目次
1. さっぱり美味しい焼酎の割り方

普段の飲み方に少しアレンジするだけで、さっぱり美味しい焼酎が楽しめる。さわやかな味わいは、暑い季節にもおすすめだ。
焼酎ハイボール
焼酎ハイボールとは、定番の飲み方のひとつ、焼酎の炭酸割りのことだ。もちろん炭酸水だけでも美味しく飲めるのだが、ここにレモンやライムなどの柑橘系の果汁を少しプラスするのがポイント。さらにさわやかな味わいになる。レモンスライスなどを添えておくと、見た目にも美しく、清涼感アップだ。焼酎の種類は乙類、甲類問わず楽しめる飲み方である。
クラッシュ・ミント
焼酎のロックにミントの葉を加えるだけのシンプルな飲み方だが、ここで美味しいひと手間を紹介しよう。名前にもある通り、使用する氷はクラッシュアイスを使用したい。クラッシュアイスを使用することで焼酎がしっかりと冷えやすく、ロックにも合う。ミントの葉は多めに加えて、さわやかな風味をいっぱいに楽しもう。アルコールの強さが気になる場合は、お好みでガムシロップを入れると飲みやすくなりおすすめだ。
2. 甘い味が好きな人におすすめ焼酎の割り方

焼酎のアルコール感が苦手な人にも飲みやすく人気なのが、甘い味で割った焼酎だ。焼酎をよりジュース感覚で楽しみたいなら、香りがほとんどない甲類焼酎をチョイスしよう。
ジュースで割る
ジュース割りは、フルーツジュースはもちろん、カルピスなど、お好みのジュースで焼酎を割るだけで完成だ。自分の好みの分量で楽しもう。果汁100%のフルーツジュースで割る場合は、焼酎の水割りにジュースを少しずつ足して、果汁の濃さを調整すると飲みやすい。
コーラやサイダーで割る
焼酎でもコークハイやサイダー割りが楽しめる。グラスに氷をたっぷり入れて、コーラやサイダーなど、お好みの炭酸ジュースで焼酎を割れば完成だが、そこに軽くレモン果汁をプラスすればさらにさわやかな味わいになり、おすすめだ。また、糖質が気になる人は、カロリーゼロのコーラやサイダーでもOKだ。
3. 意外に美味しい焼酎の割り方

これまで紹介してきた焼酎の割り方は、まだ味の想像がつきやすいかもしれない。ここでは、珍しくも意外と焼酎と相性がいい割り方を紹介する。話のネタにも、ぜひ試してもらいたい。
コーヒー割り
焼酎とコーヒーの組み合わせと聞くと、ミスマッチなのではと思う人は多いだろう。しかし実は焼酎のコーヒー割りは、焼酎通からも高い人気がある割り方なのだ。焼酎の種類は、コーヒーの香ばしさとよく合う麦焼酎がおすすめだ。たっぷりの氷で、楽しもう。味のアクセントにコーヒーフレッシュやバニラアイスクリームを加えると、まろやかな味わいになる。
はちみつ生姜割り
焼酎のはちみつ生姜割りは、水割りでも美味しく飲めるが、とくにお湯割りで飲むことをおすすめしたい。はちみつと生姜の組み合わせが身体を芯から温めてくれるので、寒い日にじっくりと楽しんでもらいたい割り方だ。
牛乳割り
焼酎の牛乳割りは、イメージ以上に飲みやすく、まろやかな味わいが特徴だ。カルーアミルクを代表に、お酒と牛乳はとても相性がいい。もちろん焼酎ともベストマッチだ。牛乳が焼酎の素材本来の甘みを引き出してくれるので、芋焼酎や黒糖焼酎と一緒に楽しもう。
4. 健康的な焼酎の割り方

健康面にも気遣いながら焼酎を楽しみたいという人もいるだろう。焼酎はもともと糖質がゼロで、ダイエット中にも嬉しい酒類だが、どうしても焼酎のアルコールが苦手という人もいるのではないだろうか。ここでは、焼酎を健康的に楽しめる割り方を紹介しよう。
野菜ジュース割り
焼酎をジュースで割る感覚で、野菜ジュースで割ってみよう。野菜の甘みが焼酎にマッチして、健康的に楽しめる。焼酎はすっきりとした風味の麦焼酎がよく合うだろう。焼酎が苦手な人でも飲みやすい割り方だが、よりさっぱりとした味わいにしたいなら、少しレモン果汁を加えよう。
5. 焼酎を割るときの量

焼酎を割るときの量は、基本的にはそれぞれの好みである。どんな割り方でも、飲むほどに自分の好みの分量が分かってくるはずだ。しかしこれから焼酎を飲み始める人にとって、最初に焼酎を割るときの量は悩んでしまうものだろう。ここでは、分量の基本をいくつか紹介しよう。
水割りは6:4が黄金比率
焼酎の水割りは焼酎が6、水が4の割合が一番美味しく飲めるといわれる。しかしどうしても濃い焼酎が苦手という人もいるだろう。その場合は、この比率をもとにして焼酎の量を調整していこう。ジュースで割るときも同じぐらいの分量でいいが、ジュースの味が濃すぎる場合は、水や炭酸水を加えて調整しよう。
ハイボールは1:2が美味しい
焼酎ハイボールは焼酎1、炭酸水2の割合を意識すると美味しくできあがるが、しっかりと測る必要はない。過去にバーテンダーが使用した専門用語、「ツーフィンガー」にならい、氷を入れたグラスに大体指2本分ほど焼酎を注ぎ、炭酸水を加えていけば上手くできあがるだろう。
6. 豆知識:焼酎の割り方の名前

カクテルにそれぞれ名前があるように、焼酎にもアレンジレシピに名前がつく場合がある。焼酎にちなみ、和のテイストにあふれたユニークな名前なので、レシピとともに、覚えておこう。
金魚
氷を入れたグラスに、大葉を1枚と唐辛子を1本入れ、そこへ焼酎をゆっくりと注いでいく飲み方を、金魚という。まるで金魚鉢の中で泳ぐ金魚のように見えることが、名前の由来である。大葉の香りと唐辛子の後を引く辛さがクセになる、通好みのレシピだ。
河童
河童と聞くと、どんな野菜をイメージするだろうか。この飲み方はいたってシンプルで、普通の焼酎のロックのマドラー代わりに、キュウリを使用するという珍しいレシピだ。ほのかに残るキュウリの風味がさわやかで、夏にぴったりの涼しげな飲み方だ。
結論
焼酎はお酒が得意な人が好んで飲むイメージを持つかもしれないが、実はこれだけ飲み方は幅広く、お酒が得意でない人でも気軽に楽しめるだろう。寒い季節はホットで楽しんだりと、飲む温度もルールがなく、レシピも多い。本記事をきっかけに、焼酎の飲み方のレパートリーを広げてほしい。