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煙が昇る葉巻とグラスにウイスキーを注いでいるところの写真

ウイスキーのロックのシングルやダブルの量は?作り方や美味しい飲み方も

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年10月18日

ウイスキーのロックには「シングル」「ダブル」などのバリエーションがあるが、それぞれどれくらいの量を指すのだろうか?ロックの種類や量について詳しく解説するとともに、作り方や美味しい飲み方、ロックで飲むのにおすすめのウイスキーの銘柄5選なども紹介する。

  

1. ウイスキーの「ロック」とはどんな飲み方?

グラスにウイスキーを注いでいるところの写真
ウイスキーの飲み方のひとつに「ロック」がある。ストレートとはどのような違いがあるのかなど、まずは基本的なところをおさらいしておこう。

氷を入れて飲むスタイルがロック

ウイスキーのロックとは、グラスに氷を入れてウイスキーを注ぐ飲み方のことを指す。一般的には「オン・ザ・ロック」と呼ぶがロックで通じる。バーカウンターで「カラン」と音を立てて飲むのがカッコいい、昔ながらのスタイルだ。

【ストレートとの違い】

常温のウイスキーをそのままグラスに注いで飲むのがストレートである。ウイスキーの風味やアルコール感を「モロ」に楽しめる。これに対しロックは、よく冷えたグラスに大きめの氷を入れて飲む。始めはストレートに近い風味だが、氷が少しずつ溶けるにつれて変化する風味を楽しめる。

【ロックにもいろいろな種類がある】

  • オン・ザ・ロック:もっとも一般的な飲み方だ。ロックグラスに氷を入れ、ウイスキーを注いで軽く混ぜる。グラスは冷蔵庫で冷やしておき、溶けにくい大きな氷を使う(市販のロックアイスでもよい)
  • ハーフ・ロック:グラスに氷とウイスキーを入れたあと、ウイスキーと同量の水を注いで作る。ロックは香りが強すぎるが水割りでは物足りない、という方におすすめの飲み方だ
  • ミスト:クラッシュドアイスで作る。グラスの縁まで氷を入れてウイスキーをゆっくり注ぐ。仕上げにレモンピールを絞るとより爽快になる。グラスが結露し曇って見えることからミスト(霧)と呼ばれている

2. ウイスキーのロックの「シングル」「ダブル」の量は?

ウイスキー(ダブル)のイメージ写真
ウイスキーのロックには「シングル」や「ダブル」といったバリエーションがある。それぞれ、具体的にどれくらいの量なのかも知っておこう。

ウイスキーの量|シングル

グラスの底から指1本分(横にしたとき)の量をシングルと呼ぶ。目安は30mlだ。

ウイスキーの量|ダブル

グラスの底から指2本分(同じく横にしたとき)の量がダブル。60mlが目安になる。

ウイスキーの量|ショット

明確な基準はないが、日本では30mlをひとつの基準としているバーも多いようだ。海外では25〜45mlなど国や文化で異なる。

ウイスキーの量|オンス

海外のバーなどで目にする単位で、シングルと同等の30mlが目安になる。

3. ウイスキーのロックの作り方

ウイスキーをグラスに注いでいるところのイメージ写真
グラスに氷を入れてウイスキーを注ぐだけではあるが、美味しく飲むためには作り方にちょっとしたコツが要る。

用意するもの

  • ウイスキー:30ml(目安。お好みで)
  • ロックグラス:1個
  • ロックアイス:適量
  • マドラー:1本

作り方

  • よく冷やしておいたグラスにロックアイスを入れる
  • ウイスキーを、ロックアイスにかけるようにしながらグラスに注ぐ
  • マドラーでウイスキーとロックアイスがなじむようによく混ぜる

美味しく作るコツ

グラスは冷やしておくことだ。冷えていなければ、氷を入れてマドラーで氷を転がすようにして冷やそう。この場合、ウイスキーを注ぐ前に氷を捨ててロックアイスに入れ替えることになる。
またウイスキーがロックアイスに触れると希釈熱でいったん温度が上がるため、よくなじませて冷やすことが大切だ。ただしガチャガチャと音を立てないこと、ロックアイスを溶かしすぎないことなどがポイントになる。

4. ウイスキーのロックの美味しい飲み方

ウイスキーを飲んでいるところの写真
手間をかけて作ったウイスキーのロックを美味しく飲むためのポイントもお伝えしておこう。

チェイサーとなる水などを用意する

ウイスキーとチェイサーは交互に飲むとよい。一般的にチェイサーというと水を指すことが多いが、カクテルやビール、ソーダなど「今飲んでいるお酒よりもアルコール度数が低い飲み物」全般がチェイサーとなりうる点は覚えておこう。ウイスキーの場合は水、ソーダ、ビールなどがおすすめだ。

香りを楽しんでから「ちびちび」味わって飲む

まずは鼻から香りを楽しみ、そのあと少量ずつ口に含んで味わいながら飲む。まさに「ちびちび」楽しむお酒だ。

5. ロックにおすすめのウイスキーの銘柄5選

氷を入れたグラスにウイスキーを注いでいる写真
ウイスキーをロックで楽しむ場合におすすめの銘柄を紹介する。ロックで飲むならシングルモルトのスコッチウイスキーを中心に、ある程度個性があるものがおすすめだ。ただしミストの場合、バーボンやブレンデッドも合う。

ラフロイグ

強烈な香りで知られるアイラモルトのひとつ。好き嫌いは分かれるが、世界中に根強いファンを持つ。海藻のような後味も特徴的だ。アルコール度数は43%。

カリラ

アイラモルトの代表的銘柄。柑橘系のような爽やかな香りを感じるが、後味はスモーキーである。味の変化を楽しめるスコッチだ。アルコール度数は43%。

マッカラン

シングルモルトのロールスロイスといわれる銘柄。ぶどうのような華やかな香りが特徴で、味わいも柔らかい。初心者も飲みやすい。アルコール度数は40%。

ジョニーウォーカー

ブレンデッドの中でもスタンダードな銘柄。初心者は「ジョニ黒」がおすすめだ。スカイ島のタリスカーをキーモルトにしており、スモーキーさがある。アルコール度数は40%。

サントリー 響

国産ブレンデッドの最高峰「響」は香りも味もまろやかで、とろりとした印象だ。気軽に手が出せる値段ではないが、特別な日に味わいたい。アルコール度数は43%。

結論

ロックはストレートと違い、氷が溶けるにつれて変化する味わいを楽しめる。シングルやダブルなど量の違いはもちろん、オン・ザ・ロックやハーフ・ロックといった種類も覚えておこう。ご家庭でウイスキーをロックで飲むなら、グラスや氷にもこだわるとより美味しく楽しめるだろう。選ぶ銘柄はスコッチのシングルモルトを中心に、個性の強いウイスキーがおすすめだ。
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  • 公開日:

    2020年6月17日

  • 更新日:

    2022年10月18日

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