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ウイスキーの種類と選び方を知ろう。スコッチやバーボンって何のこと?

ウイスキーの種類と選び方を知ろう。スコッチやバーボンって何のこと?

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2020年4月23日

バーなどに出かけると、さまざまな種類のウイスキーがあることを知るだろう。ウイスキー初心者の人にはいまいちウイスキーの種類の違いがわからず、困ることもある。そんなウイスキー初心者でもかっこいい大人としてウイスキーを注文できるように、今回はウイスキーの種類などを紹介していこう。

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1. ウイスキーの種類を知ろう。原料別の分類

ウイスキーの種類は大きく3つに分けられる。1つは大麦麦芽だけを使って作られたモルトウイスキーで、もう1つはとうもろこしなどの穀物を原料に使ったグレーンウイスキーだ。さらにその2つを組み合わせたブレンデッドウイスキーの3種類がある。

モルト、グレーン、ブレンデッドの違い

モルト、グレーン、ブレンデッドという大まかに3つの種類に分類できるウイスキーだが、それぞれの味の違いについても解説していこう。

まずモルトウイスキーだが、これは先述の通り大麦麦芽(モルト)だけを原料として作られるウイスキーだ。モルトウイスキーは主に単式蒸留器(ポットスチル)を用いて蒸溜され、モルトらしい個性やクセが強く残る風味豊かなウイスキーとなる。一方グレーンウイスキーはというと、大麦麦芽以外の穀物を使用して作られるウイスキーの総称で、トウモロコシや小麦、ライムギなどが使用される。連続式蒸留器で蒸溜されるため、原料の味わいが残りづらく、穏やかで平坦な味わいのウイスキーとなる。

これら2つのウイスキーをブレンドして作られるのがブレンデッドウイスキーだ。ブレンデッドウイスキーは、いわばモルトとグレーンそれぞれの短所を補い合い、長所を引き出すものといえる。単体ではクセが強く出すぎるモルトと、平坦で深みが足りなくなりがちなグレーンを組み合わせることで、それぞれの魅力を引き出し調和のとれた味わいに調整するのである。とはいえ、モルトやグレーンが単体では飲むことができないかというとそうではない。特にモルトウイスキーは、クセが強く各々の蒸溜所によっても大きく異なる味わいから、市場において人気の高いタイプでもある。また、かつては出回ることが少なかったグレーンウイスキーも、最近では市販されることが多くなってきている。

クセの強いモルトウイスキー、穏やかで飲みやすいグレーンウイスキー、調和のとれた繊細な味わいのブレンデッドウイスキーという3つの種類を知ったうえで、自分に合ったタイプを見つけてみよう。

■蒸留所によってこだわったウイスキー

モルトウイスキーの中にはシングルモルトウイスキーという種類がある。このシングルモルトウイスキーとは、1つの蒸留所だけで作られたモルトウイスキーだけを使用したもので、いくつかの蒸溜所のモルトウイスキーをブレンドしたタイプ(ピュアモルトなどと呼ばれる)に比べても特にクセが強く、蒸留所によって大きく味わいが異なる。ウイスキーも日本酒と同じようにそれぞれの蒸留所のある土地の気候や風土などによって味わいに違いがあり、ウイスキー好きの場合はどの蒸留所のウイスキーなのかわかるようになるというのだ。

2. スコッチやバーボンとは?いまさら聞けない産地別のウイスキーの種類

さて、ここまでは原料別のウイスキーの種類を解説してきたが、ほかにもウイスキーの分類として「産地別の種類」が挙げられる。よく聞く「スコッチ」や「バーボン」といったものは、産地別の種類の代表格だ(厳密には、産地だけでなく、産地ごとに特色ある製法によっても分類されている)。以下では、これらの種類について解説していこう。

■スコッチとは

スコッチとは、スコットランドで製造されるウイスキーのことである。スコットランドは100以上もの蒸留所が存在し、その中でもさらに地域によって香りや製法・味わいの特徴は異なるが、一般にスコッチ全体に共通しているのは、その独特の「ピート香」といえるだろう。スコッチでは、多くの場合麦芽を乾燥させる際に、ピート(泥炭)という燃料を燻すことで煙のような香りづけを行う。このため、スコッチは「ピーティな」「薬のような」などと表現される、スモーキーで複雑な香りが楽しめるウイスキーとして人気がある。

■バーボンとは

スコッチと並んでよく耳にするバーボンとは、アメリカで作られたウイスキーのことだ。アメリカンウイスキーの主流はこのバーボンであり、バーボンを名乗るためには「とうもろこしをメインの原料として使用すること」「内側を焦がしたホワイトオークの樽で熟成させること」といった細かな規定が存在する。熟成期間は短めに取られることが多く、トウモロコシ由来の香ばしい味わい、ホワイトオーク樽の甘い香りがするのが特徴のウイスキーだ。

■そのほかの5大ウイスキー

スコッチやバーボンを含む、世界的に有名な5つのウイスキーの産地は「世界5大ウイスキー」などと総称される。スコッチやバーボン以外に5大ウイスキーと呼ばれる種類には、カナディアン、ジャパニーズ、アイリッシュがある。

カナディアンは、文字通りカナダで製造されるウイスキーで、5大ウイスキーの中でも特にクセがなく飲みやすいのが特徴だ。ウイスキー初心者でも手を出しやすく、カクテルベースとして使用されることも多い。

ジャパニーズは日本で作られているウイスキーのことで、上品な香りと味わいが特徴。スコッチを手本に形成されたという日本のウイスキー作り文化だが、よりバランスの取れた繊細な印象が感じられる。

さらにアイリッシュはアイルランドで作られたウイスキーのことで、ウイスキーという名前の由来はアイルランド語の「命の水」という意味から作られたといわれている。蒸溜回数が多く、モルトのクセがあまりないため、こちらも非常に飲みやすいウイスキーだ。

3. ウイスキーの種類を選ぶ際のポイント

ウイスキーにはさまざまな種類があるが、ではどうやって自分に適したウイスキーを選べばいいのだろうか。ウイスキーを選ぶ際は、まずアルコール度数を見るのがポイントだ。ウイスキーのアルコール度数はだいたい40度ほどだが種類によってアルコール度数が変わってくるので、自分に合った度数のウイスキーを選ぶのがいいだろう。さらに、ウイスキーは飲み方によって種類を選ぶのもおすすめだ。ウイスキーの味わいの特徴を生かした飲み方をすることで、よりウイスキーの持つ味わいが引き立つからだ。ほかにもウイスキーは種類によって価格も変わってくるので、自分の予算に合わせたウイスキーの種類を選ぶのも大切だ。

結論

ウイスキーは使われている材料によって種類が異なる。世界的な生産地として知られている、アイルランド、スコットランド、カナダ、アメリカ、日本で作られるウイスキーは5大ウイスキーと呼ばれている。それぞれ作られる地域や蒸留所などによって味わいが異なるのもウイスキーの奥深さである。またウイスキーの種類を選ぶ際は、自分好みの味わいや飲み方に合わせたものを選ぶようにしよう。
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