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ワインの適量はどれくらい?気になる健康や美容への効果とは

ワインの適量はどれくらい?気になる健康や美容への効果とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年6月27日

ワインに限らず、お酒は適量でということはよくいわれているが、具体的にはどれくらいの量なのだろうか。ワインだけでなく、ほかのお酒の適量も併せて紹介し、ワインのもつ健康や美容への効果についても解説していく。

  

1. ワインを適量飲むと健康によい?1日あたりどれくらい飲むべき?男性と女性の違いも解説

ワインの1日の適量は性別や体重、年齢などによって異なる。一般的に女性の方が男性よりも肝臓が小さく、アルコールの血中濃度は高くなりやすい。厚生労働省が発表している節度ある適度な飲酒は、1日平均純アルコール20g程度となっている。このガイドラインに照らしていくと、ワインの適量はグラスワイン1杯から1杯半程度となる。

健康への効果

ワインは適量を飲むと健康によいということを聞いたことがある人もいるだろう。これはワインに含まれるポリフェノールが抗酸化作用を持っているためだ。健康によいとはいえ、飲む量やタイミングには注意が必要だ。

赤ワインを寝る前に飲む?

アメリカの大学の研究では、赤ワインを寝る前に飲むと減量につながる可能性があるという。女性2万人を対象に行った調査では毎日ワインを2杯以上飲む人は肥満率が70%低いという結果になった。この結果ではポリフェノールに含まれるレスベラトールに注目が集まり、脂肪を燃焼しやすいものに変えるということが明らかとなった。

2. ワインを毎日飲むと太る?ペースはどのくらいにすべき?健康的な飲み方を紹介

ワインのカロリーは100mlあたり約75kcalである。アルコール度数が高かったり、糖分量が高いほどカロリーも高くなりやすい。ワイン1本(750ml)では約500kcalとなっている。ワインを1リットル飲んだ場合は約750kcalにもなり、一日の適量を大きく超えてしまうのだ。

ワインを飲むペース

肝臓を休ませるため、週に2日は飲まない日を設定しよう。1週間に2日飲まなければよいというだけでなく、もちろん一日あたりの適量を守りながらの飲酒が必要だ。たまにしか飲まないからという理由で、1日の適量を超えてたくさん飲んでしまうと、飲酒事故のリスクが高まったり、依存してしまう可能性がある。

3. ワインは適量を飲むと美容によいって本当?

ワインを適量飲むと嬉しい美容効果があるといわれている。ワインにはアントシアニンやタンニンなどのポリフェノールがたくさん含まれいて、適量を飲むことで抗酸化作用が期待できるからだ。活性酸素の働きが抑制され、血流を促すことで、美肌効果や冷え対策になるのだ。

甘めのワインは糖質が多め

甘口のワインやデザートワインなどは糖質がやや多めになっているため、糖質を気にする人は考慮して選ぼう。しかし、一般的にはワインの糖質は控えめだ。毎日の適量で糖質を比較をすると赤ワイン1杯で1.5g程度、ビール1杯は3.1g程度となっていて、比較するとワインは糖質が少ないことがわかるだろう。

4. ワイン以外のお酒の適量は?そもそものアルコールの適量ってどのくらい?

次にワイン以外のシャンパンやビール、日本酒やウイスキーなどのお酒の適量を見ていこう。これらの目安はアルコールの適量が1日平均純アルコールで20g程度ということが前提となる。1日あたりの適量の目安として参考にしてほしい。

シャンパン

シャンパンの適量はグラス1杯から2杯程度だ。シャンパンはワインと比較をしてアルコール度数が12%程度と低いことが多いため、飲酒量も抑えやすくなる。

ビール

適量はアルコール度数が5%で500mlの缶ビール1缶程度となる。最近はアルコール度数が高いビールも増えてきているので、購入時や飲む際に注意をしよう。

日本酒

1合となる180mlが適量だ。アルコール度数がワインと比較して高い分、1日に飲むことができるお酒自体の量は少なくなる。

ウイスキー

ダブル1杯となる60mlが目安の適量だ。ハイボールなどウイスキーを使用したお酒の場合は、使用しているウイスキーの量で判断するとよい。

5. 美容や健康によいワインを紹介!適量を飲もう

ワインは適量で楽しめば美容や健康にもよいといわれている。ここでは嬉しい美容効果や健康効果のあるおすすめワインを紹介する

アンチエイジング

赤ワインに含まれているポリフェノールには抗酸化作用がある。抗酸化作用にはシミなどの原因となる活性酸素を除去する働きがあるため、美肌への効果が期待できる。また、抗酸化作用は体内の脂肪燃焼効果にも役立つ。

BARON PHILIPPE DE ROTHSCHILD「MOUTON CADET ROUGE CLASSIQUE」

食事に合わせやすく、完熟したブルーベリーやラズベリーの香りに、ハーブやバニラ、チョコレートのニュアンスを感じることができる赤ワインだ。赤ワインは白ワインよりもアルコール度数が高いことが多いため、適量での飲酒を心がけよう。

デトックス

白ワインは殺菌作用が強く、腸内を菌から守ってくれる働きがある。また、白ワインに含まれるカリウムは体内に溜まったナトリウムの排出にも役立つ。

LOUIS LATOUR「Chablis La Chanfleure」

フランスを代表する造り手が生み出す、新鮮な果実の香りに富んだ白ワインだ。特徴的なミネラルの風味も感じられ、すがすがしい後味を楽しむことができる。1日の適量はグラス1杯から2杯程度だ。

6. ワインの適量を知って正しく飲もう

ワインは適量で正しく飲むと、抗酸化作用や殺菌作用によって美容や健康への効果も期待できる。1日あたりの適量を守り、週に2日は休肝日を設定し、健康的に楽しくワインを飲もう。また、ワインはビールや日本酒などと比較して糖質が控えめだ。1日あたりの適量である1杯を例にあげると糖質はビールの半分程度となる。糖質は減らしたいけど満足感はほしいという人にもぴったりのお酒なのだ。

結論

ワインの適量は1日グラス1杯から2杯、純アルコール量は20g程度だ。赤ワインには抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれ、白ワインには腸内環境を守る殺菌作用があるといわれている。飲みすぎに注意し、健康にも美容にもよいワインを適量で正しく楽しむとよいだろう。
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  • 更新日:

    2020年6月27日

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