目次
- 1. ウイスキーのお湯割りの魅力
- 2. 美味しいウイスキーのお湯割りの作り方
- 3. ウイスキーのお湯割りにおすすめの銘柄4選
- 4. ウイスキーのお湯割りの「ちょい足し」アレンジレシピ
- 5. ウイスキーのお湯割りに合うおつまみ
- 6. 今夜はウイスキーのお湯割りで至福のときを
- ウイスキー
- 80℃程度のお湯
- マドラー
- 耐熱グラス
- グラスに熱湯を入れて温めておく
- グラスが温まったらお湯をいったん捨てる
- グラスの1/4〜1/3程度までウイスキーを注ぐ
- ウイスキーの2〜3倍のお湯を加える
- マドラーなどで軽くステアすれば完成
- ナッツ
- ドライフルーツ
- チョコレート
- チーズ、スモークチーズ
- スモークサーモン
- オリーブ
- 漬物、ピクルス
- アイスクリーム
- クラッカー(ジャム付き) など
1. ウイスキーのお湯割りの魅力

ウイスキーのお湯割りをより美味しく味わうためにも、その魅力を知っておくことが大切だ。
ウイスキーのお湯割りとは
近年のハイボールブームで「ウイスキーといえばソーダ割」というスタイルがスタンダードとして定着している。そのためウイスキー初心者にとってお湯割りは馴染みが薄いかもしれない。
だがウイスキーのメッカであるスコットランドやアイルランドなどでお湯割りはお馴染みであり、通(ツウ)好みの飲み方でもある。
ウイスキーのお湯割りの魅力
ウイスキーはそもそも香り高いお酒であるが、お湯割りにすることでさらにその香りが立ち、味覚と嗅覚で楽しむことができるというのが大きな魅力だ。温めることで飲み口がまろやかになるため、ゆったり時間を過ごしたいときにも最適だろう。
ウイスキーのお湯割りには気持ちを落ち着かせる効果もあるため、ホットココアやハーブティーのようにリラックスタイムのお供として嗜まれている。ソーダ割りなどももちろん美味しいが、ウイスキー本来の味わいを楽しめるお湯割りはまさに大人の飲み方である。
2. 美味しいウイスキーのお湯割りの作り方

ウイスキーさえあれば、お湯割りはご家庭でも簡単に作ることができる。より美味しく味わうためのコツとあわせてレシピを紹介しよう。
用意するもの
基本的にはこれだけでよい。先に耐熱グラスにお湯を注いで温めておこう。なお暖を取りたいというときは、アウトドアなどでよく使う小さなシェラカップで飲むのもおすすめだ。
ウイスキーのお湯割りのレシピ
ウイスキーのお湯割りを美味しく作るためのコツ
お湯の温度は80℃程度が最適なのでうまく調節しよう。水道水ではなく、カルキ臭の少ないミネラルウォーターで作るとウイスキーの旨味がさらに引き立つので覚えておくとよい。またレモンなどの柑橘類やバジルといったハーブ類、 ジャムなどさまざまなトッピングとの相性も抜群なので、いろいろと試してみてほしい。
なおウイスキーの「仕込み水の硬度」に合わせて水を選ぶと、より美味しくなるので、可能であればぜひ試してみてほしい。国産ウイスキーやスコッチ、アイリッシュはほとんどが軟水または中硬水、アメリカンやカナディアンは硬水で仕込まれていることが多いので参考までに覚えておこう。
3. ウイスキーのお湯割りにおすすめの銘柄4選

ウイスキーのお湯割りではその香りを存分に楽しむことができる一方、銘柄によっては個性が前に出すぎてしまうこともある。ウイスキーをお湯割りで楽しむなら、個性が際立つシングルモルトよりもまろやかで飲みやすいブレンデッドウイスキーをおすすめする。
サントリー「ウイスキー オールド」
ボトルの形状から「ダルマ」の愛称で親しまれているジャパニーズウイスキーの定番だ。ほんのり甘くまろやかな味わいで、メーカーもホットウイスキーを推奨している。
メーカーズマーク「バーボンウイスキー」
大麦から作られるモルトウイスキーと、トウモロコシやライ麦などの穀物から作られるグレーンウイスキーがブレンドされている。バニラのような甘みはお湯割りに最適だ。
タラモアデュー「アイリッシュウイスキー」
ウイスキー発祥の地とされるアイルランドでポピュラーなウイスキーがこちら。軽くて飲みやすいのが特徴で、お湯割りにすると甘い香りが立ち上りさらに飲みやすくなる。
富士御殿場蒸留所「ピュアモルトウイスキー」
富士の伏流水で仕込んだ原酒をブレンドしたピュアモルトウイスキーだ。華やかな香りとクリーンでリッチな味わいが至福のひとときをもたらしてくれるだろう。
4. ウイスキーのお湯割りの「ちょい足し」アレンジレシピ

ウイスキーのお湯割りはアレンジの幅が広い。お好みに合わせていろいろ楽しんでみよう。
お湯割りにレモンスライス
ウイスキーのお湯割りにレモン果汁を絞り入れ、レモンスライスを1枚入れるだけのシンプルなアレンジレシピだ。わずかに酸味が立ち爽やかに味わえる。
お湯割りにシナモンスティック
ウイスキーのお湯割りを作ったら市販のシナモンスティックをプラスする。お好みで角砂糖を1つを落としてもOKだ。上品でエキゾチックな香りが楽しめる。
お湯割りにジンジャーシロップ
ウイスキーのお湯割りにジンジャーシロップを大さじ2杯分加えてよく混ぜる。生姜効果で体がポカポカになるため、寒い日や暖を取りたいときなどにおすすめだ。
お湯割りにリンゴジャム
リンゴジャムを少量加えれば酸味と甘みが一度に楽しめる。ただし入れすぎると甘みが強くなってしまうため、ごく少量ずつ加えて微調整しながら飲もう。
5. ウイスキーのお湯割りに合うおつまみ

せっかく美味しいウイスキーのお湯割りを作るのであれば、ぜひおつまみにもこだわろう。もちろん基本はお好みでOKだが、以下のようなおつまみはとくに合うのでおすすめだ。
ウイスキーのお湯割りにおすすめのおつまみ
こうしたおつまみであれば、ほぼ間違いなくウイスキーのお湯割りに合うはずだ。何にするか迷ったときはぜひ参考にしてみてほしい。
6. 今夜はウイスキーのお湯割りで至福のときを

ウイスキーのお湯割りはシンプルで簡単に作れるが、それゆえウイスキーや水の選び方が大切になる。お伝えしてきたように、お湯割りにはシングルモルトよりも飲み口が柔らかいブレンデッドウイスキーが合う。また水は可能であればウイスキーの仕込み水の硬度に近いものを選ぶようにしよう。
忙しい日々につかの間の安らぎをもたらしてくれるウイスキーのお湯割りを、ぜひ今夜楽しんでみてはいかがだろうか?
結論
ウイスキーのお湯割りは、スコットランドやアイルランドでも好まれているスタンダードな飲み方だ。温めたグラスに【お湯1:ウイスキー2〜3】の割合で注ぎ入れて混ぜよう。さまざまなアレンジが利くので、ぜひ自分好みのウイスキーのお湯割りを完成させてほしい。