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白酒(しろざけ)とはどんなお酒?甘酒との違いや飲み方も解説

白酒(しろざけ)とはどんなお酒?甘酒との違いや飲み方も解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年6月28日

白酒と聞いて、ひな祭りを連想する人はあまり多くはないだろう。ほとんどの人が子どもでも飲める甘酒を思い浮かべるのではないだろうか。子どもの頃に飲んだのは白酒だったのか、それとも甘酒だったのか。このあたりの違いも含め、本記事では謎多き白酒についてじっくりと解説していこう。

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1. 白酒とは?ひな祭りに飲むの?度数や甘酒との違いも合わせて解説

白酒は見た目だけでは甘酒と似ているが、実は中身は全く異なるものである。ここでは白酒のルーツや味わい、また甘酒との違いを解説していく。

なぜひな祭りに飲まれるのか

桃の節句ともいわれるひな祭りは言い伝えによると、はじめは上巳の節句として男女関係なく邪気を払う行事であり、身のけがれを洗い流すという目的で白酒が飲まれたとされている。また一説では、もともと白酒は中国由来の桃花酒がルーツであるとされ、桃花酒もまた、邪気を払い不老長寿を願うという意味で上巳の節句によく飲まれたと伝えられている。この桃花酒が後に白酒に変わっていったといわれているのだ。

白酒の味わいやアルコール度数

白酒はとろみがあり、ほのかに米の甘みを感じるやさしい飲み口が特徴だ。10%のアルコールを含んでいるため、一般家庭で作ることは禁止されている。では、甘酒との大きな違いとはどんなものなのだろうか。

甘酒との違いとは

白酒と甘酒の大きな違いは、アルコールの有無である。白酒には10%のアルコールが含まれていることに対し、甘酒に含まれるアルコールは1%未満となっているためお酒に分類されず、一般家庭でも作ることが認められているのだ。甘酒は作り方も簡単で、炊いた米に米麹を加えそのまま1日60℃ほどで保温しておくだけで完成だ。米に含まれるデンプンから糖分をたっぷりと引き出した甘い味わいがあり、小さい子どもでも安心して楽しめる。

2. 白酒にはどんな種類がある?味などの違いについて紹介

一言で白酒といっても、ひな祭りに飲まれる白酒の他にさまざまな種類が存在することを覚えておこう。

神事で供えられる白酒

新嘗祭などの神事で供えられる白酒は「しろき」と読み、特別なお神酒とされている。収穫されたばかりの新米を使用して醸造され、白く濁った色合いのため白酒といわれる。酒税法では清酒に分類されている。

どぶろくなどの白酒

どぶろくなどの白く濁った白酒は「はくしゅ」と読む。清酒と同じ工程で製造されるが、最後にしぼってろ過する工程がないことが特徴だ。明治時代に一般家庭での酒づくりが禁止される以前は、農村では自家製のどぶろくを作って飲むことが習慣であったとされ、どぶろくは日本酒の最も初期の形ともいわれている。酒税法では雑酒に分類されている。

中国の白酒

中国にも白酒という種類のお酒があり、これは「パイチュウ」と読む。ブランデーやウイスキーとともに世界3大蒸留酒のひとつである白酒は、1000年以上もの古い歴史を持つお酒である。酒税法ではスピリッツに分類されている。

3. 白酒はどう飲むのが美味しい?おすすめの飲み方・作り方を紹介

白酒は一般的にひな祭りでよく飲まれるお酒のため、普段から白酒をよく飲むという人はあまり多くはないだろうが、ここでは白酒のおすすめの飲み方や作り方、一緒に合わせたい料理を紹介する。

白酒のおすすめの飲み方

白酒の飲み方は、おちょこなどに注いでそのまま飲むことをおすすめしたい。見た目も美しくアレンジする場合は、白酒のルーツである桃花酒にならい、白酒に小さな花びらを浮かべてみるのも趣があっておすすめだ。

白酒の作り方

白酒はみりんや焼酎に蒸したもち米と麹を加えて約1ヵ月熟成させ、その後すりつぶして作られる。酒税法ではリキュール類に分類される。前述の通り白酒はアルコール度数が1%未満の甘酒とは異なり、10%前後のアルコールが含まれているため、一般家庭で作ることは禁止されている。

白酒と合わせたい料理

白酒はひな祭りに飲まれるお酒ということで、一緒に合わせる料理もひな祭りに関連したものがおすすめだ。具材の彩りも鮮やかで、見た目も美しいちらし寿司やあられ寿司、子どもにも人気の手まり寿司、おつまみにも相性抜群の焼きはまぐりなどと一緒に白酒を楽しんでみてはいかがだろうか。

4. 白酒でおすすめなのはどれ?Amazonで買えるものも紹介

白酒にはあまり多くの種類はないが、amazonやその他オンラインサイトなどでいつでも簡単に手に入る。清酒に分類されるものも含め、代表的なものをいくつか紹介していこう。ぜひ、白酒選びのヒントにしてほしい。

江戸の草分 豊島屋の白酒

江戸時代に初めてひな祭りに白酒を飲むことを定着させたのが、この「豊島屋の白酒」である。江戸時代より現在まで伝統製法を守り続けている、いわば白酒の元祖である。180mlのボトルで税抜600円で販売されているが、販売期間が限定されているため購入前によく確認しておこう。

若竹屋 博多練酒

「博多練酒」は室町時代から続く製法を復刻し醸造している。かつては豊臣秀吉にも3大美酒として称された歴史ある銘柄である。白酒とは種類が異なるが、色合いと口当たりは白酒に近く、もともと祝いの席でも飲まれたお酒だったという点も似ている。アルコール度数は3%と低くヨーグルトにも近い酸味と甘みが特徴で、白酒が苦手な人にも飲みやすくおすすめだ。500mlのボトルで税抜1,500円で販売されている。

5. 白酒というお酒について理解して美味しく飲もう

飲む前に白酒というお酒をよく理解しておくことで、より白酒を美味しく楽しめるようになるだろう。とくに飲むシーンにルールなどはないが、せっかく白酒を飲むのであれば、特別な日に飲みたいものだ。

お祝い事で楽しもう

白酒は現在でもひな祭りで飲まれているように、古くから特別な行事の際に飲まれたお酒である。せっかくなら、お祝い事のときに白酒を楽しみたい。大人は白酒、子どもは甘酒を片手に、家族のお祝いに乾杯するのもいいだろう。

結論

これまで白酒と甘酒の違いがよく分からなかった人も、作り方からアルコールの有無まで、これだけの違いがあったということがわかったはずだ。またそれに加え、白酒の持つ古い歴史も知ってもらえたことだろう。今後、白酒を飲む機会があれば歴史背景も思い出しながら、じっくりと味わってみてほしい。
  

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