1. カルディのフルボディ赤ワインを美味しく飲む方法

フルボディの赤ワインを楽しむ前に、より美味しく飲むためのポイントをおさえておこう。
フルボディの赤ワインとは?
「ボディ」とは、ワインが持つ香り・味の複雑さのことを指す。たとえば、ライトボディは香りも味もさっぱりしていて軽い味わい。対極に、フルボディは独特な渋みを持っていて、芳醇な香りと濃厚な味わいがあり、ずっしり重い味わい。ミディアムボディはその中間にあたり、バランスが取れたワインのことを指す。つまり、今回紹介するフルボディは、3種類の中で最も濃厚なワインに分類される。
16~18℃が最適な温度
赤ワインは基本的に、低めの温度で飲むと渋みが際立ち、高めの温度で飲むとまろやかに感じる。また、ワインが持つ芳醇な香りは、高めの温度のほうが広がりやすいといわれている。そのため、渋みも香りも強いフルボディの赤ワインは、冷やさず常温に近い16~18℃でいただくのがよいとされている。
相性のよいつまみと合わせる
濃厚なフルボディの赤ワインには、同じく濃厚でコクがあるつまみが最適だ。とくにベーコンやスモークサーモンなど燻製系の食べ物はとても相性がよい。甘いものでいえばドライフルーツやチョコレートがおすすめだ。
2. コスパ最高 カルディのフルボディ赤ワイン3選

カルディで購入できる、コスパのよい赤ワイン(フルボディ)を厳選して紹介しよう。
カルディ トレ イコーネ750ml/2,178円(税込)
まろやかな渋みとコクのある味わいが魅力の、イタリア産赤ワイン。チェリーやカシスの濃厚でフルーティーな香り、バニラやチョコレートのようなオーク樽の香りを感じられる。肉料理やダークチョコレート、チーズと相性バツグン。
エラスリス プレジデンツ・チョイス カルメネール 750ml/1,298円(税込)
現在、日本ではカルディのみでしか扱っていないチリ産赤ワイン。ヨーロッパを代表するテイスティングのプロが世界に誇る葡萄「カルメネール」を原料に使用している。滑らかな渋みと力強く贅沢な味わい、樽熟成の豊かな香りを堪能できる。
ミルトンパーク カベルネ・ソーヴィニヨン750ml/1,351円(税込)
果物のコンポートのように濃密な香りを持つ南オーストラリア産赤ワイン。すっきりとしたメントール香が印象的。バニラのような甘みとスパイシーな香りが広がる。しっかりとしたタンニンの渋みも感じられる、飲みごたえのある味わい。
3. カルディのフルボディ赤ワインをより楽しむアレンジカクテル

フルボディの赤ワインを購入したものの、渋みが強く飲みにくいと感じた経験はないだろうか。そういった時はワインカクテルにアレンジすることで、口当たりがよくなり美味しくいただくことができる。自宅で手軽に試せる赤ワインのアレンジレシピを紹介しよう。
ネーミングがかわいいカクテル「キティ」
キティは赤ワインをジンジャーエールで割って作るカクテルだ。生姜のピリッとした刺激と甘みで赤ワインの渋みが緩和される。材料の割合は好みで調節しよう。甘口赤ワインを用いる場合、ジンジャーエールは辛口がおすすめ。
肉料理にぴったり「カリモーチョ」
カリモーチョは赤ワインをコーラで割って作るカクテルだ。物足りないワインや飲みにくいワインでも、不思議とバランスの取れた味わいとなる。肉料理やサラミなどのつまみに合わせるとより美味しくいただける。
グラデーションが美しい「アメリカン・レモネード」
アメリカン・レモネードは赤ワインにレモネードを加えて作るカクテルだ。レモンのさわやかな酸味が加わることでさっぱりした味わいとなり飲みやすくなる。先にレモネードをコップに注いでおき、あとから赤ワインを注ぐことで美しいグラデーションを楽しめる。
結論
フルボディの赤ワインは、16~18℃の温度で、濃厚な味わいの食材とともに楽しむのがおすすめだ。カルディは本格的な味わいのフルボディ赤ワインをリーズナブルな価格で提供している。ストレートはもちろん、カクテルにしても美味しくいただけるため、ぜひ一度手に取ってみてほしい。
*価格は執筆当時のもの
*価格は執筆当時のもの