目次
- カシスリキュール:30〜45ml(適量)
- ソーダ:100ml(適量)
- スライスレモン(お好みで):適量
- グラス:タンブラー
- 氷:適量
- タンブラーに氷を入れる
- カシスリキュールを注ぐ
- ソーダを加えて軽く混ぜれば完成
- カシスリキュール:30ml
- ソーダ:90ml
- レモンスライス:適量
- 氷を入れたグラスにカシスリキュールとソーダを注ぐ
- スライスレモンを入れる
- スティックなどでレモンを潰す
- 軽く混ぜたら完成
- カシスリキュール:10ml
- ワイン(原料はカベルネソーヴィニョン):40ml
- ソーダ:70ml
- グラスに氷を入れる
- カシスリキュールとワインを注ぐ
- ソーダを加えて混ぜれば完成
- テキーラ:25ml
- カシスリキュール:10ml
- ソーダ:15ml
- カシスシロップ:30ml
- ソーダ:100ml
- スライスレモン
1. カシスソーダとはどんなカクテル?

カシスソーダといえば居酒屋やバーなどでも「定番カクテル」として人気だ。そもそもどういったカクテルなのか、せっかくなので簡単に解説させていただこう。
カシスリキュールがベースのカクテル
その名前からもわかるように「カシスリキュール」をベースとしたカクテルがカシスソーダである。カシスリキュールはカシス(黒スグリ)が原料のリキュール(蒸留酒にハーブや砂糖などを混ぜ合わせて作るお酒)で、さまざまなカクテルのベースとして人気がある。お菓子の風味付けに使われることもあるなど、意外と用途が広い。
【カシスソーダの味わい】
作り方については後述するが非常にシンプルなため、カシスリキュール本来の風味を楽しめるのが特徴だ。具体的にはカシスリキュールの「甘酸っぱさ」にソーダの「爽快感」が加わるイメージで、さっぱりとしていて飲みやすい。お酒が苦手な方の中にも「カシスソーダは飲める」という方は多いのではないだろうか。
【カシスソーダのアルコール度数】
カシスリキュールのアルコール度数はメーカーや銘柄などにもよるが、おおよそ16〜20度(%と同義)程度である。そこへソーダや氷が加わることにより、一般的には4〜5度まで抑えられる。日本で飲まれているビールとほぼ同程度と思ってよいだろう。
2. 基本のカシスソーダの作り方

居酒屋やバーで飲むカシスソーダも美味しいが、ご家庭でも簡単に作れる。週末のちょっとしたご褒美に、ぜひ美味しいカシスソーダを作ってみてはいかがだろうか?
基本のカシスソーダの作り方
【用意するもの】
分量は参考である。お好みで調節してみてほしい。またグラスもタンブラーがなければほかのもので代用してよい。カシスリキュールにもさまざまな種類があるため、飲み比べてみるのもおすすめだ。
【レシピ】
上述のように分量はお好みだが、ごく基本的なカシスソーダを作りたいという場合はカシスリキュールとソーダの割合を「1:4」にしてみよう。
カシスソーダにおすすめのカシスリキュールとは?
お分かりのようにカシスソーダは非常にシンプルなカクテルである。そのため仕上がり(味わい)はカシスリキュールに影響される。どの銘柄を選ぶかによって味わいが変わるのだ。迷ったときは安定の「ルジェ クレーム ド カシス」を選ぶとよいだろう。
「ルジェ クレーム ド カシス」
1841年から作られているという、いわばカシスリキュールの元祖である。厳選されたフランス産カシスを原料に作られる、定番にして人気のカシスリキュールだ。
3. カシスソーダのアレンジレシピ

カシスリキュールとソーダを使うカクテルはいろいろとアレンジできるのも魅力だ。おすすめのアレンジレシピをいくつか紹介しよう。
カシスリッキー
ほとんどカシスソーダと同じレシピではあるが、カシスリキュールと炭酸水の割合や、レモンの扱いが異なるのが特徴だ。カシスソーダとやや異なるのはレモンを潰す点である(100%のレモン果汁でも美味しい)。
【材料】
【レシピ】
カベルネ&カシスソーダ
赤ワイン用のブドウ品種カベルネソーヴィニョンの赤ワインを、カシスソーダに加えて作るカクテルだ。赤ワインが入っている分カシスソーダよりもアルコール度数は高いが、よりフルーティーな風味が楽しめる。
【材料】
【レシピ】
シャルドネ&カシスソーダ
カシスソーダに、白ワイン用のブドウ品種シャルドネのワインを加えたカクテルだ。白ワインによって果実味が増し、非常に飲みやすい味わいに仕上がる。
【レシピ】
カベルネ&カシスソーダの材料である赤ワインを、シャルドネの白ワインに変えるだけでよい。あとは同じ手順で作ればシャルドネ&カシスソーダになる。
カシスショット
テキーラにカシスリキュールとソーダを加えて作るカクテルだ。アルコール度数の高いテキーラを使用するため、飲む量やペースには注意しよう。
【材料】
【レシピ】
氷は入れない。作り方は簡単で、グラスに材料を入れて軽く混ぜれば完成だ。カシスショットはアルコール度数が25度程度あるが、ショットとしては飲みやすい部類である。ショットに興味がある方はこのカシスショットから試してみるのもよいだろう。
4. ノンアルコールのカシスソーダもおすすめ

ノンアルコールのカシスソーダも簡単に作れる。せっかくなのでレシピを紹介しておこう。
ノンアルコールのカシスソーダの作り方
【材料】
【レシピ】
カシスソーダの材料であるカシスリキュールを「カシスシロップ」に変えるだけでよい。氷を入れたグラスに材料を入れて混ぜれば完成だ。ノンアルコールカクテルはお酒に弱い方や子どもでも同じ味を楽しめるのが魅力である。ノンアルコールのカシスソーダにおすすめのカシスシロップも紹介しておこう。
「モナン カシスシロップ」
バーテンダーもよく使うというカシスシロップである。ヨーロッパでも人気があり、ジャムやジュース作りなど幅広く使われている。酒店やスーパー、通販などで手軽に購入できるので探してみてほしい。
5. ご家庭でカシスソーダを作ってみては?

お伝えしてきたように、カシスソーダはカシスリキュールとソーダを混ぜるだけのシンプルなカクテルゆえ、初心者の方でも簡単に作ることができる。カシスリキュールを変えて味を比較してもよいし、いろいろなアレンジを楽しんでもよいだろう。週末はぜひ、ご家庭でカシスソーダを作って、楽しい時間を過ごしてほしい。
結論
甘酸っぱさと爽やかさがクセになるカシスソーダは、アルコール度数もビールと同程度とそれほど高くない(とはいえ飲みすぎはNGだが)。ワインやテキーラを加えて楽しむ、カシスリキュールの代わりにカシスシロップを使ってノンアルカシスにするなども可能なので、ぜひ「自分好みの一杯」作りにチャレンジしてみよう。