1. 沖縄で人気の泡盛コーヒーとは

本土にいる人にとっては身近ではなく、どういった飲み物なのか想像しづらい泡盛コーヒー。地元沖縄では、飲み屋さんに行っても泡盛と一緒に割ものとしてコーヒーと氷が選べるくらい定着しているそうだ。そもそもどうやってその人気が始まって、どのような味わいなのだろうか。
人気のきっかけは久米仙酒造「泡盛珈琲」
実は人気に火が付いたのはそんなに前のことではない。2008年に泡盛メーカーの久米仙酒造が泡盛ベースのコーヒーリキュールをリリースしたのがきっかけだ。泡盛を飲まない若者をターゲットにつくられた商品で、12%と低めの度数と飲みやすい甘めの味わいでヒット商品となったそうだ。
味わいは商品や飲み方によってさまざま
泡盛コーヒーは、さっくりと次の3つの種類に分けられる。
・通常の泡盛を好きな甘さのコーヒーで割ってつくる泡盛のコーヒー割り
・市販されている泡盛ベースのコーヒーリキュールやそのまま飲めるカクテル
・自宅で泡盛にコーヒー豆を漬けてつくる手作り泡盛コーヒー
最初のコーヒー割りであれば甘さも度数も自由に調整でき、その都度違うコーヒーと泡盛の相性を試すこともできる。自分で漬ける泡盛コーヒーも甘さを減らしたり、豆の種類や量を変えたりと簡単に自分の好みに合わせたお酒がつくれる。市販のものは一般的に少し甘めにつくられていることが多い。
・通常の泡盛を好きな甘さのコーヒーで割ってつくる泡盛のコーヒー割り
・市販されている泡盛ベースのコーヒーリキュールやそのまま飲めるカクテル
・自宅で泡盛にコーヒー豆を漬けてつくる手作り泡盛コーヒー
最初のコーヒー割りであれば甘さも度数も自由に調整でき、その都度違うコーヒーと泡盛の相性を試すこともできる。自分で漬ける泡盛コーヒーも甘さを減らしたり、豆の種類や量を変えたりと簡単に自分の好みに合わせたお酒がつくれる。市販のものは一般的に少し甘めにつくられていることが多い。
2. 沖縄のファミマ限定・泡盛コーヒー

沖縄のファミリーマートには沖縄限定販売の泡盛コーヒーが並んでいる。ファミリーマートオリジナル商品であるファミコレの1つで、その名も「BLACK泡盛コーヒー」ノンシュガーで飲みやすいと人気がある。
気軽に飲めちゃうカップ入り泡盛コーヒー
その見た目は完全に普通のコーヒー。度数も12度と低く値段も200円台と手頃である。箱入りでの販売もしていて、沖縄旅行のお土産としても人気があるようだ。
つくり手・新里酒造の珈琲泡盛も人気
ファミコレ泡盛コーヒーをつくっているのは創業160年の老舗泡盛メーカー・新里酒造。彼らのHPを見てみると、商品の人気ランキング1位は泡盛ではなく、「珈琲泡盛」というコーヒースピリッツだ。地元沖縄のコーヒーショップと共に手がけた商品だそうで、度数は30度ありノンシュガー。大人な味わいが楽しめる1本である。
3. コーヒー豆で簡単!泡盛コーヒーの作り方

泡盛コーヒーは自宅で泡盛とコーヒー豆を用意して簡単に手作りすることができる。もちろんコーヒー豆から味わいが抽出されるのに時間がかかるため、漬けてすぐには飲めない。そのぶん毎日風味が変化していく泡盛を見守ることができ、自分好みの濃さに調整できる楽しさがある。
自宅で泡盛コーヒーづくり・用意するもの
用意するものは
・泡盛(度数30%以上のもの)
・コーヒー豆
・耐熱の容器(煮沸消毒できるもの)
・黒砂糖や氷砂糖(甘めが好きな場合)
の4つだ。意外と安く簡単に手に入るものばかりなので手が出しやすい。
・泡盛(度数30%以上のもの)
・コーヒー豆
・耐熱の容器(煮沸消毒できるもの)
・黒砂糖や氷砂糖(甘めが好きな場合)
の4つだ。意外と安く簡単に手に入るものばかりなので手が出しやすい。
自宅で泡盛コーヒーづくり・つくりかた
まずは消毒のため耐熱容器を煮沸してから乾かし、そこに材料を全て入れて作業は完了だ。コーヒー豆は泡盛の量の10%ほどがよい。漬ける期間は好みによるが、1週間前後で飲める状態になる。濃くするためにと漬けすぎると豆の雑味も出てくるので注意が必要だ。スッキリした味わいにしたい場合はコーヒーフィルターで濾してもよい。
4. 泡盛コーヒーの楽しみ方

泡盛コーヒーの一般的な飲み方はオンザロックや冷やしてストレートだ。だが度数が高いものもあるため、よりカジュアルな飲み方も楽しまれている。以下に家で簡単にできる飲み方を紹介する。
牛乳を入れて泡盛カフェラテ
泡盛の牛乳割りは、沖縄の一部で人気の飲み方なのだそうだ。それが美味しければ泡盛コーヒーに牛乳が合わないわけがない。牛乳のほか豆乳や、濃いめが好きならコーヒー用のミルク、またデザートとしてバニラアイスに泡盛コーヒーをかけて食べるのもおすすめだ。
カロリー控えめ・水割りorソーダ割り
ノンシュガーでつくられているor手作りした泡盛コーヒーを水やお湯割り、ソーダ割りで飲むとかなりヘルシーなお酒として楽しめる。不思議なことに泡盛単体では目立たない甘味がコーヒーと合わさることで感じやすくなるのだ。単に美味しいだけでなくダイエット中のお酒としても活躍しそうである。
結論
沖縄ではよく知られる泡盛コーヒーについて紹介した。市販のものはアルコール度数や甘さなどさまざまな種類がでていて、泡盛が苦手な人でもその美味しさに目覚めるきっかけになるかもしれない。ただし飲みやすさが特徴のお酒、飲み方でもあるのでついつい飲みすぎてしまわないように注意したい。