1. ウイスキーのカクテルのタイプは2種類ある

ウイスキーを使ったカクテルを紹介する前に、ウイスキーのカクテルタイプは2種類に分かれていることを説明しよう。
■ショートカクテル
小さめのグラスやカクテルグラスに入ったカクテルをショートカクテルという。時間をかけずに飲みきるカクテルのことだ。氷を使わず作られることが多く、アルコール度数が高いウイスキーはよくこのショートカクテルに使われることが多い。
■ロングカクテル
タンブラーグラスなど大きめのグラスに作られ、ゆっくりカクテルを楽しみたい人におすすめの作り方だ。ショートカクテルとの違いは、氷なども使いアルコール度は低めの場合が多い。ウイスキーはホットカクテルとしても楽しめ、このホットカクテルもロングカクテルの一種である。
2. 大人の味わいを楽しみたい人のウイスキーカクテル

■ゴットファザー
映画ゴットファザーにちなんで作られたカクテルで、アーモンドの風味とウイスキーの濃厚さを感じられるカクテルだ。ウイスキーとアマレットという、アーモンドのような香りをもつリキュールを合わせて作る。作り方はロックグラスにウイスキーとアマレットを3:1の割合で加え、ステアして完成だ。
■マンハッタン
マンハッタンとは、カクテルの女王とも呼ばれているカクテルだ。作り方は、カクテルグラスにウイスキー、スイートベルモットを2:1の割合で注ぎ、アンゴスチュラビターズを1滴入れてステアする。最後にカクテルピンに刺したチェリーを飾り、レモンピールを絞ることで、大人のおしゃれなカクテルに仕上がる。
■ホットスパイスウイスキー
インドネシアのスパイスを加えたホットウイスキーで、香りが強いクローブというスパイスを使うことで、ウイスキーの風味と合わさって寒い日にピッタリのホットウイスキーになる。作り方は、グラスにクローブを3粒ほど入れ、ウイスキーとお湯を注いで完成だ。さらに好みでシナモンスティックやはちみつなどを加えるのもいいだろう。スパイスと相性がいいのもホットウイスキーの魅力である。
3. デザート感覚で楽しめるウイスキーカクテル

■アイリッシュコーヒー
ウイスキーとコーヒーを合わせたアイリッシュコーヒーは、デザート感覚で楽しめる大人のカクテルだ。まず、生クリームを泡立てておき、グラスにバニラシロップとウイスキーを入れて、あらかじめ淹れておいたコーヒーを注ぎステアする。最後に生クリームとシナモンシュガーをのせたら完成だ。コーヒーにウイスキーを加えていることで、ほんのりウイスキーが香るデザートカクテルになる。生クリームがトッピングされているので、自分で甘さを調整しながら飲むことができる。
■カウボーイ
ウイスキーを牛乳で割ったカクテルで、甘くまろやかな味わいなる。作り方は、氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、その上から牛乳を注ぎ、好みの砂糖やガムシロップを加えてステアしたら完成だ。牛乳を使ったカルーアミルクなどと同じような甘いカクテルに仕上がるので、デザートとして味わうのもいいだろう。さらに甘さをプラスしたい場合は、生クリームをトッピングするのもおすすめだ。
■キウイとセロリのウイスキーカクテル
南国の雰囲気のあるおしゃれなデザートカクテルで、作り方によってはフローズンカクテルとしても楽しめる。作り方は、キウイを輪切りにしておき、ウイスキーとガムシロップ、セロリとキウイを一緒にミキサーで撹拌する。グラスに輪切りにしておいたキウイを添わせるように飾り、グラスに撹拌したものを注ぐ。このままでも美味しいカクテルだが、フローズン感覚で味わいたい場合は、市販のアイスボックスをグラスに入れるのがおすすめだ。最後にローズマリーを飾るとさらにおしゃれな仕上がりになる。
結論
ウイスキーを使ったカクテルは、いろいろな種類がある。大人の感覚で味わえるものから、デザート感覚で楽しめるカクテルまで豊富だ。ウイスキーがあれば、合わせる材料によって多くの種類を作ることができる。ぜひウイスキーを使って自分好みのカクテル作りにチャレンジしてみよう。