあるので飲み過ぎにはくれぐれも注意しよう。
自家製梅酒のアルコール度数は20度前後
一般的に、自家製梅酒のアルコール度数は20度前後といわれている。梅酒をご家庭で作る際、ホワイトリカーという蒸留酒を使うことが多いが、そのホワイトリカーのアルコール度数が35度あるためだ。市販の梅酒やバーなどで出される梅酒よりも高めになることは覚えておこう。
3. 梅酒の味をそのまま楽しみたいときにおすすめの飲み方

梅酒はさまざまな飲み方ができることも人気の理由だ。まずは定番の飲み方から紹介していこう。
梅酒ロック
梅酒に氷だけを入れて飲む、定番中の定番が梅酒ロックだ。アルコール度数はほとんど変わらず8〜15%程度である。ただし氷が徐々に溶けることによって(ごくわずかではあるが)薄まることは考えられる。氷が溶けるにつれて少しずつ変化する味わいを楽しむこともできる。
梅酒の水割り
梅酒を水割りにするとアルコール度数を5度ほどに抑えることができるとされている。梅酒6に対し水4がおすすめの割合だ。美味しく飲むには、グラスや水もよく冷やしておくのがポイントだ。
梅酒のお湯割り
寒い日などはとくに、梅酒をお湯割りにするのもおすすめだ。梅酒とお湯を1:1で作るとよい。お湯割りのアルコール度数は4度ほどと、ビールよりも若干低めといったところだ。なおお湯の温度が高すぎるとアルコールが揮発するため、高くても70℃程度で作るようにしよう。
梅酒のソーダ割り
梅酒の甘みにソーダの爽快感が加わることでより飲みやすくなる。お湯割りと同様、梅酒とソーダを1:1で割ろう。アルコール度数もお湯割りと同じ4度ほどになる。ソーダは温度が高いと炭酸が抜けやすいため、よく冷やしておくのが美味しく飲むためのポイントだ。
4. 梅酒のアルコール度数を低くしたいときにおすすめの飲み方

梅酒はほかにもさまざまな飲み物で割ることができる。とくにアルコール度数を低くしたい(下げたい)ときにおすすめの飲み方を紹介しよう。
梅酒の牛乳割り
梅酒と牛乳を2:3ほどで割るとまろやかな味わいになり、度数も抑えられる。それでも高いという場合は、割合を1:5などに調整してみよう。
梅酒のヨーグルト割り
梅酒を飲むヨーグルトで割るとラッシー風の味わいになる。牛乳と同じような割合でOKだ。
梅酒の紅茶割り(緑茶割り)
ホットもアイスも楽しめるのが紅茶割りや緑茶割りだ。割るお茶の種類で風味が変化するので、機会があればぜひいろいろ試してみてほしい。割合はお好みだが1:1あたりから飲んでみて調整しよう。
梅酒のオレンジジュース割り
梅酒の甘みとオレンジジュースの酸味が絶妙に合う。オレンジジュースは果汁100%でも炭酸入りでもOKだ。1:1から始めてお好みに調整しよう。
5. 梅酒のアルコール度数を高めたいときの飲み方は?

逆に、アルコール度数を高めたいときはどんな飲み方があるのだろうか?「梅酒は好きだが甘いのが苦手。とはいえ割ってアルコール度数が下がるのも避けたい」という方にピッタリなのがこれだ。
梅酒の焼酎割り
梅酒を甲類焼酎で割ることで、アルコール度数を高めつつ甘みを和らげることができる。市販の梅酒よりもやや辛口が飲みたいという方にもおすすめだ。両者は相性がよい組み合わせではあるが、飲み過ぎにはくれぐれも気をつけよう。
結論
梅酒はロックだと意外にアルコール度数が高い。とりわけ自家製はワインや日本酒よりも高めであることが多いため、飲み過ぎには注意しよう。さまざまな飲み物で割って飲むこともできるので、自分好みの梅酒の飲み方をぜひ見つけてほしい。
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