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カクテル「アマレットジンジャー」をイメージした写真

アマレットジンジャーとは?カクテルレシピや合うおつまみも紹介!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年11月25日

絶妙な甘さと辛さで人気の「アマレットジンジャー」というカクテルについて、その味わいやアルコール度数などの基礎知識を解説するとともに、ご家庭で作るためのレシピやアマレットジンジャーに合うおつまみなども紹介する。

  

1. アマレットジンジャーとはどんなカクテル?

グラスに入ったアマレットジンジャーのイメージ写真
まずは、アマレットジンジャーというカクテルの基本的なところから解説していこう。

アマレットベースのカクテル

アマレットジンジャーとは名前からも想像できるように、イタリア生まれのリキュール「アマレット」をベースに、ジンジャーエールを加えて作るシンプルなカクテルだ。男女問わず、また食前酒や食後酒としてなど幅広く飲まれている人気のカクテルでもある。

【アマレットとはどんなリキュール?】

アマレットジンジャーのベースとなるアマレットは「愛のリキュール」ともいわれている。ルネサンス期のイタリアで、一人の画家と宿屋の女主人が出逢う。女主人に惚れ込んだ画家は聖母マリアのモデルに彼女を描き、その返礼として甘いリキュールを画家に贈ったという。これがアマレットの原型といわれている。
現在のアマレットの原料にはアンズの核をはじめ、さまざまなハーブが使用されている。まるでアーモンドのようなほろ苦く甘い香りが特徴で、イタリアの伝統菓子であるアマレッティに香りが似ていることから「アマレット」と名付けられた。

アマレットジンジャーの味わい

アマレットの味わいは同じような原料の「杏仁豆腐」に近いものがある。甘さが特徴的なリキュールだ。そこへジンジャーエールのピリッとした辛さや炭酸の爽快さが加わることで、非常に飲みやすいカクテルに仕上がる。強いアルコールが苦手な方、アルコール感が苦手な方などにも飲みやすく、食前酒としても食後酒としても合う。
風味自体は杏仁豆腐に近いものの、実際には甘さの中にかすかな苦みも感じるのがアマレットジンジャーの特徴でもある。なおアマレットを牛乳で割るとその味わいが杏仁豆腐に近くなる。これはこれで人気だ。

アマレットジンジャーのアルコール度数

アマレットのアルコール度数は銘柄で異なるが、平均28度あたりだ。これはリキュールの中でもやや高い部類に入る。一般的な焼酎のアルコール度数が20〜25度程度なので、それよりも少々高めといったところだろう。アマレットジンジャーはジンジャーエールで割るため、最終的なアルコール度数は8度程度に落ち着くが、それでも5度程度のビールよりも若干高めだ。

アマレットジンジャーのカロリー

リキュールを使用したカクテルは甘くて飲みやすいものが多いが、それゆえカロリーが気になるところだろう。アマレットは糖分の多いリキュールで、100ml約300kcalとされている。1杯あたりアマレット30ml、ジンジャーエール90mlとした場合、約130kcalになる計算だ。

2. アマレットジンジャーのレシピ

グラスに入ったアマレットジンジャーのイメージと生姜やレモンなどの写真
アマレットジンジャーは作り方がシンプルなので、ご家庭でも手軽に楽しむことができる。

アマレットジンジャーのレシピ

【材料と道具】

  • アマレット:30ml
  • ジンジャーエール:90〜120ml
  • 氷:適量
  • レモン:串切りサイズ1/8個
  • コリンズグラス
  • マドラー
氷の種類は問わない。またレモンはスライスしたものなどでもOKだ。できればタンブラーよりも細めで背が高いコリンズグラスを使いたいところだが、なければご家庭にあるもので代用しよう。

【作り方】

  • グラスに氷を入れてアマレットを注ぎ入れる
  • ジンジャーエールを静かに注ぐ(炭酸が抜けないようにするため)
  • 軽くステアしたのち、グラスの縁にレモンを挿す(提供する)
  • レモンをひと絞りして軽くステアすれば完成
飲む直前に作るのがおすすめだ。レモンを挿してテーブルへ運んだら、すぐにレモンを絞って軽くステアしよう。アルコール感が苦手な方はアマレットの分量を減らしたり、ジンジャーエールの分量を増やしたりして調節しよう。

3. アマレットジンジャーはジンジャーエールで味わいが変わる

グラスに入ったジンジャーエールの写真
アマレットジンジャーはシンプルだからこそ、ジンジャーエールの役割が重要になる。

味の決め手はジンジャーエール

甘口がお好みなら甘いジンジャーエールを、辛口がお好みなら辛口のジンジャーエールを選ぼう。アマレット自体が甘いリキュールなので、対照的に辛口または甘さ控えめのドライ系ジンジャーエールを選ぶと、甘さと辛さの絶妙なハーモニーを楽しめる。ジンジャーエールも銘柄で味わいが変わるので、いろいろ試してみてもよいだろう。

4. アマレットジンジャーに合うおすすめのおつまみ3選

アマレットジンジャーに合うナッツの写真
アマレットジンジャーには、お酒に定番のおつまみが合う。

ミックスナッツ

アマレットのアーモンドのような風味はナッツと相性がよい。ナッツは栄養が豊富なうえ満腹感が得られやすいことから、お酒のおつまみとしてピッタリだ。

チーズ

チーズの濃厚な味わいはアマレットジンジャーによく合う。余韻も楽しめる味のハーモニーをじっくり楽しもう。焼きチーズや生ハムと合わせるのもおすすめだ。

サラミ

アマレットジンジャーの爽やかな飲み口は、サラミなど肉系のおつまみとも相性がよい。口の中の油っぽさが消えて後味をさっぱり楽しめる。

5. アマレットを使ったさまざまなカクテル

グラスに入った「ゴッド・ファーザー」の写真
アマレットを使ったカクテルは意外と多い。たとえば「ゴッド・ファーザー」や「フレンチ・コネクション」といったアルコール度数の高いカクテルにもアマレットが使われている。あるいは「アンジュ」「アル・カポネ」といったショートカクテルや「アマレット・ティー」「アマレット・ミルク」といったホットカクテルなどもそうである。よりアマレット本来の風味を楽しみたい方には、ジンジャーエールではなくソーダで割る「アマレット・ソーダ」などもおすすめだ。

6. ほろ苦く甘い恋の味「アマレットジンジャー」をぜひ作ってみよう

グラスに入ったアマレットジンジャーをイメージした写真
アマレットジンジャーはたいへん飲みやすいカクテルなので、甘口が好きな方、辛口が好きな方どちらも美味しく楽しむことができるだろう。ルネサンス期のイタリアで生まれた恋物語に思いを馳せながら、ぜひ今宵はアマレットジンジャーでゆったりとしたひとときを過ごしてみてはいかがだろうか?

結論

アマレットジンジャーは、飲むシーンを選ばず誰でも美味しく楽しめるカクテルだ。レシピが簡単なうえアマレットも安価で手に入りやすいため、初心者の方にもぜひおすすめしたい。いろいろなジンジャーエールで味わいの変化を楽しみつつ、自分好みの1杯を作ってみてほしい。
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  • 公開日:

    2020年7月 2日

  • 更新日:

    2021年11月25日

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