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焼酎【さつまおごじょ】の魅力とは?特徴やおすすめの飲み方を解説

焼酎【さつまおごじょ】の魅力とは?特徴やおすすめの飲み方を解説

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2020年5月15日

1986年に販売された焼酎「さつまおごじょ」。男性的と評されることが多い焼酎であるが、さつまおごじょにはあえて「気立てのよい芯の強い女性」という意を持つ名前が与えられている。創業から100年以上の歴史を持つ酒造会社が造るさつまおごじょについて、今回はみていこう。

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1. 若い蔵人が多い酒造会社が造る焼酎さつまおごじょ

さつまおごじょが生まれたは、鹿児島県の薩摩川内にある山元酒造である。100年以上の歴史を持つ同社のこだわりから生まれる数々の焼酎のひとつが、さつまおごじょである。その経緯をみてみよう。

創業は1912年

山元酒造の創業は1912年、大正元年のことである。現在も同社の代表銘柄とされる「五代」は、8年後の1920年に早くも全国酒類醤油品評会 で一等銀牌を受賞するという栄誉に輝いている。戦後薩摩川内の焼酎生産業は激減したが、山元家の当主たちは逆境に打ち勝ち、次々と新銘柄を発売し続けた。

手作りへの回帰から生まれたさつまおごじょ

3代目の当主は焼酎造りの原点に戻ることを決断し、1986年に手造り工場を再現している。甕(かめ)仕込みや黒麹にとことんこだわったこの工場開設と時を同じくして登場したのが、さつまおごじょである。山元酒造にはいまでも若い蔵人が非常に多いが、3代目のポリシーは継承されている。伝統製法や杜氏の勘を重視し、伝統や革新、感性を大事にする生産を続けているのである。また、同社の焼酎には地理的表示「薩摩」が許されており、「地酒千代」は鹿児島県ふるさと認証食品に認定されている。さらに「食品のノーベル賞」ともいわれるモンドセレクションでも受賞の常連であり、同社の製品が世界に通用することが証明されている。

2. 焼酎さつまおごじょの特徴とは

大所帯の酒造会社でありながら手造りにこだわる山元酒造の象徴として誕生したさつまおごじょは、どのような特徴を持つのであろうか。原材料や醸造法をみてみよう。

手造り工場生まれ第1号さつまおごじょ

大手となっても初心を忘れず、他社に先駆けて復元した手造り工場から生まれた第1号となる焼酎が、さつまおごじょであった。さつまおごじょは、ほかの焼酎と同様に名水「冠嶽山」の地下水を使用している。鹿児島県産のさつまいも、国産の米麹をもとに、焼酎本来の醸造法である甕仕込みによって作られる。仕込みの甕、木桶の蒸留器、釜など、あらゆるディテールに薩摩の魂を投入した工場から薩摩おごじょは生まれるのだ。山元酒造のポリシーである「品質、技術、伝統、革新」を網羅した焼酎といえるだろう。

封をきったときの凛冽さが特徴のさつまおごじょ

さつまおごじょの名にふさわしく、同名の焼酎はまず封をきったときの鮮烈な芳香が第一の特徴とされている。焼酎本来の味に近いといわれ、豊かな風味とまろやかさを併せ持っている。気立てのよい芯の強い女性の名にふさわしい、きりっとした味わいといえよう。2008年にはiTQi国際味覚審査機構から三ツ星を獲得している。

3. さつまおごじょにはさまざまな種類が

焼酎本来の味わいと評判が高いさつまおごじょにはさまざまな種類がある。「黒こうじ甕壺仕込みさつまおごじょ」はアルコール度25度で、マレーシアなどに輸出されている。「甕壺仕込み蔵出しさつまおごじょ」はアルコール度32度である。

また、瓶詰だけではなく3升や5升の陶器入りも販売されている。紅あづま芋を原料に作られる「紅おごじょ」という銘柄も存在する。こちらも甘やかな女性のようなすっきりとした味わいとなっている。湯割り、水割り、ストレート、ロックで美味しく飲める。

結論

創業100年余の老舗が焼酎本来の味にこだわって造り出した銘柄、それがさつまおごじょである。甕壺仕込みゆえのパワーとともに凛冽な香り、豊かな風味が特徴となっている。製法とポリシーには、薩摩焼酎の老舗としての矜持が込められているといってよいだろう。

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