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ウイスキーの味は樽で決まる?樽に使われる木材の種類など詳しく紹介

ウイスキーの味は樽で決まる?樽に使われる木材の種類など詳しく紹介

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2020年4月20日

ウイスキーは樽に入れて熟成を重ねることで、味が決まるといわれている。今回は、そんなウイスキーに使われている樽について詳しく調査していきたい。ウイスキーの味を決める要として注目の樽にはどのような材料が使われているのだろうか。

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1. ウイスキーの味は樽で決まる!?

ウイスキーを作る工程の中で最も大切だといわれているのが、熟成だ。このウイスキーの熟成には樽が使用される。この樽はただ単に、熟成や貯蔵のためだけではなく、ウイスキーに香りや色、味わいをもたらす。また、その香りや深い味わい、色は樽に使われる木材の種類によって変わるのだ。ウイスキーの熟成に使われる樽は各ウイスキーメーカーがこだわりをもっている部分でもあり、樽のよしあしがウイスキーの味に大きな影響を与える。今回は、そんなウイスキーの樽について詳しく紹介していこう。

2. ウイスキーの樽に使われるオークとは?

ウイスキーの熟成に使われる樽にはオークという木が使われている。オークとは日本でいうとナラの木のことだ。ナラの木というと燻製のチップとして使われたり、高級家具の材料としても使用されたりする。ただオークの木といっても種類は豊富で、世界中には300種類のオーク材があるといわれている。このオーク材の中でも樽に使う種類によってウイスキーの味わいに変化が出てくるのだ。

3. ウイスキーの樽に使われるオーク材を詳しく紹介

■アメリカンホワイトオーク

ウイスキーの樽に使用される樽の中でも、とくに北米産のホワイトオークを使用した樽が使われることが多い。ウイスキーのほかにもホワイトオークはワインやシェリー酒の熟成などにも使われている。このアメリカンホワイトオークを使った樽で熟成させることで、ウイスキーにバニラやはちみつのような甘い味わいと、ナッツの香ばしさを加えてくれるといわれており、ウイスキーの香りのよさの秘訣にもなっているのだ。

■ミズナラ

ミズナラとは、日本固有のオーク材の一種で、とくに高価な材料として知られている。ミズナラは水分を多く含んでいることからミズナラという名が付けられている。このミズナラを使用した樽で熟成させたウイスキーは、日本特有のオリエンタルな香りがするといわれ、注目されている。ミズナラを使った樽は長期熟成をしないとウイスキーに香りが移らないので、ミズナラの樽を使ったウイスキーは長期熟成のものが多い。

■フレンチオーク

フレンチオークとは、ヨーロッパのオーク材のことで、最初はワイン用の樽などとして使用されていた。このフレンチオークを使った樽で熟成させたウイスキーはスパイシーな香りになるのが特徴となっている。

■スパニッシュオーク

こちらもヨーロッパ産のオーク材で2大オーク材と呼ばれる中のひとつだ。もともとはスペイン産のワインやウイスキーの熟成の樽によく使われていた材料で、多くのタンニンやポリフェノールを含んでいることで、甘いフルーティーな味わいになるのが特徴だ。近年はこのスパニッシュオークにまずシェリー酒を入れて熟成させ、樽を空けたあとにモルトウイスキーを入れて熟成させるという使い方をされることも多い。こうすることで、砂糖に漬けたドライフルーツのような味わいをウイスキーに与えるといわれているのだ。

4. ウイスキーの樽のサイズと味の違い

ウイスキーを熟成させる樽には、さまざまな大きさがある。一番小さい樽はファーキンと呼ばれ、一番大きい樽はパイプと呼ばれている。ウイスキーは使われる樽の大きさによってもウイスキーの仕上がりが変わってくるといわれている。小さい樽で熟成させたウイスキーは熟成が早くすすむといわれ、逆に大きい樽で熟成させたウイスキーはゆっくりと熟成をしていくのだ。ウイスキーの場合はゆっくり長期熟成させることがよいとされているが、好みによっては早期熟成させたウイスキーを好む人もいる。樽によって変わるウイスキーの味わいをぜひ楽しんでみてはいかがだろう。

結論

ウイスキーに使われる樽には主にオーク材が使用されているが、オーク材の種類によってもウイスキーに与える香りが違ってくる。そのため、どのオーク材を使った樽かによってウイスキーの特徴も変わってくるのだ。さらに熟成に使う樽の大きさによっても熟成の速度が変わってくる。樽は美味しいウイスキー作りには欠かせない役割を持っているのだ。
  

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