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モヒートのアルコール度数はどのくらい?種類別にじっくり解説

モヒートのアルコール度数はどのくらい?種類別にじっくり解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年7月 2日

モヒートとは、主にラムをベースにして作られるキューバ生まれのカクテルである。ミントの風味が豊かで、ライムの酸味も効いたすっきりとした味わいでとても飲みやすく、ついついアルコール度数を忘れて飲み過ぎてしまうこともあるかもしれない。本記事ではさまざまなモヒートのアルコール度数や、アルコール度数の調整方法、またほかのカクテルとのアルコール度数の比較などを解説していく。

  

1. モヒートのアルコール度数は高い?低い?

モヒートのベースとして使用されるラムのアルコール度数をご存じだろうか。ラムはウォッカやジンと並び、カクテルベースとして人気のスピリッツの一種だが、アルコール度数は平均して40度ほどと高いことが特徴だ。では、そんなラムをベースにして作られるモヒートのアルコール度数とは一体どのくらいなのだろう。

一般的なモヒートのアルコール度数

基本レシピをもとに、一般的に作られるモヒートのアルコール度数は平均して10度から20度ほどである。たっぷりの氷とソーダによりラムの高いアルコール度数は薄まるとはいえ、10度でも度数はビールよりも高く、20度では焼酎のロックと大差ない。さっぱりと飲みやすいカクテルとして幅広く人気のモヒートだが、飲みやすさ以上に高いアルコール度数を持つので飲み過ぎには注意したい。

居酒屋のモヒートのアルコール度数

一般的な大衆居酒屋で提供されるモヒートは提供スピードが重要視されることもあって、ソーダで割るだけでモヒートが完成するモヒート・リキュールがよく使用されている。市販されている業務用モヒート・リキュールのアルコール度数は20度前後なので、これをソーダで割ればアルコール度数は10度あたりにまで下がる。このことから、平均的に居酒屋のモヒートはレシピ通りに作られるモヒートに比べてアルコール度数が低いことがわかる。

2. バカルディのモヒートの度数

コウモリのロゴでおなじみのバカルディは、1862年創立の老舗メーカーである。バカルディが完成させたホワイトラムこそが、1890年代にキューバで生まれたカクテル、モヒートの生みの親となったのだ。バカルディは現在でもモヒートの定番ベースとして高い人気を誇っているが、バカルディを使用したモヒートのアルコール度数はどのくらいのものなのか。モヒート・リキュールも含め解説する。

バカルディを使用したモヒートの度数

一般的にバカルディのラムの中でモヒートに使用されるのは「バカルディ・スペリオール」だ。モヒートの生みの親とされるホワイトラムであり、アルコール度数は40度である。「バカルディ・スペリオール」をベースにしたモヒートのアルコール度数は、平均して10度から20度ほどが基本だ。

バカルディのモヒート・リキュールの度数

バカルディからも「バカルディ・クラシック・カクテルズ・モヒート」の名でモヒート・リキュールが発売されている。ソーダで割るだけでバカルディの本格的な味わいを手軽に楽しめるので、こちらも人気商品である。アルコール度数は18度であり、ソーダで割ることでアルコール度数は10度あたりにまで下がる。「バカルディ・スペリオール」を使用したモヒートに比べアルコール度数は低くなる。

3. モヒートのアルコール度数は調節可能!

モヒートの風味は好きだけれど、ラムの強いアルコール感がどうしても苦手という人もいるだろう。しかしモヒートはアルコール度数を調節できるので、お酒に強くない人でも安心して楽しめる。また、お酒が全く飲めない人にはノンアルコールモヒートもおすすめだ。

アルコール度数の調整方法

モヒートに使用するラムは30mlから45mlあたりが平均であり、ソーダを加えることでアルコール度数は10度から20度ほどになる。アルコール度数を10度以下に抑えたい場合は、ラムの量を15mlから20mlあたりに調節すればOKだ。また、砂糖の量も少し多めに調節すると甘口で飲みやすく、お酒に強くない人にもおすすめできる。

ノンアルコールモヒートのレシピ

ノンアルコールモヒートの作り方は、基本的にはモヒートと同じである。グラスにライム、砂糖、ミントを入れ、軽く潰してから氷を入れ、サイダーを注いだら完成だ。このノンアルコールモヒートのレシピは、ヴァージン・モヒートともいわれる。暑い日には氷をかき氷状にして、フローズン・ヴァージン・モヒートでも美味しく楽しめる。

4. モヒートとほかのお酒やカクテルの度数を比較

カクテルにはさまざまな種類があるが、モヒートのアルコール度数は10度から20度ほどなので、少し強めのアルコール度数のカクテルに分類されるだろう。ここでは、モヒートといろいろなカクテルとのアルコール度数を比較していく。またお酒が強くない人でも飲みやすいカクテルの見分け方も紹介しよう。

いろいろなカクテルの度数を比較

たとえばカクテルの王様ともいわれるジンベースの「マティーニ」は辛口のカクテルで、アルコール度数は30度を超えるほど高いので、モヒートと比較してもそのアルコール度数の高さからお酒が苦手な人には飲みづらいといえる。しかし対照的に甘口のカクテルで女性からも人気の「カルーア・ミルク」のアルコール度数は8度以下と低い。またオレンジジュースで割った「ファジー・ネーブル」や「マリブ・オレンジ」のアルコール度数も8度以下なので、お酒が強くない人でも美味しく楽しめるだろう。では、アルコール度数の高いカクテルと低いカクテルの見分け方とはどんなものだろうか。

度数が強いカクテルの見分け方とは

アルコール度数の見分け方はわかりやすい。ポイントは、カクテルベースになるお酒の種類である。ジンやウォッカ、ラムやウイスキーなどアルコール度数が平均して40度ほどのお酒をベースに使用した場合、カクテルのアルコール度数は高くなる。しかしリキュールがベースの場合はリキュール自体のアルコール度数が平均して20度ほどなので、カクテルのアルコール度数は低くなる。飲みやすいカクテルを探す際のポイントとして押さえておこう。

結論

モヒートは世界中で愛飲されている定番カクテルだが、その飲みやすさ以上にアルコール度数は意外に高かったのだ。しかしモヒートはラムを少なめにしても、またノンアルコールでも、どんなスタイルで飲んでも美味しいカクテルでもある。ぜひ好みのスタイルでモヒートを楽しんでもらいたい。
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  • 更新日:

    2020年7月 2日

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