1. ウイスキーの飲み方の基本をおさえよう

ウイスキーといえば、さまざまな種類があり、さらに世界の5大ウイスキーと呼ばれるものも存在する。ウイスキーは、蒸留所のある国や原料、風土や熟年年数などによって味わいが違うのも特徴だ。さらにウイスキーはそのままではなく、自分スタイルのさまざまな飲み方で楽しめるのも魅力だ。もともとアルコール度数が40度以上と高いウイスキーは飲み方によってアルコール度数を調整することができるので、お酒が強くない人でも手軽にウイスキーを楽しめるのだ。
■シングルとダブル
ウイスキーの基本的な飲み方として挙げられるのがシングルとダブルだ。シングルとはウイスキー30mlのことをいい、ダブルはその倍の60mlのことをいう。基本的なウイスキーを表す単位にもなるので、覚えておくといいだろう。
2. ウイスキーのいろいろな飲み方

■ストレート
ウイスキーストレートといえば、名前の通り、ウイスキーをそのまま味わう飲み方だ。作り方はいたってシンプルで、ウイスキーを30mlグラスにそそぐだけだ。このストレートという飲み方の場合はチェイサーと呼ばれるお水などが必須となる。理由としては、チェイサーと呼ばれるアルコール度数の少ない飲みものをウイスキーのストレート後に飲むことで、悪酔いを防止したり、脱水症状を防止したりしてくれるからだ。さらにウイスキーの風味をより広げてくれる役割もあり、ウイスキーをストレートで飲む場合は、ぜひチェイサーと一緒に味わってみてほしい。
■ハーフロック
ハーフロックとは、ウイスキーと水を1:1で割る飲み方だ。水で割ることで、ウイスキーのアルコール度数を下げ、ウイスキーの風味を柔らかくし飲みやすくしてくれるのだ。作り方はグラスにウイスキー30mlと水30mlを入れる。好みの炭酸水で割っても美味しく飲める。
■オンザロック
ウイスキーの飲み方で定番なのがオンザロックだ。オンザロックとは大きめの氷を入れたグラスにウイスキーを注ぐ飲み方だ。作り方は、大きめの氷をグラスに入れ、その上からウイスキーを30mlほど注ぎ、軽くマドラーで混ぜる。飲むたびに氷が割れる音を楽しむのもおすすめだ。さらにこのオンザロックを作る際は、丸い氷を使うことが多い。最近はウイスキーに使う丸い氷を作る専用の製氷器も販売しているので、それで作った氷を使うのもおすすめだ。
3. 温かいウイスキーの飲み方

■ホットウイスキー
ウイスキーはホットでも飲むことができる。とくに寒い日などはホットウイスキーを飲めば身体の芯から温まり、ゆったりとした時間を過ごすことができるだろう。作り方は、ウイスキー30mlに80℃くらいのお湯を60ml注いで完成だ。さらにホットウイスキーを楽しむ際には、柑橘系のレモンなどを添えるのもおすすめだ。ほかにもシナモンやハーブなど、さまざまなトッピングを添えてホットウイスキーを飲んでみるのもいいだろう。ホットウイスキーから香る柔らかい香りは、癒し効果バツグンだ。
■ホットトディ
温かいウイスキーの飲み方としてホットトディもおすすめだ。ホットウイスキーにはちみつとレモンを加える飲み方だ。作り方はウイスキー10mlにお湯60ml、はちみつ、レモン、シナモンスティックを加える。この飲み方はアルコール度数も低く、身体を温め風邪の予防などにもおすすめの飲み方で、喉の痛みを和らげる効果もあるとされている。
結論
ウイスキーの飲み方は、いろいろありどれもウイスキーの持つ味わいを活かした飲み方だ。ストレートだとアルコール度数の高さが気になっていた人も、ハーフロックやオンザロックにすると飲みやすくなるだろう。ウイスキーは温めても美味しいので、寒い日のおともにぜひ味わってみてほしい。