1. ウイスキーが苦手な人は、蜂蜜を入れると飲みやすい

ウイスキーは蒸留酒であり、基本的に甘みがほとんどない。銘柄によっては甘い香りを感じることはあるものの、味にまで反映されているわけではない。甘みのない、時にはスモーキーな味が好きな人ももちろんいるが、逆に苦手な人もいるだろう。そんな人は、ウイスキーには手を出しにくいのではないだろうか。しかしここで、たとえば蜂蜜を加えてみるという方法がある。意外に相性はよいのだ。ウイスキーの強い風味が和らいで甘みが加わるため、大幅に飲みやすくなる。ウイスキーの香りが薄まってしまうのはもったいないかもしれないが、蜂蜜が入っているならウイスキーを飲める、という人もいるだろう。とくに香りの控えめなウイスキーには、蜂蜜が合うのではないだろうか。ウイスキーが苦手だという人は、少し蜂蜜を加えて飲んでみてはどうだろう。意外とすんなり飲めるかもしれない。ただし、蜂蜜を加えたからといってアルコール度数は下がらないので、少しずつ飲んでいただきたい。
2. 蜂蜜入りのウイスキーも広く販売されている!

ウイスキーの中には、最初から蜂蜜が加えられているものもある。いずれもベストな量だけ加えられており、ウイスキーの香りも蜂蜜の甘さも両方楽しめるはずだ。代表的な銘柄を紹介していく。
- ジャックダニエル テネシーハニー
ジャックダニエルの変わり種で、本物の蜂蜜を使ったリキュールとブレンドされた銘柄だ。オンザロックで楽しめるほか、ジンジャーエール割りも推奨されている。アルコール度数は35度と、ベースであるジャックダニエルよりやや低い。
- ジムビーム ハニー
ジムビームに少量の蜂蜜を加えた銘柄。蜂蜜だけでなく、バニラやキャラメル風の香りも楽しめるのが特徴だ。ジンジャーエール割りや、りんごジュースとの組み合わせも美味しい。ベースであるジムビームがさっぱりした味わいなので、とくに飲みやすいのではないだろうか。
- ワイルドターキー アメリカンハニー
蜂蜜とワイルドターキーを組み合わせた銘柄だ。オレンジや、カラメルに似た風味を楽しめるのが面白い。さまざまな飲み方に対応しており、幅広く楽しめるのが嬉しい。
ほかにも、さまざまなウイスキーと蜂蜜を組み合わせた銘柄が販売されている。興味のある人は、銘柄を探してみてはどうだろうか。
3. 蜂蜜の甘さを活かした、ウイスキーの美味しい飲み方!

ウイスキーと蜂蜜の組み合わせは、そのまま飲むほかにもさまざまな楽しみ方がある。おすすめの例をいくつか見ていこう。
- スイーツと合わせる
ウイスキーは元々スイーツとの相性がよいが、蜂蜜を加えることによりさらに相性がよくなる。さまざまなスイーツとの組み合わせを楽しみたい。たとえばチョコレート。ウイスキーボンボンに象徴されるように、ウイスキーとは相性バツグンだ。蜂蜜も一緒に組み合わせて、濃厚な甘さを楽しみたい。また、ケーキやアイスクリームと合わせるのも美味しいだろう。
- ホットウイスキーに使う
ホットウイスキーは、シナモンなどのスパイスを使って複雑な味わいを作るのが定番だ。さらに蜂蜜を加えれば、ほっとひと安心できるような甘さを楽しめる。スパイスの種類や量によって、蜂蜜の役割も変わってくるだろう。蜂蜜入りの銘柄を使うのもよいし、自分で蜂蜜を加えてみてもよい。ベストな組み合わせや配合を探してみよう。
結論
ウイスキーが苦手という人にとって、蜂蜜は心強い味方かもしれない。蜂蜜入りの銘柄が複数販売されていることから、決して相性が悪くはないといえる。そのまま飲んで楽しんでもよいし、アレンジした飲み方やスイーツとの組み合わせなどでも楽しめる。ウイスキーが好きな人も、試しに蜂蜜を入れて飲んでも面白いのではないだろうか。